『暗殺教室』第12話 支配者の時間 感想、もしくは、子供たちの支配者と子供たちの守護者の邂逅

今回の表紙は、渚くんとカルマくんと茅野ちゃんで暗殺者コスプレ。
茅野ちゃんがかわいすぎる~(じたばた)。
それにしてもあいかわらず、渚くんが男の子にも女の子にもみえる。


冒頭からいきなし殺せんせーが増殖しとる。
いやあ、マンツーマンの授業とか贅沢どすなあ。

ただでさえチートすぎると評判の殺せんせーは、渚くんによると、チートっぷりを増しているらしい。
いや、ただでさえ最強キャラなのに成長させてどうする。

これは、能力が増していっているということなのか、能力をコントロールする技術が磨かれていってるということなのか。


「1年後に地球を滅ぼす準備なのかな」
パワーアップした殺せんせーにそんなことを思う渚くん。
殺せんせーをどれだけ慕っていても、やっぱり「地球を滅ぼすかもしれない存在」であるということは、無視できないんだろうなあ。

でも、結局のところ「なんにしても」程度の軽さで打ち消しちゃったりして……。

こういうのって、地球が滅びるなんてスケールが大きすぎる話に対するリアリティがわかない、ってのもあるんだろうけど、1年後の滅亡より、今の楽しい学校生活の方が大事っていうことなんだろうね。
学校が地獄状態だった時期があっただけに、今の楽しさを少しでも損ないたくないんだろうなあ。


さて、先週で伏線を張られた理事長先生の妨害工作がはやくも登場。
展開がはやいなっ。
てか、しょっぱなっから理事長先生みずからが隔離校舎に乗り込んでくるとわ。

顔がみえてなかったんで、なんとなく『魔人探偵脳噛ネウロ』の早坂兄みたいなのを想像してたんだけど、もっとさわやか系だった(←そりゃあ、あんなにみるからにあやしい人が理事長してたら学校の信頼性ゼロだよな)。
まあ、うさんくささは早坂兄に負けず劣らず、って感じだけどね。

「学はない」とか腰の低そうなことを言いつつ、やさしげな笑みを浮かべつつ、だけど、自分の要求を突きつけるだけ突きつけて、誰の言葉も聞く気がないなこの人。


ところでもしかして、理事長先生は殺せんせーの正体を知ってる?
そこんところがものすご~く気になる。


殺せんせーと理事長先生の初対決は、理事長先生の圧勝のもよう。
あれだけ頭がいい殺せんせーがなんで知恵の輪がとけないかな。
「1秒」とか制限つけられてテンパったのかな。
理事長先生が殺せんせーの正体を知ってるとしたら、テンパりやすい性格だ、とか、実はパズル類が苦手だ、とかいう情報を持ってる可能性もありそうだ。


とにもかくにも、ついに現れた殺せんせーの天敵。
来週は触手攻めにあってるかもしれないけどな(爆)。


回想シーンの渚くんが、『魔人探偵脳噛ネウロ』の犯人みたいな豹変っぷりで笑った。
犬耳のカチューシャつけてヒステリアやって欲しい(笑)。