『暗殺教室』第11話 集会の時間 感想、もしくは、無価値であることに価値がある子供たちの反抗
今号のこの掲載位置はナニゴト~。
実質トップやないか~。
いかん、めっちゃ落ち着かない(←巻末に慣れすぎているネウロファン特有の症状と思われる)。
ジャンプフェスタの告知ページにも、アニメ化作品の主人公たちにまぎれて殺せんせーが載ってるし、もしかして人気があるのかな(←なにげに失礼)。
さて、今回の表紙は生徒紹介シリーズ。
E組のなかでも個性が強い面々らしいが、奥の方にいる綺羅々ちゃんというそのままキラキラネームな子が気になる!
あっ、コミックスの1巻は11月に出るのか。待ち遠しいなあ。
『魔人探偵脳噛ネウロ』の時は、コミックスでのサービスが多かったので、今回も期待してますよ、松井せんせー!
ところで、「No1学園触手漫画」って、誰とNo1を競ってるんだ……。
月に1度の全校集会ということで、いつもの教室を離れているE組の連中。
E組はずっと山の中の隔離教室にいるのかと思ったら、全校集会には出るのね。
まあ、「見せしめ」ということでE組が存在しているのなら、たまには文字通り「さらす」ことが必要なのか。
で、もともとE組は悪い意味で注目の的だったんだろうけど、今回は別の意味で注目の的。
シュっとしたかっこいいお兄さん、巨乳で美人な外人のお姉さん、そんな先生方とやけに親しげで楽しそうなE組……。
多分、殺せんせーが来る前のE組の子供たちは、集会の間、ずっと下を向いて、屈辱に耐えながら時間が過ぎるのを待っていたんだろうね。
で、それが、E組の存在意義だった。
でも、今では陰湿な扱いに憤ってくれる烏間先生とイリーナ先生がいて、何よりもさりげに守ってくれる殺せんせーがいる。
だから、E組のみんなはもう下を向かない。
他のクラスの生徒たちよりもよっぽど生き生きと振る舞っている。
けれど、それはE組の「存在意義」にはむかう行為なんだよね。
学校側からみれば。
実際問題として、あんな歪んだ教育を受けていたら、高校や大学の進学率が高くなったとしても、社会に出た時にその弊害が現れるような気がするんだが、理事長の「合理性」は進学率という数字に対する合理性だから、子供たちの将来までは考慮に入ってないんだろうなあ。
ところで、今回の読んで「ああ、そういうもんだよなあ」と思ったのは、「誰だよ笑い所つぶした奴!!」って台詞。
やられているE組の子供たちはそれを「屈辱的」と受け止めているのに、やっている方にとっては「笑い所」でしかないんだよね。
この薄気味悪いギャップが、なんかリアルでやだなあ、と思った。
でも、だからこそ、殺せんせーが手書きでつくってくれた資料をみつめている渚くんの、「大丈夫、今の僕たちには殺せんせーがいるんだから」って勝手にアテレコしちゃいたくなるような表情に、ものすごくホッとしたんだよね。
そんなこんなで無事に終了した全校集会。
でも、E組の変化は誰の目からみても明らかだった。
それはつまり、E組の「価値」を下げる方向への変化だったわけだけど。
脅されてる渚くんを助けようとした烏間先生を止めた時の、にやにやしてる殺せんせーの顔が、余裕かましてる時の縞模様で、本当に信じきってるんだなあ、って思った。
でも、信じてはいても、烏間先生を怒らせるのを承知で、わざわざ集会に出向いてきたわけで、そこんとこ過保護というか心配性な感じがして、なんかかわいい。
「殺そうとした事なんて無いくせに」
と言った時の渚くんが、びっくりするほど美人だった。
自分たちはものすごい経験をしてるんだよ! お子様なんか相手になんかしないよ! と言わんばかりのドヤ顔!
私の中で渚くんが、黒子くんに並ぶ『ジャンプ』連載マンガの美人キャラの双璧に昇格した!(←ちょっと前まで黒子くんとリクオ様がツートップだった)
ところで、こんな集会の顛末をきいたら、カルマ君が「おれも集会に出たかった」とか言い出しそうだ(笑)。
殺せんせーが来て以来、自然に囲まれた隔離教室は、表向きは殺せんせーを殺すための「狩り場」であり、子供たちにとっては殺せんせーという絶対的な存在に守られた「楽園」だった。
そんな特別な「教室」の中で閉じていたストーリーが、「学校」単位に広がった今回。
でも、出発点を考えれば、「地球」規模のストーリーなんだよね、実は(苦笑)。
こんだけスケール感がよくわからないマンガもめずらしい。
ところで読み返してみると、あいかわらず文章が脈略ないね。
まあ、ウィークリーで書く感想はこんなもんだよ。うん(←開き直りっ)。
実質トップやないか~。
いかん、めっちゃ落ち着かない(←巻末に慣れすぎているネウロファン特有の症状と思われる)。
ジャンプフェスタの告知ページにも、アニメ化作品の主人公たちにまぎれて殺せんせーが載ってるし、もしかして人気があるのかな(←なにげに失礼)。
さて、今回の表紙は生徒紹介シリーズ。
E組のなかでも個性が強い面々らしいが、奥の方にいる綺羅々ちゃんというそのままキラキラネームな子が気になる!
あっ、コミックスの1巻は11月に出るのか。待ち遠しいなあ。
『魔人探偵脳噛ネウロ』の時は、コミックスでのサービスが多かったので、今回も期待してますよ、松井せんせー!
ところで、「No1学園触手漫画」って、誰とNo1を競ってるんだ……。
月に1度の全校集会ということで、いつもの教室を離れているE組の連中。
E組はずっと山の中の隔離教室にいるのかと思ったら、全校集会には出るのね。
まあ、「見せしめ」ということでE組が存在しているのなら、たまには文字通り「さらす」ことが必要なのか。
で、もともとE組は悪い意味で注目の的だったんだろうけど、今回は別の意味で注目の的。
シュっとしたかっこいいお兄さん、巨乳で美人な外人のお姉さん、そんな先生方とやけに親しげで楽しそうなE組……。
多分、殺せんせーが来る前のE組の子供たちは、集会の間、ずっと下を向いて、屈辱に耐えながら時間が過ぎるのを待っていたんだろうね。
で、それが、E組の存在意義だった。
でも、今では陰湿な扱いに憤ってくれる烏間先生とイリーナ先生がいて、何よりもさりげに守ってくれる殺せんせーがいる。
だから、E組のみんなはもう下を向かない。
他のクラスの生徒たちよりもよっぽど生き生きと振る舞っている。
けれど、それはE組の「存在意義」にはむかう行為なんだよね。
学校側からみれば。
実際問題として、あんな歪んだ教育を受けていたら、高校や大学の進学率が高くなったとしても、社会に出た時にその弊害が現れるような気がするんだが、理事長の「合理性」は進学率という数字に対する合理性だから、子供たちの将来までは考慮に入ってないんだろうなあ。
ところで、今回の読んで「ああ、そういうもんだよなあ」と思ったのは、「誰だよ笑い所つぶした奴!!」って台詞。
やられているE組の子供たちはそれを「屈辱的」と受け止めているのに、やっている方にとっては「笑い所」でしかないんだよね。
この薄気味悪いギャップが、なんかリアルでやだなあ、と思った。
でも、だからこそ、殺せんせーが手書きでつくってくれた資料をみつめている渚くんの、「大丈夫、今の僕たちには殺せんせーがいるんだから」って勝手にアテレコしちゃいたくなるような表情に、ものすごくホッとしたんだよね。
そんなこんなで無事に終了した全校集会。
でも、E組の変化は誰の目からみても明らかだった。
それはつまり、E組の「価値」を下げる方向への変化だったわけだけど。
脅されてる渚くんを助けようとした烏間先生を止めた時の、にやにやしてる殺せんせーの顔が、余裕かましてる時の縞模様で、本当に信じきってるんだなあ、って思った。
でも、信じてはいても、烏間先生を怒らせるのを承知で、わざわざ集会に出向いてきたわけで、そこんとこ過保護というか心配性な感じがして、なんかかわいい。
「殺そうとした事なんて無いくせに」
と言った時の渚くんが、びっくりするほど美人だった。
自分たちはものすごい経験をしてるんだよ! お子様なんか相手になんかしないよ! と言わんばかりのドヤ顔!
私の中で渚くんが、黒子くんに並ぶ『ジャンプ』連載マンガの美人キャラの双璧に昇格した!(←ちょっと前まで黒子くんとリクオ様がツートップだった)
ところで、こんな集会の顛末をきいたら、カルマ君が「おれも集会に出たかった」とか言い出しそうだ(笑)。
殺せんせーが来て以来、自然に囲まれた隔離教室は、表向きは殺せんせーを殺すための「狩り場」であり、子供たちにとっては殺せんせーという絶対的な存在に守られた「楽園」だった。
そんな特別な「教室」の中で閉じていたストーリーが、「学校」単位に広がった今回。
でも、出発点を考えれば、「地球」規模のストーリーなんだよね、実は(苦笑)。
こんだけスケール感がよくわからないマンガもめずらしい。
ところで読み返してみると、あいかわらず文章が脈略ないね。
まあ、ウィークリーで書く感想はこんなもんだよ。うん(←開き直りっ)。