『週刊少年ジャンプ』2018年52号 感想
2018年度分の『ジャンプ』はこれが最後か。
高橋和希先生が去り、葦原先生がSQ.に移動し、次号でまた冨樫先生がお休みに入るという、ちょっと寂しい節目になったな。
今年の『ジャンプ』の全表紙ポスターがついてたけど、こうやってみると『約束のネバーランド』の表紙率高いな。
作品自体に人気があるのと、ぽすか先生がカラー絵うまいのと、原作付きなので他に比べればちょっと余裕があるので頼みやすいってことなのかな。
あと、新連載は表紙になるので並べてみると「これも終わった、あれも終わった」ってなるよね。
結局、今年はじまったマンガでまだ残ってるのは『アクタージュ act-age』と『呪術廻戦』だけか(10週越えたばかりのギャグ2本は除く)。
2019年度からはじまる新連載がおもしろいといいな。
『ONE PIECE』(第925話 "ブランク")
ゲッコー・モリアが生きていることを知ってポロポロ涙をこぼすペローナちゃんかわいすぎる。
あと、ミホークとペローナちゃんの会話がめっちゃ微笑ましい。
「何度メシ作ってやったと思ってんだ」「おれの方が多く作った」とか、なんだよ仲良く暮らしてたんだな! としか思えない。
そういえばミホークは料理うまそうなイメージがある。なんでだろう。
ミホークに「気をつけて行け」とかやさしい言葉をかけられちゃって、いろいろ言いながらも「今までありがとなー!!」って言うところとかもかわいすぎる。
ゲッコー・モリアとティーチがぶつかり、革命軍と海軍大将がぶつかり、あっちこっちで潰し合いがはじまったか。
なんかトーナメント戦っぽくなってきた。
『鬼滅の刃』(第136話 動く)
表紙はお館様とあまね様の手かな?
お館様はもう全身あんな感じになっちゃってるんだろうな……。
玄弥が悲鳴嶼さんと一緒にしのぶさんのところに来てたのは、鬼を食べてからだに悪影響が出ていないかを確認してもらうためだったのか。
しのぶさんはお姉さんを鬼に殺されてるから、その鬼を食べる玄弥にいい顔しないのは当然だろう。
まあ、そういう過去がなくったって、「えっ? なんでそんなもの食べるの?」って感じになると思うけど。
炭治郎は、なんでそんなことしたんだ、よりも、そこまで思い詰めてたのか、が先に立ってるのね。
伊之助を尻に敷くとか、炭治郎、伊之助に対しては遠慮がないよね。
それだけ近しい存在になっているってことなんだろうけど。
ところで、善逸がめっちゃ深刻な感じになっちゃってるけどどうしたの?
手紙がきてたからそれが原因だと思うけど。
頭から血を流してるけど、そんなことになるような修行を悲鳴嶼さんのところではやってないから、自分で何かに頭を打ち付けたのかな。
だとしたら、そこまでしないと正気を保てないような事態だってことだけど。
師匠がらみで何かあったのかな。
善逸が大事にしてるのは、ねずこちゃんと師匠のじいちゃんだけど、ねずこちゃんになにかあったのなら、まず炭治郎に連絡がいくはずだし。
義勇さんと不死川兄の手合わせがめっちゃかっこよかったのに、炭治郎の乱入でいろいろ台無しに……。
なぜあれを「おはぎの取り合い」と判断するんだよ、炭治郎。
不死川兄、あの(隊士たちにとって)地獄のような訓練の合間に、抹茶とおはぎで休憩してたのか……絵を想像すると……かわいい。
いや、あの義勇さんと炭治郎の天然ボケ攻撃は、不死川兄にはキツすぎるよね。
ふたりそろって、不死川兄が怒った理由がまったくわかってないし。
人付き合いが苦手であんまり人に近づかないようにしてたっぽい義勇さんが、一念発起して、他人とコミュニケーションを積極的にとっていこうという姿勢になった結果、さらに扱いづらい存在になったという……。
「そうしたらきっと仲良くなれると思う」ってムフフしてる義勇さんはかわいいんだけど、不死川兄がかわいそうだからやめてあげて。
炭治郎も、それをナチュラルに後押しするのをやめてあげて。
無惨様が堂々とお館様のところに乗り込んできててびっくり。
えっ、いきなり本丸にたどりついちゃう?
あまね様がそばにいるけど大丈夫なの?
『ブラッククローバー』(ページ183 暴れ牛頂上決戦参戦!!)
団員たちの活躍にめっちゃうれしそうなヤミ団長がちょっとかわいい。
マリーちゃん、ゴーシュにぴったりひっついてて、ゴーシュがマリーちゃんに手を添えつつも普通のテンションなので、あっ、やっぱこれゴーシュじゃないんだな、って思った(笑)。
『呪術廻戦』(第37話 京都姉妹校交流会-団体戦・4-)
別記事(どれが妄想でどれが現実なのか)になりました。
『アクタージュ act-age』(scene43.正しい芝居)
アキラくんの芝居が「端整」と評されてるの、なかなかしっくりくるね。
「端整」すなわち「正しくて整っていること」。
アキラくんは、「○○すべき」とか「より効果的で正しい」とか、常に計算して、正しく美しく整った芝居をしようとしている。
でも、それがアキラくんがやりたい芝居かというと、そういうわけでもない感じなのがなんとも。
だって、アキラくんがうらやましく思っている夜凪ちゃんと阿良也くんは「端整」ではないもの。
まあ、今の夜凪ちゃんはとても「端整」にみえるけれど、それはカムパネルラがそういう役だからそうなっているのであって、夜凪ちゃんも阿良也くんも「正しさ」を求めてお芝居はしていない。
千世子ちゃんは多分「正しさ」を求めてお芝居をしているけれど、彼女の「正しさ」というのは彼女自身が決めた「正しさ」のような気がする。
対して、アキラくんの「正しさ」は教科書に載っている、誰かが決めた「正しさ」なんだよね。
「なんだこの、自分だけ服を着ているような情けなさは」という台詞が痛々しい。
自分だけが裸、ではなく、自分だけが服を着ているのが恥ずかしい、という感覚を得て呆然とするアキラくん。
そんな息子をみつめる、星アリサの目は、なんだか憐れんでるようにも悲しんでるようにもみえる。
「ほら、だからやめなさいって言ったのに」みたいな。
「なんで自分から苦しみを掴みにいくの?」みたいな。
で、あれだけ意気込んでいたのに、「今日はこのままやり過ごせばいいじゃないか」になっちゃうアキラくんのヘタレっぷりが!
なんかこう、普通の人はこうなるよね、って感じがする。
「すべき」と「正しい」から導きだされる答えは「無難にいこう」になるのが普通だから。
アキラくんにとって、一番やっちゃいけないのは自分がこの舞台を壊すことで、ここで無理したら自爆するかも、という恐怖には耐えられないんだよね。
なんつーか、めっちゃリアルで胸が痛い。
しかし、逃げようとしたアキラくんを夜凪ちゃんはアドリブで引き留めた。
夜凪ちゃんどんだけドS~! とか思ったんだけど、これって、カムパネルラがあせってるアキラくんを「具合が良くない」人と認識して、カムパネルラとして「正しく」「すべき」ことをしただけかもしれないな、と思い直した。
だって、親切でやさしいカムパネルラが、具合の悪い人を放っておくのはおかしいから。
いや、夜凪ちゃん、本当に怖い。
『ワールドトリガー』(第169話 玉狛第2・22)
別記事(週刊連載おつかれさまでした。月刊連載を楽しみにしております)になりました。
『Dr.STONE』(Z=84 人=力)
本格的に船をつくりはじめたぞ。
まあ、往復を考えると地球を一周するわけだから、かなりしっかりした船にしないとダメだけど。
その場合、食料とかどうするんだろうな。
千空が欲しがってる「船長」というのは、航海知識のある人、という意味なのか、船の上で統率力を保てる人、という意味なのか。
羽京は潜水艦乗りだったはずだけど、船乗りとはまたちょっと違うんだろうね、多分。
しかし、人材の選定よりも、その人を探し出す方が大変そう。
『ハイキュー!!』(第328話 負けられない戦い)
「1本の指に入るエース」って、言いたいことはわかるけど、どういう日本語だよ、木兎!
『火ノ丸相撲』(第219番 鬼丸国綱と草薙の剣、三度)
たくさんの人が出入りしている相撲部屋の中でプロポーズするとか、潮くんはまだ舞い上がっているのか?
まあ、ふたりだけで外出する余裕がないので仕方ないところもあるんだろうけど。
真っ赤になってる狩谷くんと、なんとも思ってないって感じのチヒロの対比がおもしろい。
チヒロ的には、またやらかしてんなバカップル、としか思えないんだろうな。
わざわざ潮くんに久世の研究ビデオを届けにきた狩谷くん。
久世のためになることを本気で考えたら、潮くんを応援するみたいになる、ってことか。
狩谷くんは久世のことが好きすぎるよな~。
高橋和希先生が去り、葦原先生がSQ.に移動し、次号でまた冨樫先生がお休みに入るという、ちょっと寂しい節目になったな。
今年の『ジャンプ』の全表紙ポスターがついてたけど、こうやってみると『約束のネバーランド』の表紙率高いな。
作品自体に人気があるのと、ぽすか先生がカラー絵うまいのと、原作付きなので他に比べればちょっと余裕があるので頼みやすいってことなのかな。
あと、新連載は表紙になるので並べてみると「これも終わった、あれも終わった」ってなるよね。
結局、今年はじまったマンガでまだ残ってるのは『アクタージュ act-age』と『呪術廻戦』だけか(10週越えたばかりのギャグ2本は除く)。
2019年度からはじまる新連載がおもしろいといいな。
『ONE PIECE』(第925話 "ブランク")
ゲッコー・モリアが生きていることを知ってポロポロ涙をこぼすペローナちゃんかわいすぎる。
あと、ミホークとペローナちゃんの会話がめっちゃ微笑ましい。
「何度メシ作ってやったと思ってんだ」「おれの方が多く作った」とか、なんだよ仲良く暮らしてたんだな! としか思えない。
そういえばミホークは料理うまそうなイメージがある。なんでだろう。
ミホークに「気をつけて行け」とかやさしい言葉をかけられちゃって、いろいろ言いながらも「今までありがとなー!!」って言うところとかもかわいすぎる。
ゲッコー・モリアとティーチがぶつかり、革命軍と海軍大将がぶつかり、あっちこっちで潰し合いがはじまったか。
なんかトーナメント戦っぽくなってきた。
『鬼滅の刃』(第136話 動く)
表紙はお館様とあまね様の手かな?
お館様はもう全身あんな感じになっちゃってるんだろうな……。
玄弥が悲鳴嶼さんと一緒にしのぶさんのところに来てたのは、鬼を食べてからだに悪影響が出ていないかを確認してもらうためだったのか。
しのぶさんはお姉さんを鬼に殺されてるから、その鬼を食べる玄弥にいい顔しないのは当然だろう。
まあ、そういう過去がなくったって、「えっ? なんでそんなもの食べるの?」って感じになると思うけど。
炭治郎は、なんでそんなことしたんだ、よりも、そこまで思い詰めてたのか、が先に立ってるのね。
伊之助を尻に敷くとか、炭治郎、伊之助に対しては遠慮がないよね。
それだけ近しい存在になっているってことなんだろうけど。
ところで、善逸がめっちゃ深刻な感じになっちゃってるけどどうしたの?
手紙がきてたからそれが原因だと思うけど。
頭から血を流してるけど、そんなことになるような修行を悲鳴嶼さんのところではやってないから、自分で何かに頭を打ち付けたのかな。
だとしたら、そこまでしないと正気を保てないような事態だってことだけど。
師匠がらみで何かあったのかな。
善逸が大事にしてるのは、ねずこちゃんと師匠のじいちゃんだけど、ねずこちゃんになにかあったのなら、まず炭治郎に連絡がいくはずだし。
義勇さんと不死川兄の手合わせがめっちゃかっこよかったのに、炭治郎の乱入でいろいろ台無しに……。
なぜあれを「おはぎの取り合い」と判断するんだよ、炭治郎。
不死川兄、あの(隊士たちにとって)地獄のような訓練の合間に、抹茶とおはぎで休憩してたのか……絵を想像すると……かわいい。
いや、あの義勇さんと炭治郎の天然ボケ攻撃は、不死川兄にはキツすぎるよね。
ふたりそろって、不死川兄が怒った理由がまったくわかってないし。
人付き合いが苦手であんまり人に近づかないようにしてたっぽい義勇さんが、一念発起して、他人とコミュニケーションを積極的にとっていこうという姿勢になった結果、さらに扱いづらい存在になったという……。
「そうしたらきっと仲良くなれると思う」ってムフフしてる義勇さんはかわいいんだけど、不死川兄がかわいそうだからやめてあげて。
炭治郎も、それをナチュラルに後押しするのをやめてあげて。
無惨様が堂々とお館様のところに乗り込んできててびっくり。
えっ、いきなり本丸にたどりついちゃう?
あまね様がそばにいるけど大丈夫なの?
『ブラッククローバー』(ページ183 暴れ牛頂上決戦参戦!!)
団員たちの活躍にめっちゃうれしそうなヤミ団長がちょっとかわいい。
マリーちゃん、ゴーシュにぴったりひっついてて、ゴーシュがマリーちゃんに手を添えつつも普通のテンションなので、あっ、やっぱこれゴーシュじゃないんだな、って思った(笑)。
『呪術廻戦』(第37話 京都姉妹校交流会-団体戦・4-)
別記事(どれが妄想でどれが現実なのか)になりました。
『アクタージュ act-age』(scene43.正しい芝居)
アキラくんの芝居が「端整」と評されてるの、なかなかしっくりくるね。
「端整」すなわち「正しくて整っていること」。
アキラくんは、「○○すべき」とか「より効果的で正しい」とか、常に計算して、正しく美しく整った芝居をしようとしている。
でも、それがアキラくんがやりたい芝居かというと、そういうわけでもない感じなのがなんとも。
だって、アキラくんがうらやましく思っている夜凪ちゃんと阿良也くんは「端整」ではないもの。
まあ、今の夜凪ちゃんはとても「端整」にみえるけれど、それはカムパネルラがそういう役だからそうなっているのであって、夜凪ちゃんも阿良也くんも「正しさ」を求めてお芝居はしていない。
千世子ちゃんは多分「正しさ」を求めてお芝居をしているけれど、彼女の「正しさ」というのは彼女自身が決めた「正しさ」のような気がする。
対して、アキラくんの「正しさ」は教科書に載っている、誰かが決めた「正しさ」なんだよね。
「なんだこの、自分だけ服を着ているような情けなさは」という台詞が痛々しい。
自分だけが裸、ではなく、自分だけが服を着ているのが恥ずかしい、という感覚を得て呆然とするアキラくん。
そんな息子をみつめる、星アリサの目は、なんだか憐れんでるようにも悲しんでるようにもみえる。
「ほら、だからやめなさいって言ったのに」みたいな。
「なんで自分から苦しみを掴みにいくの?」みたいな。
で、あれだけ意気込んでいたのに、「今日はこのままやり過ごせばいいじゃないか」になっちゃうアキラくんのヘタレっぷりが!
なんかこう、普通の人はこうなるよね、って感じがする。
「すべき」と「正しい」から導きだされる答えは「無難にいこう」になるのが普通だから。
アキラくんにとって、一番やっちゃいけないのは自分がこの舞台を壊すことで、ここで無理したら自爆するかも、という恐怖には耐えられないんだよね。
なんつーか、めっちゃリアルで胸が痛い。
しかし、逃げようとしたアキラくんを夜凪ちゃんはアドリブで引き留めた。
夜凪ちゃんどんだけドS~! とか思ったんだけど、これって、カムパネルラがあせってるアキラくんを「具合が良くない」人と認識して、カムパネルラとして「正しく」「すべき」ことをしただけかもしれないな、と思い直した。
だって、親切でやさしいカムパネルラが、具合の悪い人を放っておくのはおかしいから。
いや、夜凪ちゃん、本当に怖い。
『ワールドトリガー』(第169話 玉狛第2・22)
別記事(週刊連載おつかれさまでした。月刊連載を楽しみにしております)になりました。
『Dr.STONE』(Z=84 人=力)
本格的に船をつくりはじめたぞ。
まあ、往復を考えると地球を一周するわけだから、かなりしっかりした船にしないとダメだけど。
その場合、食料とかどうするんだろうな。
千空が欲しがってる「船長」というのは、航海知識のある人、という意味なのか、船の上で統率力を保てる人、という意味なのか。
羽京は潜水艦乗りだったはずだけど、船乗りとはまたちょっと違うんだろうね、多分。
しかし、人材の選定よりも、その人を探し出す方が大変そう。
『ハイキュー!!』(第328話 負けられない戦い)
「1本の指に入るエース」って、言いたいことはわかるけど、どういう日本語だよ、木兎!
『火ノ丸相撲』(第219番 鬼丸国綱と草薙の剣、三度)
たくさんの人が出入りしている相撲部屋の中でプロポーズするとか、潮くんはまだ舞い上がっているのか?
まあ、ふたりだけで外出する余裕がないので仕方ないところもあるんだろうけど。
真っ赤になってる狩谷くんと、なんとも思ってないって感じのチヒロの対比がおもしろい。
チヒロ的には、またやらかしてんなバカップル、としか思えないんだろうな。
わざわざ潮くんに久世の研究ビデオを届けにきた狩谷くん。
久世のためになることを本気で考えたら、潮くんを応援するみたいになる、ってことか。
狩谷くんは久世のことが好きすぎるよな~。