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『週刊少年ジャンプ』の2018年についてちょこっと感想

『週刊少年ジャンプ』創刊50周年のめでたい年もそろそろ終わり、ということで、今年のジャンプについてちょっと書いてみようかと思った次第。 今年一番うれしかったニュースはなんといっても『ワールドトリガー』の連載再開! いやあ、2年近く休載してたのに、先週もちゃんと載ってましたよ、的にさらっと再開したよ! すぐにSQ.にうつってしまったけれど、少しずつでもストーリーが進んでくれるのは本当にありがたいことです。 あと、今年の収穫はやっぱり『アクタージュ act-age』と『呪術廻戦』の連載がはじまって、しっかり生き残ってくれたことだった。 この2作は本当におもしろい。 『呪術廻戦』はジャンプの王道のようでもあり邪道のようでもあり詭道のようでもあると感じる。 「詭道」というとdisってるように受け取られるかもしれないんだけど、一応、ほめてるつもり。 なんというか、あえて微妙にはずして、いきなりすごいとこから攻めようと虎視眈々と狙っているんじゃないか疑惑がある、くらいの意味……かな? 『アクタージュ act-age』は正直、あまりにもジャンプっぽくないマンガなので、これどういう勝算があって始めたの? 感があったんだけど、途中からわけわからんおもしろさを発揮しはじめた。 どこらへんからだろう、と思うと、千世子ちゃんが本格的に登場したところだよね。 千世子ちゃんの何がすごいって、気の抜けたコマがひとつもない、と感じるところなんだよ。 なんというか、すべてのコマが気合い入ってるマンガってほとんどないんだよ。 週刊連載というのもあるけど、実際、すべてのコマが気合い入ってたら、多分、読んでて疲れると思う。 なんでも、緩急というか、メリハリというか、ふわっとしてる時とキリッとしてる時があるのが普通なんだよ。 でも、千世子ちゃんが出てるシーンは常に気合いが入っていると感じる。そこがすごい。 あと、いつからか絵で殴れるようになったのも大きいよね。 なんか物騒な言い回しだけど、絵が力を持つようになったくらいの意味……かな? 最初に、あれ? と思ったのは、コミックス2巻の表紙の千世子ちゃんをみた時で、あれは本当にびっくりした。 千世子ちゃんのなんという美しさ! 特に瞳の美しさがはんぱない! ジャンプコミックスで、これは確実にジャケ買いする人が出る、と思ったのは『暗殺教室』の1巻以来だ。 いやあ、1...

『週刊少年ジャンプ』2019年04・05合併号

今年最後の『ジャンプ』。今年も一年楽しませていただきました。 表紙のクリスマスツリーにぶらさがってるキャラたちのオーナメントはよいね。これ実際にセットで売って欲しいな。 特に潮くんと虎杖と田中くんがよい。 あと、中央ちょっと下にあるのデンジなのね。一瞬、『呪術廻戦』の少年院で宿儺に標本にされた呪霊にみえて、なんでこんなマイナーキャラを……と思ってしまった。 『鬼滅の刃』 (第140話 決戦の火蓋を切る) 巻頭カラーで、炭治郎+柱全員+珠世様+無惨様が大集合。 あれ? 蛇柱さんてオッドアイだったの? と思ったら、モノクロでもちゃんと目の色が違う描写がされてた。私の目は節穴だった。 おそらくは鳴女に空間転移させられた鬼殺隊の面々。 床にたたきつけられそうになった炭治郎をみごとキャッチした義勇さん。 水の呼吸の技をふたりで繰り出すところがめっちゃかっこええ。 さすが、同じ師匠に鍛えられただけあって、コンビネーション抜群だな! 炭治郎的には、義勇さんがあわせてくれたおかげ、のようだが。 ところで、義勇さんのあの顔は本当にどういう気持ちなの? 炭治郎がちゃんと水の呼吸を使いこなしてることがうれしいの? 一方、蛇柱さんは恋柱さんを守りつつ戦っていた。 いや、恋柱さんも十分に強いはずだから、少しくらいは恋柱さんの手を借りてもよいと思うんだが、「甘露寺に近づくな」ってことなんですね。はい。 てか、この状況でときめいてる恋柱さん、すごくない? そして、悲鳴嶼さんと時透くんも合流したもよう。この組み合わせはおそらく鬼殺隊の最強コンビだな。 時透くんが「……お館様は?」とたずねた時、ちょっと間があいたのは、その答えがわかっているから、ききたくない、という気持ちがあったからかな。 でも、もしかしたら、という希望も捨てきれずに訊ねてしまったのかな、っていう気がした。 それに対する「一足先に逝かれた」という答えは、自分もすぐに後を追う、という意味にもとれる。 こんな状況になってしまって、自分が生き残ることはまったく考えてないんだろうなあ。 お館様一家の命をかけてまで無惨様を追い詰めたのに、仕留めきれなかったこと、本当に悔しいだろうなあ。 普段おっとりしている時透くんが憎しみと悲しみをあからさまに表情に出し、いつも悲し気な表情をしている悲鳴嶼さんが静かに怒りを蓄えている。 そして、その頃、不死川...

『呪術廻戦』(第41話 京都姉妹校交流会-団体戦・8-) 感想(呪術師も漫画家も身を削って生きている)

本編とは関係ないんですが、ジャンプフェスタ行って最速キャラクターブックもらってきた。 Q&Aの「宿儺は虎杖の中にいるとき何をしているのでしょうか?」という問いに「ボーッとしてます。1000年ボーッとしていた暇つぶしの達人なので」と答えてて笑ってしまった。 あんなにしゃきしゃき動いてる虎杖の中にボーッとしている宿儺がいるのか……。 あと、ジャンプステージの方も観てきた。 編集の片山さんが出演なさっていたんだけど、編集さんなのにステージでしっかりしゃべっててすごいな、と思った。 乙骨の登場とか、五条と夏油のエピソードとかもプロット上ではすでに決まってるそうで、めっちゃ楽しみ。 あと、乙骨は現在も特級で、4人の特級の残るひとりもすでに設定されているということでこちらも楽しみ。 芥見先生が原稿を描いている液タブの写真も出てきたんだけど、なぜか虎杖と東堂の見開きのダンス(?)シーンが表示されてて、なぜそれをチョイスした! ってなった。 会場でキャラクター人気投票やってたので、乙骨に一票いれてきた。 やたら背筋の伸びたパンダと記念撮影もしてきた。 先行発売のクリアファイルも買ってきた。 来年のジャンプフェスタでは、もっとたくさんグッズが出ることを期待! さて本編。 正直、狗巻は何してんだろう、とか思っててすまんかった。 狗巻は存在しているだけですでに京都校側の戦力を削いでたんだね。 まあ、狗巻の場合「動くな」と言うだけで、相手の行動を安全に止めることができるからな。 対策すればそんな怖いもんじゃない、と言われても、戦闘中でも常にそれなりのリソースを割くのはキツいよね。 禪院家はいろいろ大変そうだよなあ。 離れた真希さんも、離れなかった真依さんも、それぞれに家に心を押しつぶされ、それぞれのやり方で自分なりの生きる道を模索している。 桃ちゃんの言う「真依ちゃん達」には真希さんも含まれているんだろうか、それともさらに姉か妹がいたりするんだろうか。 桃ちゃんは真依さんが大事すぎて、そのことに憤りすぎて、若干、視野が狭くなっているようにも思える。 それは、桃ちゃんもまた、呪術の世界に閉じ込められているから、なのかもしれない。 一方、野薔薇ちゃんはフリーダムだ。 真依さんがどれだけ苦労してようが、それは虎杖や真希さんを貶める理由にはならない。 そういう理不尽を野薔薇ちゃんは許さない...

『週刊少年ジャンプ』2019年03号 感想

『獄丁ヒグマ』 (第1話 現の獄卒) 新連載。 なんというか、新人さんのわりにすごくしっかりしてるな。 わらわら出てくる手が途中からかわいくみえてきたんだけど、ちょっと肆号さんこき使われすぎじゃない? 『ハイキュー!!』 (第331話 エースのめざめ) 負けて落ち込んで、小さな机の下にでっかいからだ押し込んでる木兎さんの姿がかわええんだけど、そんな木兎さんを笑いも呆れもせず、まっすぐにその姿と向き合ってる赤葦はすごいよなあ。 赤葦が木兎さんのおもりしてるみたいな感じにみえるけど、赤葦的にはいつでも、木兎さんがひっぱりあげてくれたからここまでこれた、という想いがあるんじゃないかな、って気がした。 俺は今まで「皆のおかげのエース」だったけど、あと何日かでお前らとはお別れだから、いい加減「ただのエース」になるよ。 なんだろう……木兎さんがすんごくまっとうな人にみえる(←失礼)。 これってどういう意味なのかな、って考えたんだけど、木兎さんはこれまで、皆が甘やかしてくれるのがうれしくて、それに頼ってたけど、いい加減それともお別れしないとね。だって、これからは甘やかしてくれる人はいなくなるからね。って感じかなのかな。 でもそれだと、赤葦くんがさびしい。 『アクタージュ act-age』 (scene46.回想) 人をみる目にわりと自信があったらしい阿良也くん。 夜凪ちゃんとアキラくんの初対面でもそんな態度だったよね。 でも、自分よりも巌さんの方がずっと正しい目を持っていたと納得して、それを喜ぶ阿良也くん。 自分と、自分の周囲にいる人たちの可能性の広がりに、興奮してる状態なんだろうな。 そして、夜凪ちゃんやアキラくんの可能性の広がりを認めつつ、それでも自分こそが「巌裕次郎の一番」と言い放つところがいかにも阿良也くんだよなあ、と思った。 『ブラッククローバー』 (ページ186 鏡の中の瞳) なぜだか、エルフ化したゴーシュの方が若干まともにみえる、と思ったんだけど、これってマリーに対する態度が、大事な妹の範疇からはずれてないところが原因かもしれない。 親族からひどい目にあわされて歪んだ結果が今のゴーシュだから、そういった過去がなければ、ゴーシュって金色の夜明け団あたりで、ものすごく常識的で模範的な騎士団員やってたのかもしれない。 それにしても、マリーちゃん強いな。 『チェンソーマン』...

『呪術廻戦』(第40話 京都姉妹校交流会-団体戦・7-) 感想(女の戦い方もいろいろある)

真依さんと三輪ちゃんの会話からはじまった今回。 このふたりはそこそこ仲良くしてるっぽいな。 しかし、真依さんの真希さん評、まったく頼りにならなかったんだね。 真依さんの真希さんに対する評価が辛口すぎるのか、東京校に通いだしてからの真希さんの戦いっぷりをみたことがないのか。 う~ん。単純に知らないような気がするなあ。 真希さんが真依さんに「こんなに強くなったんだよ」みたいなアピールをするとは思えないから。 だけど、真希さん、呪力がないということは、呪いに関する防御能力がゼロなんだよね、多分。 『東京都立呪術高等専門学校』でもそんな描かれ方だったし。 だから、一発くらえばおしまい、という点では、真依さんの言うこともそんなはずれてはいない。 考えてみれば、真希さん、めっちゃ危険な道を進んでるんだなあ。 その危険な道を覚悟して進んでる結果が、この強さなんだろうなあ。 真希さんの戦いっぷりが切れ味鋭すぎ、思い切りよすぎでみとれる。 ていうか、あの槍、あんなに簡単に折れるような素材で大丈夫なの? それとも、真希さんは虎杖並みの筋力なの? 刀とられて「返して?」って涙目になってる三輪ちゃんかわええ。 なんかまた新キャラがでてきた。 なんか前髪がすごい美人さんだな。セット大変そう。 「冥冥」ってちょっとパンダっぽい名前だな。本名なのか、術師ネーム(?)なのか。 この人、この交流会の審判役みたいな感じなのかな。 一応、勝負ではあるので、建前だけでも、東京校とも京都校とも関係ない人を置いておかなきゃダメってことなのかも。 七海さんが否定したお金優先の考えを、めっちゃ堂々と語る冥冥さん。 七海さんと相性悪そう。 真希さんは2級になれるくらいの力はあるが、禪院家の意向で4級の留められている可能性があるということか。 でも、2級になると危険な現場にとばされるわけだから、呪力をもたない真希さんのためを思って止めてる可能性も微妙にある? 呪霊が祓われるとわかるボードっておもしろい。 真希さんは呪力がないので、記録外の反応で消滅したら真希さんとカウント、って言ってるけど、両校ともにそういう人がいたらどうなるのかな、と思ったんだけど、真希さんは異例中の異例なんだろうね、多分。 2枚消滅してるようだけど、1枚目は東堂がふっとばしたやつで、2枚目はパンダ先輩がやったということか。 あれ? 狗巻はなにして...

『呪術廻戦』0巻 ちょこっと感想

『東京都立呪術高等専門学校』が『呪術廻戦』0巻としてついにコミックス化されたですよ! 表紙は乙骨と里香ちゃん。 現実化しなかった、16歳の乙骨が11歳(の姿)の里香ちゃんを抱えてる表紙が! なんかめっちゃ色っぽい! 里香ちゃんは本当に11歳とは思えない色気があるよね……。 なんというか、「色っぽい」というよりは「婀娜っぽい」って感じ。 しっかり乙骨にしがみついて、正面をにらんで、「これは私の男よ、なにか文句ある?」って言ってるような気がする。 ところで、元々、里香ちゃんてなんかこわいよなあって思ってたんだよ。 乙骨に指輪あげて、「里香と憂太は大人になったら結婚するの」って言ったシーンがね、なんかこわかった。 そしたら、コミックスで公開された里香ちゃんのプロフィールがなんかやっぱこわかった。 母親死亡で、父親行方不明。里香ちゃんを引き取った父方の祖母は、息子を殺したのは里香ちゃんだと思い込んでたって、重すぎでしょ、この設定。 そのうえ、乙骨以外の人間が嫌いで特に女性と年上男性が嫌いという、乙骨にのみ執着しているようなこの設定。 乙骨に呪術師としての才能があったうえで、里香ちゃんに怨霊化する素質があったから、特級の怨霊が生まれちゃったような気がする。 乙骨には妹がいるけど、怨霊化した里香ちゃんが攻撃的な行動をとったため、乙骨は家族から離れるようになった、とかいう設定も重い。 乙骨は高専に入ってからは家族と会ってないんじゃないかな、って気がする。 呪術の世界に家族を巻き込みたくないだろうから。 『東京都立呪術高等専門学校』を読んでおもしろいと思ったのは、乙骨の里香ちゃんに対する態度の落差が激しい、ってことなんだよね。 普段は里香ちゃんが暴走するたびにおろおろしてて、里香ちゃんがいるためにハードモードな人生になってるのに里香ちゃんを恨むことなく、生きている少女のように「里香ちゃん」と呼んで接している でも、真希さんに攻撃をしかけようとしたら「何をしている、里香」と高圧的な態度を取る。 で、里香ちゃんを誑かして操ろうとする。 でも最後は「ごめんね、里香ちゃん。待たせたね」と、と普段の穏やかな態度に戻るんだよね。 里香ちゃんを「武器」にしたり「彼女」にしたり、ころころ変わる。 この落差はなんだろうな、と考えたんだけど、思うに乙骨は優先順位がはっきりしているんだよね。 死んでいる...

『週刊少年ジャンプ』2019年02号 感想

『Dr.STONE』 (Z=86 MONEY) 通貨という概念がなかった世界で、あっという間にバブルが生まれて、あっという間にはじけたのは笑った。 お金というのは信用で成り立ってるわけだが、これって千空はことを成し遂げるはずだ、という千空への信頼で成り立ってないか? と思ってたら、「千空ならいずれ油田を見つけ出す。その期待そのものが紙切れを宝に変える…!!」って台詞がでてきて、ああやっぱりそうなのか、ってなった。 要するに、龍水も千空を高く評価しているってことだ。 で、結局、「紙切れ」を「通貨」のままにしておくためには、油田がみつかってくれなきゃ困るわけで、最終的には通貨を持ってる連中は千空のために働かざるを得なくなるわけか。 なるほど……経済ってこうやってまわってるのね……。 3000年以上もあれば、富士山は何回も噴火しているか……。 火山灰の下に埋まっちゃってる人もたくさんいるんだろうなあ。掘り起こすの大変そう。 『チェンソーマン』 (第2話 ポチタの行方) デンジがちょろすぎるんだけど、ずっと男連中にさえ近寄られなかった少年が、女性にジャケットを貸してもらえたってだけで舞い上がるのも無理はないのかも。 「はじめて優しくされた。それもいいツラの女に…。好き」って、この見事なまでの短落さはなんか好き。 「YESorはい」というのはきいたことがあるが、「はいorワン」ってのはまたすごいな。 「いいえなんて言う犬はいらない」ってまたド直球だし。 で、「ちょっと好きになったのに、あんな恐い女だったなんて!」って、すぐに判断を翻すという。 デンジは本当に、常に今だけなんだな。 あんな生活してちゃ無理もないけど。 でも、ポチタに関してだけは、ずっと変わらないっていうか、一定して大好き。 マキマにポチタはデンジの中で生きていると教えられて、めっちゃうれしそうな顔がなんか好き。 というわけで、デンジは本気でマキマの犬になる様子(笑)。 いや、のびたうどんをアーンしてもらって「ワン!」って答えるあたり、順応性高すぎだろ。 これまで借金の奴隷やってたんだから、美女の飼い犬をやってる方がまだ幸せ……なのか? このデンジの手玉に取られてる様子が私的にめっちゃツボで、これはもしかして萌えマンガなのか? と思ったので、このマンガは萌え系ということになった。 なんかもうめっちゃ楽しい。 この...

『呪術廻戦』(第39話 京都姉妹校交流会-団体戦・6-) 感想(人形とアバターと人間と)

表紙は虎杖とパンダ先輩がこっそりバナナを食べてるところを発見される、の図(?)。 人間ゴリラとパンダゴリラ……。 「みーつけタ」ってあおりがついてるところをみると、ふたりを発見したのはメカ丸? 夜中に東京校内を探検してたメカ丸が、夜中にこっそり食堂でバナナを食べてる虎杖とパンダを発見! みたいな妄想をしてふふふってなってる。 パンダ先輩の子供時代が普通にパンダのぬいぐるみ。 呪骸も成長するのか? と思ったんだけど、単純に、学長が器を少しずつ大きくして移し替えてるんだろうな、多分。 学長は子供を育てるように、年齢にあわせて少しずつパンダ先輩にいろんなものを与えていったんだろうな、って気がする。 子供部屋なんかもう、普通に人間の子供を育ててるのか、ってくらいの気合いの入れようだし。 呪骸には"核"があるが、パンダ先輩はそれが3つあるか……。 3つも"核"を入れてちゃんと行動の制御がとれてる、というのが学長のスゴ技なのかもしれん。 で、お兄ちゃんがゴリラとして、照れ屋のお姉ちゃんはなんなんだ? 今回はメカ丸の初撃でやられちゃったみたいだけど。 それにしてもパンダ先輩の戦い方はクレバーだな。そのうえでパワーでゴリ押しできるからほんと強い。 「だって人間気持ち悪いじゃん」ってパンダ先輩に言われると苦笑いしかない。 そうか、パンダ先輩は人間になりたいとかは考えないのか。 今の自分に納得できてるんだろうね。 「サバサバしてるんだかウジウジしてんだか、よく分かんねぇし」のコマに描かれてるのが乙骨でちょっと笑った。 確かに、乙骨はいろいろと複雑だよなあ、うん。 でも、その乙骨のためにパンダ先輩は死ぬ気で戦ったんだよ。 だからやっぱり「ま、そういう俺にない部分が好きなんだけどな」ってことなんだな。 理解できない、でも好きだから助ける。 パンダ先輩はとてもシンプルに生きている。 「大変な奴が正しいとは限んねぇよ」ってのはものすごくうなずけちゃうんだけど、自分が大変だから他人に多くを求めてしまうってのもわかるんだよね。 京都校の生徒たちは思ったより仲良くやってるんだな。 加茂はちゃんとアドバイスしてるし、東堂もアドバイスとは思えないけど本人は本気でアドバイスしてるつもりだろう、きっと。 てか、メカ丸の中の人(?)って女性に会う機会ってあるのか? サポ...

『ワールドトリガー』(第170話 玉狛第2・23+第171話 ヒュース・5) 感想(ゾエさんがかっこいいんですよ)

『ジャンプSQ.』移籍第1回目! めっちゃお久しぶりなカラー表紙は、主人公4人+駅+生物というおなじみの組み合わせ。 プラットフォームに舞う光の蝶か美しい。 太一を始末して、上階に急ぐユーマ&ヒュース。 ユーマは孤軍奮闘しているオサムが心配でしかたないんだよ、きっと。 太一はどんなやられ方をしたのかね。挟まれたままで後ろからばっさりだったら、絵的にイヤな感じだったかも。 そして、カゲさん+ゾエさんと来馬先輩+鋼さんの対決にユーマ+ヒュースが参戦。 三雲隊、影浦隊、鈴鳴とコンビが3組そろって、めっちゃ胸躍るマッチング! カゲさんとゾエさんをエスクードで分断したユーマとヒュース。 バリケードにもできるし、ジャンプ台にもできるエスクード。 本当に今回エスクード大活躍だな。 ところで、ヒュースはまだカゲさんに気配を悟らせないという無我の境地にはいたってない様子。 やっぱり、ユーマの方が修羅場慣れしてんのかな。 まあ、ヒュースは強い人に囲まれていたしなあ。 やっぱりヒュースの弾がでかい。 さすがにチカちゃんほどじゃないけど、トリオン量なら二宮さんを超えてるもんなあ。 これ、二宮隊の隊員としては脅威だろう。 カゲさんはやっぱり強いなあ。サイドエフェクトの有利抜きにしてもかなり強いでしょ。 トリオンをかなり失ってるのに、ユーマとヒュース相手に負けてないもんなあ。 ユーマが片腕斬られてるし。 「2対1なら勝てると思ったか?」「いいや(だから3対1にしてみた)」な流れがめっちゃかっけー! ユーマとヒュースは念入りにカゲさん対策をしてきたっぽいよなあ。 だって、ポイント的にも戦況的にも、カゲさんを落とすのが一番おいしいもん。 で、「これはさすがにカゲ死んだかな」ってところに、さっそうと登場するゾエさん! エスクードがない壁の部分をぶち抜いてきたっ! なんだこのゾエさんの頼もしさは。 エスクードで囲われ、ユーマに斬られても、間際にメテオラでカゲさんの逃げ道をつくるこのクレバーさもすごい! とにかく、カゲさんに尽くしまくってるよなあ、ゾエさん。 カゲさんを逃して、ベイルアウトされちゃって、鈴鳴にポイントが行ってしまったか。 カゲさんは、今、自分がトリオン漏出過多でベイルアウトしたら、鋼さんのポイントになるとわかってて、わざとあんな逃げ方をしたんだろうなあ。 ここで三雲隊にポイントがはいった...

『週刊少年ジャンプ』2019年01号 感想

『ジャンプ』的に2019年に突入。 毎年言ってるけど、巻末ページのレイアウトが変わると「師走だな~」って思うよね。 『チェンソーマン』 (第1話 犬とチェンソー) 『ファイアパンチ』の藤本たつき先生がついに『ジャンプ』本誌に来た~。 あいかわらずグロい……けど『ファイアパンチ』よりはマイルド? しょっぱなから主人公の肉体が欠損してて、しかも売り払った結果そうなった、ってのがすごいな。 しかも、本人、それを悲観してる感じがまるでないし。 ポチタのしっぽが取っ手(?)なのがめっちゃツボだったんだが、それが最終的に主人公の胸から生えてて、なんだこのデザインは! 天才か! ってなった。 自分が殺されそうになってる時も、ポチタをしっかり抱いてる姿に、本当にポチタだけが生きるよすがなんだろうなあ、と思った。 「ポチタがいりゃあそれでよかったのに、もっといい生活を夢に見たんだ」ってしおらしいこと言ってるかと思えば、「テメエら全員殺せばよぉ! 借金はパアだぜ!」ってヒャッハーなってるし、なかなか一貫性がないところが一貫しているというか、とにかくその場その場を乗り切るだけの生き方しかできないし、先を考えるなんて、そんな余裕がある生活したことないし、ってことなんだろうと思うとせつない。 デンジはなんであんな借金地獄をほっぽりだしてどこかに逃亡しないのかな、と思ったんだよ。 殺すぞ、と脅されてるからだろうけど、あのおじさんたちに本当にそんな能力あるのか? って。 でも多分、デンジはあの狭い場所しか知らないから、逃げた先でも同じようなことになる、というイメージしかわかないんだろうな。 実際、その通りかもしれないし。 でもそんなデンジの前に、イメージすらできなかった未来を与えてくれる女性が現れた。 「だ…抱かせて……」って言ったデンジが、ギュってされたコマがなんかもう泣けた。 なんかもう心の底から「よかったねえ」って思った。 連載の1話目で、すでに泣けるマンガなんてめったにあるもんじゃない。 借金の奴隷から、デビルハンターのペット(?)に昇格したデンジ。 これからかなり過酷なことになるんだろうな、藤本タツキだもんな、と思うんだが、本気で「デンジ……よかったねえ(涙)」って思ったんだよね。 パンにジャムがついてて、さらにデザートまで付くぞ、って。 というわけで、初回としては『暗殺教室』以来のす...

『呪術廻戦』(第38話 京都姉妹校交流会-団体戦・5-) 感想(パンダはパンダじゃないし、メカ丸もメカじゃない)

表紙は野薔薇ちゃん。このパンダ柄(?)のシャツはいずれグッズで出そうな気がする。 いきなり志々雄みたいな人が出てきてびっくらした。 しかし、全身包帯まきまきで髪がパラパラ飛び出してる人をみると、「志々雄だ!」って思うの考えてみればすごいよね。 パンダ先輩に中の人がいるのかと思ったら、パンダ先輩は呪骸そのもので、メカ丸の方は人間の遠隔操作か。 それにしても、こんなに薬液だばだば使ってるともんのすごいお金かかるだろうな、とか余計なこと考えてしまった。 この人、あのバスタブ(?)から出られないんじゃないかと思うので、これで京都から移動するのだって大変だろう。 もう「移動」じゃなく「移送」な感じになるんじゃないかな。 サポートの人もたくさんいるんだろうな。 この状態でも、病院とかでケアを受けるんではなく、おそらくはものすごいコストをかけて呪術師として動いている。 それだけの価値のある能力ということなんだろうな、きっと。 "天与呪縛"……欠けているもの、犠牲にしているものが多いほど、大きな呪力を手に入れることができる、という話をさらに展開すると、生まれながらに強制されているものが強い力を得る、ということになるのか。 「呪術を差し出し肉体が戻るのであれば、喜んでそうするさ」と言うけれど、戻るべき肉体はない、というのが悲しい。 彼が「究極メカ丸」なんていうふざけた名を名乗っているのは、「こんなの人間じゃないよな」という自虐のように思えるし、「これは俺じゃない」という主張のようにも思える。 パンダ先輩は夜蛾学長のお気に入りって話だったけど、夜蛾学長の最高傑作ということは、もう子供みたいなもんじゃないか。 "呪骸"は「無生物」という話だけど、"突然変異呪骸"は「生物」ということでいいんだろうか。 感情があり、ユーモアがあり、コミュニケーション能力があるんだから、生きているってことだろう。 パンダ先輩の"核"ってなんなんだろうな。 「俺と一緒は嫌か?? 傷ついちゃうぞ、傷ついちゃおっかなー!!」のとこのパンダ先輩がなんかこわい。 "呪骸"という呪術師がつくった「人形」が、感情を持ち、お日様の下を生き生きと動き、仲間たちと笑って過ごしている。 それなのに、「人間」として生まれた自分は、陽の...

『呪術廻戦』3巻 箇条書き感想

『呪術廻戦』の3巻が出ましたよ! というわけでいつもの箇条書き感想です。 0巻についてはいずれふらっと書くと思います。 ・表紙は野薔薇ちゃん! 凛々しい! 虎杖&伏黒の表紙より強そう! ・野薔薇ちゃんは世界一、釘とカナヅチと藁人形が似合うヒロインだと思う(←ほめてる) ・帯コメントがなんと葦原先生! 「なめらかに人が死ぬ漫画です」って……ものすごい言葉のチョイスだな。確かに吉野くんとかなめらかだったよな……(←思い出すといまだにヘコむ) ・カバー折り返しの道着きてる単眼ネコさんかわいい ・カバー折り返しの蠅頭さんめっちゃかわええ。グッズ欲しいかも ・今回のじゅじゅさんぽは「立川」(どうでもいいけどうちの辞書は迷わず「太刀川」と変換する)。ルミネと伊勢丹と高島屋があれば新宿……覚えた…… ・ボケまくる野薔薇ちゃんと、素直にそれに同調する虎杖と、ちゃんとツッコんでくれる伏黒。このトリオ完璧だな! ・やっぱり中表紙は続き物っぽい? ・悪口のこととか、社会経験のこととか、芥見先生はていねいな方だなあ。というか、自分のマンガから悪いものがうまれるのがイヤなんだろうね ・三輪ちゃんの「撮ったどー!!」がめっちゃかわええ。五条先生なら請われたらノリノリで応じると思ってた ・七海さん、デンマーク系クオーターだったか。全体的に色素薄そうだよね ・家系に呪術師がいないってのは、呪術師の家系に生まれるのとは別種の苦労をしてそうだよね。高専にたどりつくまでにいろいろあったんだろうな ・てか、この七海さん、めっちゃかっこええ ・イメージソングの選曲の幅がすごいな ・今回のオマケマンガの芥見先生代理は野薔薇ちゃん。なんかもういちいちかわいい。 ・さりげに前担当さんをdisる芥見先生……。そういえば以前、巻末コメントで担当さんを振り切れなかった的なこと書いていらっしゃったな ・次巻の表紙は順序的には五条先生かな。吉野くんを期待してるけど

『ワールドトリガー』19巻 箇条書き感想

『ワールドトリガー』の久しぶりのコミックスが出たですよ~! というわけで、いつもの箇条書き感想をば。 ・表紙は鋼さん。おまえは本当に18歳か! とツッコミたくなる貫禄ですな ・カバー下のキャラプロフィールはまさかの葦原先生! 無理のない程度にがんばってください。お願いします。 ・葦原先生のお話によく登場するコマさん。香取ちゃんの葉っぱTシャツがコミックスになって描き変わってて、なんでだろうと思ったんだけど、コマさんが描いたのを葦原先生が変えたということか! ・王子と蔵内は元弓場隊か。弓場隊が地味にランク落ちていってるのは、このふたりが抜けた関係で、新体制構築中だから? ・王子が自分のチームを持ちたがったというのはなんかわかる。誰かの下につく性格じゃないよね ・蔵内は進学校で生徒会長か。かなり頭よさそう。BBFに載ってた「成績グラフ 14巻版」のアップデートが待たれる。しかし、葦原先生の仕事を増やしたくないというジレンマ ・蔵内がマンガ読みながら号泣してる姿を見てみたい ・綾辻さん、進学校で生徒会副会長なの? 広報のお仕事も忙しいだろうに…… ・生徒総会とかで蔵内と綾辻さんが並んでる絵を想像すると、なんかもう神々しい ・樫尾も進学校の生徒会長か。数年後には高校の生徒会長になってるのかもな ・羽矢さん二次オタか……。どういうジャンルのアニメに夢中になってたのかが気になる。あの隊服デザインからして乙女系の可能性もある? ・蔵内が冷静にリテイクかけた結果があのアイコンか……リテイクかけてもあれか…… ・王子隊は全体的にクオリティ高すぎだよね、いろんな意味で ・トリオンのエネルギーで動く車やバイクをつくるより、トリオン体になって走る方が効率よさそう。でも、そんな人たちが大量に町中はしってたら大混乱するだろうな ・太一がボーダーを抜けたら記憶を封印される可能性が高いのか。まあ、悪気なく機密をベラベラしゃべりそうだから無理もない。でも、大好きな来馬先輩や鋼さんや今ちゃんのことを忘れるのはかわいそすぎるので、できるだけ長くボーダーに居座って欲しい ・歌川のお姉さんは年が離れてそう……確かに…… ・旧ボーダーの集合写真に名前がついたら、なんか一層こわい感じになった。なんでだろう。よりリアルになったからかな ・林藤さんの隣にいたのはやっぱり風間進さんだった ・三輪の師匠はある意味太刀川...

『ワールドトリガー』(第169話 玉狛第2・22) 感想(週刊連載おつかれさまでした。月刊連載を楽しみにしております)

「うちだけが他の部隊より有利を取れる方法」と言われて、「よそんとこのオペレーターに毒を盛る」という発想が出てくる太一がこわい。さすが本物の悪は発想が違う。 うめーうめー言ってるヒカリちゃんはかわいいけど。 影浦隊と鈴鳴のコンビ対決は飲食店に舞台をうつしたもよう。 てか、女性用下着売り場とかにつっこんだらいろいろと大変そうだな、仮想空間って妙につくりこんであるし、とか余計なことを考えてしまった。 いや、このメンツだとさすがに誰も突入しようとはしないと思うけど。 ユーマは平気でツッコみそうな気がする。 障害物が多くて大柄なゾエさんが不利なんでは、と思ったけど、カゲさんの攻撃は曲線的だから、狭いと有利に動けるのか。 「影浦隊にしてはめずらしく頭使った戦い方だね」とか、さりげに犬飼にdisられてるけど。 と思ったら、ここでスイッチョフ攻撃がきた。 なるほど、狭いから暗闇の中では素早く移動することができないのか。 でも、カゲさんのサイドエフェクトはこういう場面で強いなあ。 とはいっても、カゲさんへの流れ弾をおそれてゾエさんが援護できないから、やっぱり不利か。 視覚支援のオペレートはスイッチひとつで簡単にできるというものでもないっぽい? まあ、暗視機能をひんぱんにON/OFFする機会なんてそうはないだろうしなあ。 ユズルくんは停電になったタイミングで移動したもよう。 まあ、オサムを撃った時しっかり姿をみられてたから、スナイパーとしてはこれは当然か。 というわけで分電盤を撃ち抜いてスイッチョンスイッチョフ攻撃をとめようとしたら、まさかのエスクードに阻まれた。 なるほど、出しっぱなしにできて、カバー範囲が広いエスクードはこういう時に便利なのね。 「どひー、こりゃきびしい!」とか言いながらも照明を破壊するゾエさん有能。 なるほど、つけっぱなしは無理でも消しっぱなしにするのは可能なのか。 「地味に気が利いてる。ゾエのこういうとこ好きだな~」って言う犬飼がなんかかわいい。 解説としては前半部分だけでもいいのに、後半部分を付けたすとこが。 「でかいのもらっちまったぜ、くそったれ」と愚痴るカゲさんに「大丈夫大丈夫。立てなおそ立てなおそ」って声をかけるところとかも、めっちゃゾエさんっぽいよね。わざわざ2回ずつ言うとこが、なんだかすごく。 東さんは本屋にいるっぽい。 なんか浮かしてるけどなんだろ...

『週刊少年ジャンプ』2018年52号 感想

2018年度分の『ジャンプ』はこれが最後か。 高橋和希先生が去り、葦原先生がSQ.に移動し、次号でまた冨樫先生がお休みに入るという、ちょっと寂しい節目になったな。 今年の『ジャンプ』の全表紙ポスターがついてたけど、こうやってみると『約束のネバーランド』の表紙率高いな。 作品自体に人気があるのと、ぽすか先生がカラー絵うまいのと、原作付きなので他に比べればちょっと余裕があるので頼みやすいってことなのかな。 あと、新連載は表紙になるので並べてみると「これも終わった、あれも終わった」ってなるよね。 結局、今年はじまったマンガでまだ残ってるのは『アクタージュ act-age』と『呪術廻戦』だけか(10週越えたばかりのギャグ2本は除く)。 2019年度からはじまる新連載がおもしろいといいな。 『ONE PIECE』 (第925話 "ブランク") ゲッコー・モリアが生きていることを知ってポロポロ涙をこぼすペローナちゃんかわいすぎる。 あと、ミホークとペローナちゃんの会話がめっちゃ微笑ましい。 「何度メシ作ってやったと思ってんだ」「おれの方が多く作った」とか、なんだよ仲良く暮らしてたんだな! としか思えない。 そういえばミホークは料理うまそうなイメージがある。なんでだろう。 ミホークに「気をつけて行け」とかやさしい言葉をかけられちゃって、いろいろ言いながらも「今までありがとなー!!」って言うところとかもかわいすぎる。 ゲッコー・モリアとティーチがぶつかり、革命軍と海軍大将がぶつかり、あっちこっちで潰し合いがはじまったか。 なんかトーナメント戦っぽくなってきた。 『鬼滅の刃』 (第136話 動く) 表紙はお館様とあまね様の手かな? お館様はもう全身あんな感じになっちゃってるんだろうな……。 玄弥が悲鳴嶼さんと一緒にしのぶさんのところに来てたのは、鬼を食べてからだに悪影響が出ていないかを確認してもらうためだったのか。 しのぶさんはお姉さんを鬼に殺されてるから、その鬼を食べる玄弥にいい顔しないのは当然だろう。 まあ、そういう過去がなくったって、「えっ? なんでそんなもの食べるの?」って感じになると思うけど。 炭治郎は、なんでそんなことしたんだ、よりも、そこまで思い詰めてたのか、が先に立ってるのね。 伊之助を尻に敷くとか、炭治郎、伊之助に対しては遠慮がないよね。 それだ...