『週刊少年ジャンプ』2008年21号 感想

『D.Gray-man』(第156夜 next stage)
巻頭カラー。ものすごくひさしぶりのような気が。
なんか、星野先生としては珍しい色遣いのような感じがする。
神田のほっぺたをつねるとは、リナリー無敵(笑)。
リナリーにしてみれば、おさななじみで家族だからね。この二人は絶対にくっつかない、と確信できる。
逆に実の兄であるコムイの方がありえそうな気がするから不思議(←私だけ?)。

クロス元帥に粉砕されたレベル4。
おいしいところもってくな、クロス元帥。

意識朦朧な状態でもがんばり続けてたミランダ。この人は教団に入って間もないのに、ホントに身を削って働くよなあ。
何もできないと自分を責め続けた時間が長すぎたから、その反動なのかもしれない。
マリ×ミランダはありかも、と思ったりして。

ティエドール元帥は科学班の連中を守ってくれてた! ありがとう!
バク支部長も生きてて何より。
ブックマンは自分の髪が生きてるかを心配してるようだけど、そんなに大事だったのか、あの髪。

愁嘆場を避けるように、一人で姿を消した神田。
誰かの前で泣くような人じゃないし、泣いてる人を慰めてあげるのも不得手そうだし、誰かが泣いてるのをじっとみつめてるのも耐えがたかったりするんだろうな。
割と、そういう面では弱い人なのかもしれないと思う。

ぼろぼろになって動けなくなってたアレン。
やっぱり助けてくれないんだ、クロス元帥。
そんなアレンを運んでくれたリンク。
リンクも壮絶な現場を見て、エクソシストという存在に対する意識を変えたのかもしれない。

コムイも、タップの最期を見届けたかったのかもしれない。
だけど、コムイの判断を待つ事案が山積み状態。
黙って一礼して、仕事に戻るコムイの姿がせつなすぎる……。

ほんとにたくさんのものを失った「長い朝」だったんだなあ。

『BLEACH』(BLEACH -105. Turn Back The Pendulum4)
新設する技術開発局の副局長としてマユリをスカウトした浦原。
おまけに、自分が死ねば局長になれるよ、とまで言う。
浦原はマユリよりも得体が知れない。

まだ幼い感じの残る白哉兄さんが登場。
めっちゃかわいい。夜一さんが「白哉坊」と呼んでかわいがる気持ちがものすごくよくわかる。
これはからかいがいがあるわ(笑)。
「すぐ熱くなる癖が抜ければ」とかおじいちゃんに言われてるけど、今じゃ冷静すぎるキャラになっちゃってるもんな。
本来、熱くなりすぎる性格なところに、ブレーキをかけすぎちゃって、今の状態なのかな?

真央霊術院を一年で卒業した天才児・ギン。
初めて会ったその日から、藍染様のお気に入りになった様子。
こんなのを下に二人も抱えた平子が気の毒すぎるっ。

『ONE PIECE』(第497話 “シャボン舞う諸島の冒険”)
前半部分はいかにもファンタジー! って感じでほのぼのだったのに、後半部分で一気にダークな雰囲気に。

「世界貴族」と呼ばれる人たちが登場。
この人たちを傷つけると、海軍本部の大将が軍を率いてやってくるらしい。
青キジの性格を考えると、こんな連中を守るのさぞやイヤイヤだろうなあ。
800年前のご先祖の威光を振りかざす「世界貴族」。
これが、ドラゴンが倒そうとしているものなんだろうか。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』(標的190 VS.γ)
了平&獄寺と対面するガンマ。
えらく自信満々。雲雀が二人がかりできても勝てるらしい。
その自信の根拠はあるようだけど、それだけに、これから先のやられっぷりが目に浮かぶような(苦笑)。

リボーンがメローネ基地に登場!
どうやってもぐりこんだっ。てゆーか、アジトから出られないからだじゃなかったのか?

『ダブルアーツ』(第5話 “特別”)
キリの「元彼女」のスイ。しかし、スイの「今彼」は10人以上いるらしい。
スイには「彼」「彼女」の言葉の定義から問いただしてみたい(苦笑)。

ようやく明らかになったキリの「力」。
人の能力を引き出す特殊な能力。
こういう前提があったから、キリもキリの両親も、トロイの件をすんなりと受け入れられたんだろうね。
「案外、もしかすると、あんたのためにあった力なのかもしんないな」って、天然タラシだ(笑)。

開けちゃいけないはずの仕切りのカーテンを、開けちゃってるキリ。
でも、気持ちはわかるなあ。
そうか、アザつくっても黙って耐えてたんだね、キリ(泣)。