『週刊少年ジャンプ』2008年22・23合併号 感想

『BLEACH』(BLEACH -104. Turn Back The Pendulum 5)
一週間で9年が過ぎた(笑)。マユリは浦原の下でしっかり働いてるみたいだね。
六車は九番隊隊長で、ましろがそこの副隊長だった。
六車とましろのやりとりは、日番谷と乱菊さんを思い出させるなあ。
夜一さん、浦原、ヴァイザードの面々がごっそりソウル・ソサエティからいなくなったわけだから、こんなに大量に隊長、副隊長が抜けた時は、残された面々がさぞや苦労したんだろう。

子供の檜佐木がめっちゃかわいい。このボロボロ泣いてる子供が、いまやあのしっかり者の檜佐木だよ。
そうか、九番隊に助けられて生き延びて、そこの副隊長までのぼりつめたのか。

『ONE PIECE』(第498話 “11人の超新星”)
新キャラが多すぎて覚えられない……てゆーか、このうち何人がこれからストーリーにからんでくるんだろう。
いくらなんでも全員ではないだろう(ストーリーがごちゃごちゃになっちゃうよ)。

もうすぐ500話。
わりときりのいい数字で大転換することが多いので、今回もそのパターンかなあ、と思ったりして。
状況的にも大事件が起きそうな気配だしね。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』(標的191 笹川了平VS.γ)
リボーンはホログラムだったって……なんで、その発想が出なかった、私。
ホログラム相手にホンキでビビってるツナがかわいい。なんかもう、条件反射?

頭を冷やす時間を与えるために、獄寺を拘束したらしい了平。
了平も大人になったもんだなあ。
しかし、リングそのものの力とそれを使いこなす能力が求められる10年後の世界では、どんだけ了平ががんばって強くなっても、ボンゴレリングを持ってる獄寺の方が強いのかなあ、と思うと複雑な気持ち。

『ぬらりひょんの孫』(第八幕 リクオ、旧鼠の牙と対峙する)
センターカラー。リクオ様が美人だよっ。
右下の美人さんは誰かと思ったら首無?
どうも、首無を見てると頭脚人間&首なし人間(from『未確認少年ゲドー』)を思い出してしまうんだけど……。

ゆらちゃんとカナちゃんを助けるため、三代目を継がない、という回状を出すと言ってきかないリクオ君。
弱気だけどなかなかガンコな子だよな。
その前に現れたもう一人の「リクオ」。
「本当は知ってるはずだぜ、自分の本当の力を」とゆーことは、リクオ君が認めたくないあまりに目をつぶってただけで、本当は自分の中にいる存在を感じ取っていたとゆーことなのか?

久しぶりにリクオ様、降臨。
美人! かっこいい! テンションあがる~! なんかわかんないけど燃える~!(萌える、でも可)
なんでこんなにリクオ様が好きなんだろう、私(苦笑)。
「夜のリクオ様はなんとたのもしいのでしょう」とつぶやく雪女に激しく同意!

ついに、妖怪としての自分の存在を認めざるを得なくなったリクオくんは、これからどういうふうに、もう一人の自分と折り合いをつけてゆくんだろうか。
それにしても、リクオ君のとこに駆けつけるだけで吐血してる鴆を、出入りに連れてけるわけないよなあ。
もしかして鴆はリクオ様を見たかっただけなのかな?

退場してくれた旧鼠に引き続き、牛鬼がやたら気持ち悪い。

『ダブルアーツ』(第6話 “体温”)
協会から護衛部隊が来るまで、自分たちを守ってもらうための護衛役を探しにシスターの隠れ宿を訪れたエルーとキリ。
エルーは部外者を巻き込みたくないと言ってるけど、スイの方は喜んで巻き込まれてくれるんじゃないかなあ、と思う。

トロイに罹っているシスターたちは、トロイに罹っている人にしか触れることができない。
知ってはいたけれど、それが意味するところをようやく肌で理解したキリ。
シスターたちはああいった隠れ宿で、肩を寄せ合い慰めあって、そうしてまた孤独な旅に出かけるのだなあ。
感染病ということは肉親を同じ病で失ってしまっている子も多いだろうし、平均寿命も相当に短いんだろう。
そう考えると、今までの明るいトーンとは裏腹に、実に重いもんを抱え込んでるマンガなのだなあ、と思う。

今まで、自分にできることがあるんなら手伝ってもいいよ、という姿勢だったのに、自分にできることがあるのならなんでもやってやりたい、と思い始めたキリ。
この子もまた、重いものを背負わされてしまったんだなあ。

『D.Gray-man』(第157夜 レスタティーヴォ)
中央庁に出向くことになったクロス元帥。
おおっ、普通にスーツ姿だとまっとうな人(笑)に見えるぞ。
クロスが何かしでかすんじゃないかと心配するコムイの気持ちはよくわかる。

リナリーの新しいイノセンスは「寄生型」でも「装備型」でもないらしい。
そんなわけでコムイ命名「結晶型」。リナリーが名乗るんで、キレイな名前にしといたのか?(笑)
装備型より制御が簡単で、本人の血があれば自己修復できる。
もし、寿命が縮まったりしないんなら、理想的な型と言えるのかな?
それにしても、「武器化」ってのは制御できるレベルまで力を落とすってことだったんだ。
とゆーことは、リナリーのダークブーツも今のスペックが元々の力で、前はデチューンされてたってこと?
なんかもったいない話。制御できなきゃ意味がない、ってのはわかるんだけど。

ところで、リナリーと目があった時、とっさにコムイが顔をそむけた理由がわからない。
なんか隠し事でもあるのか?

次期ブックマンとして、ブックマンと密談しているラビ。
ブックマンは歴史を綴るのが役目だから、必要以上に戦いに介入するのは本末転倒ってのはわかるけど、果たして、ラビがこの戦いから自分の意志で手を引くことができるのか?
「ズキッてすんな!!」って自分に言い聞かせてるってことは、自分でも自信がないようだが。

『サムライうさぎ』(第五十七羽 小袋の中身)
「一発当てりゃあこっちの勝ちなんだからよ」と言いつつ、一発も当てられない摂津殿。
どんだけ剣術ヘタなんだ、と言いたいとこだけど、相手が悪いってのもあるからなあ。
でもまあ、どんだけ剣術へたでも、今まできっちり志乃ちゃんを守り続けてきたんだよなあ、と思うと、こういう兄が妹をまかせる相手として選んだ伍助って、ものすごい信頼されてんだなあ、と今更ながらに再認識。
摂津殿、人を見る目は間違いない!

「もっと目を開けてもダメっすか?」と素で言う千代吉がかわいい。
多分、読者がみんな同じこと思ってる(笑)。