『ワールドトリガー』第137話 「香取隊」 感想

ようやく三雲隊がしゃべった(苦笑)。
いや、長かったよなあ。
まあ、主役の一角である迅さんがずっと出張ってたので、主役はどこ~? というわけでもないんだろうが。

方針に迷いがなくなったせいか、これまでのランク戦に比べて、オサムがだいぶ落ち着いてる感じだなあ。
前までは考えすぎで疲れてよれよれしてたもんな。
「頼んだぞ、千佳」と言われて「うん!」と応えるチカちゃんも、ちょっと頼もしい感じ。

チカちゃんを意識して建物が多いマップを選ぶと、オサムの仕事がはかどることになるのか。
これは、対戦相手もしんどいなあ。

ユーマの印象をきかれて「いいやつそうだった」と答える柿崎さんの、いいやつオーラがすごいです。
柿崎隊はなごやかだなあ。
柿崎さんは、チームが大事だし、自分の隊員を信じているからこそ、今のB級13位という位置に不満がありそう。
自分がもっとしっかりしてれば、もっと上にいけてるはずなんだ、とか思ってるんかな。
でも、B級上位グループの層の厚さはかなりなもんだけど、中位グループも結構、激戦区だよね。
ガロプラ侵攻であれだけ活躍していた諏訪隊、荒船隊、那須隊がいたりするんだもん。

ところで、照屋ちゃんがやっぱりかわええ。
意外と強気っぽく隊長をささえてる感じなとこもよい。

一方、香取隊はギスギスしていた。
隊長である香取ちゃんが、あんな投げやりな態度では、そりゃあうまくいかないよな。
なんとゆーか、おさななじみが集まってできた、って感じの部隊だな、ここ。
うまくいってる時はいいけど、つまずくとリードをとる人がいない。
華さんが案外、そういうポジションなのかな、とも思ってたけど、なんか無関心っぽいし。それとも、あえて放置してるのかな。

香取ちゃんはプライド高いし、それに見合った能力も持ち合わせてるけど、突き抜けるほどの何かを持ち合わせていないって感じなのかな。どちらかというとメンタルの部分で。

で、若村くんが意外と熱血で驚いた。
若村くんが起こり続けてる見開きページのコマ割りが、ずっとななめってて、不安定感がこわかった。
あと、若村くん、犬飼の弟子だったのね。

「工業地区」というのは以前から候補としてはお披露目されていたマップだけど、戦いの舞台としてはなかなかわくわくするね。
足場が多くて、高低差もあって、ごちゃごちゃしてて死角が多そうな感じが。