『呪術廻戦』0巻 ちょこっと感想
『東京都立呪術高等専門学校』が『呪術廻戦』0巻としてついにコミックス化されたですよ!
表紙は乙骨と里香ちゃん。
現実化しなかった、16歳の乙骨が11歳(の姿)の里香ちゃんを抱えてる表紙が! なんかめっちゃ色っぽい!
里香ちゃんは本当に11歳とは思えない色気があるよね……。
なんというか、「色っぽい」というよりは「婀娜っぽい」って感じ。
しっかり乙骨にしがみついて、正面をにらんで、「これは私の男よ、なにか文句ある?」って言ってるような気がする。
ところで、元々、里香ちゃんてなんかこわいよなあって思ってたんだよ。
乙骨に指輪あげて、「里香と憂太は大人になったら結婚するの」って言ったシーンがね、なんかこわかった。
そしたら、コミックスで公開された里香ちゃんのプロフィールがなんかやっぱこわかった。
母親死亡で、父親行方不明。里香ちゃんを引き取った父方の祖母は、息子を殺したのは里香ちゃんだと思い込んでたって、重すぎでしょ、この設定。
そのうえ、乙骨以外の人間が嫌いで特に女性と年上男性が嫌いという、乙骨にのみ執着しているようなこの設定。
乙骨に呪術師としての才能があったうえで、里香ちゃんに怨霊化する素質があったから、特級の怨霊が生まれちゃったような気がする。
乙骨には妹がいるけど、怨霊化した里香ちゃんが攻撃的な行動をとったため、乙骨は家族から離れるようになった、とかいう設定も重い。
乙骨は高専に入ってからは家族と会ってないんじゃないかな、って気がする。
呪術の世界に家族を巻き込みたくないだろうから。
『東京都立呪術高等専門学校』を読んでおもしろいと思ったのは、乙骨の里香ちゃんに対する態度の落差が激しい、ってことなんだよね。
普段は里香ちゃんが暴走するたびにおろおろしてて、里香ちゃんがいるためにハードモードな人生になってるのに里香ちゃんを恨むことなく、生きている少女のように「里香ちゃん」と呼んで接している
でも、真希さんに攻撃をしかけようとしたら「何をしている、里香」と高圧的な態度を取る。
で、里香ちゃんを誑かして操ろうとする。
でも最後は「ごめんね、里香ちゃん。待たせたね」と、と普段の穏やかな態度に戻るんだよね。
里香ちゃんを「武器」にしたり「彼女」にしたり、ころころ変わる。
この落差はなんだろうな、と考えたんだけど、思うに乙骨は優先順位がはっきりしているんだよね。
死んでいる里香ちゃんよりは生きているクラスメイトたちの方が大事。
だから、生きている真希さんを害するような動きをみせると、怨霊を飼いならしているご主人様のような態度になる。
クラスメイトたちを守るためなら、里香ちゃんを利用しているような言動さえみせる。
それはつまり、里香ちゃんがクラスメイトたちを守るために使える「武器」というポジションになってしまうということ。
そして、それ以外の場合はやっぱり里香ちゃんは大事な「彼女」なんだよ。
自分を誰よりも深く愛してくれる、たとえ怨霊になっても見捨てられない存在。
幼いながらも乙骨は里香ちゃんが大好きだったんだと思うよ。
里香ちゃんのためにいろんなものを失ったけど、それでも里香ちゃんを失いたくなかったんだろうな、って。
それでも、やっぱり死んじゃった人よりは、今、生きている人が大事なんだよ。
乙骨はちょっとイカれてる感あるけど、そういう大事なとこは決して間違えない子なんだよね。
それにしても「一緒に逝こう?」のコマは何度みてもぞくぞくするな。
この乙骨の口元のなんともいえない色っぽさが。
表紙は乙骨と里香ちゃん。
現実化しなかった、16歳の乙骨が11歳(の姿)の里香ちゃんを抱えてる表紙が! なんかめっちゃ色っぽい!
里香ちゃんは本当に11歳とは思えない色気があるよね……。
なんというか、「色っぽい」というよりは「婀娜っぽい」って感じ。
しっかり乙骨にしがみついて、正面をにらんで、「これは私の男よ、なにか文句ある?」って言ってるような気がする。
ところで、元々、里香ちゃんてなんかこわいよなあって思ってたんだよ。
乙骨に指輪あげて、「里香と憂太は大人になったら結婚するの」って言ったシーンがね、なんかこわかった。
そしたら、コミックスで公開された里香ちゃんのプロフィールがなんかやっぱこわかった。
母親死亡で、父親行方不明。里香ちゃんを引き取った父方の祖母は、息子を殺したのは里香ちゃんだと思い込んでたって、重すぎでしょ、この設定。
そのうえ、乙骨以外の人間が嫌いで特に女性と年上男性が嫌いという、乙骨にのみ執着しているようなこの設定。
乙骨に呪術師としての才能があったうえで、里香ちゃんに怨霊化する素質があったから、特級の怨霊が生まれちゃったような気がする。
乙骨には妹がいるけど、怨霊化した里香ちゃんが攻撃的な行動をとったため、乙骨は家族から離れるようになった、とかいう設定も重い。
乙骨は高専に入ってからは家族と会ってないんじゃないかな、って気がする。
呪術の世界に家族を巻き込みたくないだろうから。
『東京都立呪術高等専門学校』を読んでおもしろいと思ったのは、乙骨の里香ちゃんに対する態度の落差が激しい、ってことなんだよね。
普段は里香ちゃんが暴走するたびにおろおろしてて、里香ちゃんがいるためにハードモードな人生になってるのに里香ちゃんを恨むことなく、生きている少女のように「里香ちゃん」と呼んで接している
でも、真希さんに攻撃をしかけようとしたら「何をしている、里香」と高圧的な態度を取る。
で、里香ちゃんを誑かして操ろうとする。
でも最後は「ごめんね、里香ちゃん。待たせたね」と、と普段の穏やかな態度に戻るんだよね。
里香ちゃんを「武器」にしたり「彼女」にしたり、ころころ変わる。
この落差はなんだろうな、と考えたんだけど、思うに乙骨は優先順位がはっきりしているんだよね。
死んでいる里香ちゃんよりは生きているクラスメイトたちの方が大事。
だから、生きている真希さんを害するような動きをみせると、怨霊を飼いならしているご主人様のような態度になる。
クラスメイトたちを守るためなら、里香ちゃんを利用しているような言動さえみせる。
それはつまり、里香ちゃんがクラスメイトたちを守るために使える「武器」というポジションになってしまうということ。
そして、それ以外の場合はやっぱり里香ちゃんは大事な「彼女」なんだよ。
自分を誰よりも深く愛してくれる、たとえ怨霊になっても見捨てられない存在。
幼いながらも乙骨は里香ちゃんが大好きだったんだと思うよ。
里香ちゃんのためにいろんなものを失ったけど、それでも里香ちゃんを失いたくなかったんだろうな、って。
それでも、やっぱり死んじゃった人よりは、今、生きている人が大事なんだよ。
乙骨はちょっとイカれてる感あるけど、そういう大事なとこは決して間違えない子なんだよね。
それにしても「一緒に逝こう?」のコマは何度みてもぞくぞくするな。
この乙骨の口元のなんともいえない色っぽさが。