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『週刊少年ジャンプ』2019年22・23合併号 感想

平成最後の『週刊少年ジャンプ』。 考えてみれば、平成に出版された『週刊少年ジャンプ』を全部読んでるんですよ、私。 なんかすごいな。 表紙絵は連載マンガ勢ぞろいのRPG風集合絵なんだけど、電子版を定期購読してると、これの独立絵がみられるのね。 こういう電子版ならではのサービスうれしい。 それぞれ違う職業がわりふられているんだけど、それぞれちゃんとキャラにあってておもしろいよね。 虎杖はそのまま「呪術師」なんだけど、なんかハリー・ポッターの同級生役で出てきそう。 一番よかったのはエマの「賢者」かな。マントがすんげえキレイ。 『Dr.STONE』 (Z=103 絶望と希望の光) お見送りのメンバーにいないと思ってたら、案の定、密航していたスイカちゃん。 偵察のお役に立ちたいと意気込んでいたらあっさり龍水に拒否られてる。 さすがに、現地民との武力衝突の可能性が捨てきれないような偵察に、子供は出さないよな。 しょんぼりしているスイカちゃんを「お役に立てることは他にもたくさんあるぞー!!」ってはげます大樹が、あいかわらず本当にいい人だよなあ。 海の底に沈んでいた石像は、宝島の住民なのか? だとすると、石化させた存在がいるはずだし、石像を海に放り込んだ人もいるはず。 もともと地上にあって、洪水かなんかで海に流されたにしては、ひとところにまとまりすぎな気がするんだよね。 てか、いきなり船に残った連中がみんな石化してて、本当にびっくりした。 えっ? これどういうことなの? 主要キャラがほぼほぼ全滅なんだけどっ。 急展開すぎてめっちゃビビった。 偵察隊の4人+スイカちゃんだけで、あの船を動かせるはずがないから、これかなり詰んだ状態じゃない? 蹴り飛ばされたスイカちゃんが助かってるってことは、海にとびこんでた銀狼も助かってる可能性あるけど。 あと、船の内部にいたこと確実な氷月たちも無事かもしれん。 ゲンが取り乱してるけど、そりゃそうなるよね。 ゲンにしてみれば絶望でしかないもの。 『鬼滅の刃』 (第156話 ありがとう) 「ありがとう」というサブタイトルとカラー絵だけですでに泣ける。 恋雪ちゃんの手が触れた側だけ狛治になってる猗窩座……ぐおぅ。 あんなせっぱつまった場面で、スポンって炭治郎の刀がすっぽ抜けたのはちょっと笑った。 でも、そこで刀をとりにいかずに、そのまま殴るあたりが炭治郎っ...

『呪術廻戦』(第57話 起首雷同 -参-) 感想(知ろうが知るまいが因果は廻る)

最近、人気キャラクター投票をポチるのが日課になってる。 東京校全員に票を入れられるのすごくうれしい。 この方式だとダンボール票とかの問題はないけど、たくさんのPCを使える環境がある人は実質的にダンボール票を入れられそうな気がするな。当日分の投票をどう判断してるかによっては、もっと別の抜け道もあるかも、とかいろいろ考えちゃうのは、ちょっとした職業病です。 九相図の呪霊、特級レベルなんじゃないかと思うんだけど、虎杖、普通にはりあえてるな。 まあ、はじめてのお遣いなので、まだ試運転状態なのかもしれない。 虎杖が、九相図が吐いた血のことを気にしてたけど、意味もなく血を吐くのもよくわからないので、警戒するのも当然なのかな。 毒とか、何かのマーキングとか? 一方、野薔薇ちゃんはモグラたたきをやっていた。 カナヅチでモグラたたきだからいいけど、これを交流会みたいにピコピコハンマーでやってたら、完全にゲーセンである。 ていうか、この呪霊、かわええな。 そして、伏黒はモグラ斬りか……。 3人でいると、伏黒が指示出し役になるのは、術師としての階級が一番高いし、任務経験も一番、豊富だからだろうな。 とか、思ってたら、さらわれかけてる野薔薇ちゃんが「問題ない。アンタはモグラを叩け」ですよ。 野薔薇ちゃんが指示出ししてる。 おおっ。かっこよすぎだろ、野薔薇ちゃん。 得体のしれないものに引きずり込まれようとしてるのに、この落ち着きっぷりはすごい。 惚れる。 なんかまた変態さんが出て来た。 裸エプロン(?)の次は裸ガーターベルト(?)か……。 てか、フワァ~オ、って擬音はなんなの。 それ、深夜番組でエロいお姉さんが登場した時の効果音じゃないの? そりゃあ、野薔薇ちゃんもあんな顔で「げっ」って言うわ。 「兄者」「我々兄弟」ということは、この変態さん、九相図の兄なの? 奪われた九相図は3つのはずだから、それぞれ1個ずつ喰わされた人がいるということなのか? それにしては外見がずいぶんと違うけど。 「才能」がなかったから人間の姿をとどめられなかったのかな。 それとも、真人にグニイされた結果かな。 伏黒が呪霊を祓って、これで津美紀さん一安心と思ったら、なんか本体がいた。 ていうか、宿儺に「虫」呼ばわりされてたアレだった。 アレは宿儺にぶつ切りにされちゃったはずなので、これは別個体なんだろうな。 この呪霊が...

『週刊少年ジャンプ』2019年21号 感想

狛治の滑稽さと、デンジの滑稽さが、同じ『ジャンプ』に載ってるのはなんかスゴイな。 『呪術廻戦』 (第56話 起首雷同 -弐-) 別記事(花はほころぶ)になりました。 『Dr.STONE』 (Z=102 科学船ペルセウス) 元村長は村に残ったのかと思ったら船に乗ってた! 村はどうすんだろ。ルリちゃんがいれば大丈夫なのかな。 千空はいろいろやらなきゃいけないので、石神村の連中のとりまとめ役が必要なのはわかるけど。 そう考えると、航海に関することをすべて引き受けてくれてる龍水の存在ってめっちゃありがたいことなんだろうな、と思う。 残され島(?)の人たちは今はどうなってるんだろうね。 宗教中心の社会になってるかも。 百物語を維持できているのなら、千空のことも受け入れてもらいやすいと思うんだが。 『ブラッククローバー』 (ページ202 異なる世界の) フィンラル置いてけぼりでかわいそう、と思ったら、ちゃんと役割があった! 魔物の頭蓋の上に初代魔法帝の像があるのって、魔法帝があんまり見えなくてモニュメントとしていまいちだと思ってたんだが、あの位置にあることに意味があったのかね。 『ハイキュー!!』 (第346話 思惑) ベストゲームの人気投票、対音駒戦がぶっちぎりのトップだった。 うん、すごくわかる。 ツッキーが本当に何気なく「…またフルセットかよ…」ってぼやいて、スガさんにツッコまれてるの笑う。 そうだよね。フルセットということは、2セット目もとられて負ける、という可能性が完全に除外されてるってことだもんね。 ツッキーもずいぶんと前向きになったもんだなあ。 で、日向くんみたいと言われて落ち込む姿が大仰すぎてまた笑う。 ローテの読み合いっておもしろいね。 監督の腕の一番のみせどころかもしれん(鵜養さんはコーチだけど)。 『鬼滅の刃』 (第155話 役立たずの狛犬) 義夫太郎は「"禍福は糾える縄の如し"だろ、いいことも悪いこともかわるがわる来いよ」と世を呪ったが、狛治の人生は悪いことといいことと悪いことが、かわるがわる来た結果、不幸が底上げされた感がある。 「人生をやり直せるかもしれないという淡い期待が収拾もつかない程大きく膨らんで」というモノローグがせつない。 「強い期待」ではなく「淡い期待」なんだよ。 この時点で狛治の、自分は幸せになれる、という想いはまだ...

『呪術廻戦』(第56話 起首雷同 -弐-) 感想(花はほころぶ)

連載1周年突破記念で『ジャンプ』表紙&巻頭カラー! おめでたい! アリーーナー!! ライブビューイング―!! 『ジャンプ』表紙は虎杖メインで伏黒と五条先生付き。野薔薇ちゃんはどうした! まあ、連載初回から名前が出ていたキャラはこの3人だけだから、ということにしておく。 巻頭カラーは互いの頚に手をかける虎杖と宿儺。 かっこええ! バックに描かれているのが、五条先生+乙骨+夏油+謎の美女、ということは、謎の美女は4人いる特級の一角ということなんだろうか。 パッと見、東堂が子供の頃に遭遇した女性にみえるんだが。 ところで、『呪術廻戦』になってから描かれている乙骨が、ことごとく病んでるようにみえるのは私だけか? たまたまそうみえるだけなのか、里香ちゃんを失ってやさぐれちゃったのか。 人気キャラクター投票は、1年ズ+2年ズ+五条先生+七海さん+里香ちゃん+パン屋さん+芥見先生すべてに投票してもまだ余裕があるというステキシステムですよ! 当然、毎日投票ですよ! 現在のところは、乙骨、虎杖、伏黒、野薔薇ちゃんに投票している。 呪霊が現れるのを待つ1年ズ。 なんとも平和な絵だなあ。 長くは続かないんだろうな、とはわかってるけど。 虎杖、あのビニールひもをからだにくくりつけて橋から飛び降りたのか! 伏黒が橋を見上げてる絵を見ると相当な高さだぞ。 どう考えてもビニールひもは役に立たないだろ、と思うんだが、手順が大事、ということは、紐状のものをからだにくくりつける、ということに意味があって、役に立つか立たないかはどうでもいい、ということなんだろうな。 それにしても、あの高さを飛び降りて平気なのか……。 4階まで道具もなしに飛び上がれるんだから、それくらいできても不思議ではないが……。 虎杖、普通に飛び降りちゃったんだろうな。 伏黒と野薔薇ちゃんも、それを普通に見守ってたんだろうな。 新田さん、なんとなく頼りなさそうな感じだったけど、一般人に不安感を与えず情報を得るとはかなり有能。 「嘘つくからには助けないと…!!」って考えるあたり、ものすごくマジメな人なんだろうな。 てか、津美紀さんて、死んでるのかと思ってたんだけど、生きてるのか!(寝たきりらしいけど) 部外者がいるところでは「そうか、じゃあ津美紀にも聞いてみるわ」ってすっとぼけてたけど、いなくなった途端にあせりまくってる表情になるあた...

『週刊少年ジャンプ』2019年20号 感想

『鬼滅の刃』 (第154話 懐古強襲) 「懐古」に「強襲」されるとは、なかなかおもしろいサブタイトルだな、と思ったんだが、猗窩座にしてみれば、そのまんまな事態なんだろうな。 鬼になって、弱さと共に捨てることができていた過去に、襲われている。 猗窩座の過去も本当にキツイな。 炭治郎と同じように、家族を守るためにどんなことでもできるって、断言できる子だったんだよ。 父親を大事にしていて、父親のためになんでもしていたら、それを苦にして父親が死んでしまうとは。 父親にしてみれば、自分の病気が治る見込みはないし、息子はそんな自分を見捨てず罪を重ねていくしで、これしか選択肢はない、と思い詰めてしまったんだろうなあ。 炭治郎には母も弟妹たちもいたし、炭焼きという稼ぐ手段があった。 猗窩座にもそういう真っ当に稼ぐ手段があったら、過労死しそうなくらい働いて父親を支えたんだろうなあ。 猗窩座を拾ってくれた慶蔵さん、「先日、妻が看病疲れで入水自殺してしまって、大変なんだなぁ、これが」って、悲惨なことをさらっと言うなあ。 猗窩座と恋雪ちゃんは、自分の存在が親に死を選ばせてしまった、という同じ境遇か……。 仲良くなれそうだけど、悲惨な別れが待っているのはわかりきってるのがつらい。 『Dr.STONE』 (Z=101 TREASURE BOX) 一致団結できる限界は150人。それ以上になると分裂し、抗争をはじめる。 復活させる人を選べるというのは、それだけで権力になる。 なるほど……ちょっとずつ復活させるのは結構むずかしいんだね。 文明が崩壊して、社会的な枷が消えてるから、暴力以外の抑止力もないしな。 ソユーズがたどりついた場所にも、人が住んでいるのか。 島に残ったチームと、本土に渡ったチームに分裂した、ということ? 一か所に固まってると、ちょっとした天災が起きただけで人類滅亡になるから分けたのかな。 でも、分けるならもっとたくさんに分けてもよさそうなもんだけど。 分けてはみたけど生活が苦しくなって合流したという可能性もあるのかなあ。 『アクタージュ act-age』 (scene61.そういう普通) センターカラーのひなちゃんがかなりかわええ。 「よく知らねぇけど、芝居の練習とかメッチャがんばってきたんだろ」と言われて「?」ってなってる夜凪ちゃん。 夜凪ちゃんには、「芝居の練習」をがんばった...

『呪術廻戦』(第55話 起首雷同) 感想(3人でお使いVSはじめてのお使い)

なんか、サブタイトルが四文字熟語だとビビる。 これまで、四文字熟語サブタイトルの回はだいたいキツい展開だったからなあ。 と思ってたら、しょっぱなから犠牲者が発生してた。 新しい補助監督さんが登場。 今度の人も絶妙に頼りない雰囲気が出てる(←さりげない伊地知さんdis)。 助手席が空いてるのに、後部座席に3人並んでる1年ズがかわええ。 まあ、そこそこワイド幅な車のようで、そんなぎゅうぎゅうでもないけど。 「運転手が女性なんだからおまえが前行けよ」「助手席は死亡率が一番高いのよ!」みたいな会話を妄想した。 それにしても、3人でなかよく1枚の資料をみてる絵がほんとに良いなあ。 あいかわらず単純で純粋な虎杖と、ほめられるの大好きな野薔薇ちゃんと、なんだかなあ、って顔してる伏黒。 ああ、平和ってすばらしい。 ずっとこのままでいいのに……。 中学生のヤンキーみつけて「分かりやすいのがいるわね。ブン殴って更生させましょ」って、めっちゃ楽しそうに言う野薔薇ちゃん。 いや、本当に「なんで?」だよ。 「俺。中学。ココ」 「ボコッ…た」 って、なぜかカタコトになる伏黒。本人的にも黒歴史らしい。 見開きで左右同じ絵になってるの笑う。 伏黒が半年前くらいまでは中学生だったって、なんか不思議な感じがするなあ。 中学校では無口で孤立してたんだろうな、ってイメージを勝手に抱いてたけど、意外とやんちゃな中学生だったらしい。 悪いヤツはだいたい友達、じゃなく、悪いヤツはだいたいボコッた、って感じっぽいよね。 用務員さんが「伏黒君程ではないが問題児だったからね」って言うくらいだから、相当な問題児。 津美紀さんのこととかいろいろあってすさんでたんかなあ。 そういえば、津美紀さんは伏黒のお姉さんだったのか。 若く見えるけど母親なのかな、とか思ってた。 でも、表向きは姉ってことになってるけど実際は違うって可能性もありそうだよなあ。 連続不審死した連中は橋からバンジーしようとして失敗した、ということになってるけど、実際には、呪霊がらみで何かがあって倒れてたけど、普段の行いがアレだったので、どうせバカな遊びをした結果だろう、ということで片づけられたっぽい。 「八十八橋なら俺も行ったことあります」 「バンジーしに?」 伏黒の言葉をいちいち茶化す虎杖が愛しい。 ほんとカワイイ。 伏黒にからみたくてしかたないのか、おま...

『週刊少年ジャンプ』2019年19号 感想

『鬼滅の刃』 (第153話 引かれる) 猗窩座の頚を斬った、と思ったら、離れた頭部を自分でつかんでガシィってくっつけようとしたの、ちょっと笑ってしまった。 で、義勇さんが投げた刀に頭を串刺しにされてるし……。 しかし、頭部が崩れても、身体が動くって、めっちゃこわいな。 日輪刀で頸を斬っても死なないとか、反則が過ぎるよな。 この調子だと、童磨や黒死牟もそう簡単に死にそうにない。 猗窩座が別の何かに変わろうとしている、というのは、鬼も進化する、ということなのかもしれない。 ねずこちゃんが、太陽の光を浴びても死なないからだに変化したように。 進化の条件はおそらく、強い執着、だろうね。 無惨様の死なない肉体に対する執着。 猗窩座の強さに対する執着。 ねずこちゃんは、兄に対する執着かな? 猗窩座がそれだけ執着して、鬼になってまで追い求めていたものを、人間の少年が手に入れた。 これはどれほどのインパクトだろう。 炭治郎が手に入れたのなら、自分も手に入れられるんじゃないかと、元々あった執着に火をつけた可能性はありそう。 ぼろぼろになって動けない炭治郎を、自分もぼろぼろなのに守ろうとする義勇さん。 炭治郎を次の水柱に据えたい、とかそういうこと抜きで、ただ、救いたいだけなんだよね、と思うと泣ける。 "柱"たちは自分の命の優先順位を最後にしてしまう。 そういう人だからこそ"柱"になれるんだろうけど、自分のことも大事にして、って思っちゃうんだよね。 『Dr.STONE』 (Z=100 はじまりの百物語) 船が完成し、人類は2チームに分割されるか。 村の子供たちとご老人たちはさすがに連れていけないしな。 でも、カセキじいさんは連れていくのね。 陸に残るチームは、千空たちがつくったメカたちのメンテナンスをどうするんだろう。 メンテナンス程度なら、すでに誰かに伝授済みなのかな。 まあ、そんなに複雑なものはつくれてないだろうし。 杠ちゃんは置いていかれるのかと思ってたけど、帆のメンテナンス要員として連れていくのね。 主要人物がほとんど船に乗っちゃったけど、村は元村長のコクヨウが仕切ることになるんだろうな。 氷月とほむらまで船に乗せたのはびっくりだったけど、妥当な判断だよな。 村に残して余計なトラブルおこされるよりは、安全性が高いと言える。 船の上で反乱おこ...

『呪術廻戦』(第54話 呪術甲子園) 感想(野球マンガは一週打ち切りだった)

呪術高専⇒呪術廻戦⇒呪術甲子園……なるほど語呂が良い……ような気がする。 犠牲が出たって話は伏せるのかと思ったら、学生たちには説明したのね。 まあ、東京校の生徒たちは、校内の人が減ったらさすがに気付きそうだけど。 宿儺の指が盗まれた件については説明したのかな。 「故人を偲ぶのは当人と縁のある者達の特権だ。俺達が立ち入る問題ではない」 「人死にが出たのならば尚更俺達に求められるのは、強くなることだ」 って、東堂にしてはめっちゃまともな意見。 それに素直に感心しちゃう三輪ちゃんと、「しっかりイカれてんのよ」と一蹴する真依さんがよい。 三輪ちゃん、真依さんの肩に手を置いて話しかけるとか、普通に仲は良いのね。 見た目だけだと、加茂が一番、重症っぽいな。 狗巻はわりと元気そう。 みんなそこそこ元気なのは、みんなが頑丈なのか、家入先生が優秀なのか。 てか、東京校+京都校の連中が、一部屋に集まってる絵面がなんかおもしろいな。 箱に勝負方法入れて当日開ける、と言っておきながら、「いや、私は確かに個人戦と…」ってことは、毎年、一日目も二日目も同じ籤しか入れてないってことなのね。 なんでそんなめんどくさいことするんだろう。 一応、伝統だから? ということで、五条先生の謀略(?)で野球をやることになったらしい。 真希さんのボールに当てることができる三輪ちゃん、なにげにすごいな。 剣使いだから、動体視力はよいのかもしれん。 でも、西宮ちゃんも塁に出てるから打ったのかな。四球かもしれないけど。 犠牲フライがわからない西宮ちゃんに、的確な指示を飛ばす歌姫先生。 なんか、歌姫先生、めっちゃエキサイトしてる。 もしかして野球好きなのか? だとしたら、五条先生が野球って書いたのは、歌姫先生に対するサービスの可能性も? 女子高生が犠牲フライを知らなくても不思議はないと思う。多分。 加茂は虎杖としゃべるだけしゃべって見送り三振か。 宿儺の器と会話する必要なし、みたいな態度だったのに、ずいぶんと軟化したもんだな。 まあ、間接的に命を救ってもらったみたいなもんだし。 たくさんの人を救いたい虎杖と、母親さえ救えればそれでよかった加茂か……。 でも、たくさんの人を救えば、それだけ母親の心も救われるんだよね、きっと。 母親の言葉を思い出して、虎杖は「人間」だと納得してくれたんじゃないかなと思う。 「東北のマー君と...

『ワールドトリガー』(第178話 二宮隊) 感想(撃たないのか撃てないのか撃てるのか)

今回は1話掲載。 葦原先生のご都合にあわせて2話になったり1話になったりするのは、なかなかよいシステムですね。 葦原先生のご負担は気になるが、やっぱり少しでも早く先を読みたい、というジレンマをうまく調整してくれてる感じで。 小南ちゃんと栞ちゃんのおもちゃになってる辻ちゃんと、それを守ってあげてるひゃみさん。 すべてがかわいすぎる。 辻ちゃん、女の子の前ではこんなんなるのか。これは栞ちゃんと小南ちゃんがからかいたくなるのも無理はない。 学校だとガードがかたい、というのは男友達がバリケードになってくれてるのかな。 辻ちゃんみんなに大事にしてもらってるのね。 あんなクール系美少年だと、とっつきにくそうな印象あるけど、後輩アタッカーたちも辻ちゃんには気安く声をかけてたし、誰にでもかわいがられる系なんだろうね。 まあ、あんな、ゆりさんを前にしたレイジさんみたいなポンコツっぷりをみたら、クール系の印象なんて軽く吹き飛んじゃうだろうし。 そういえば、小南ちゃん「犬飼先輩」呼びなのね。ちゃんと先輩付け。 呼び捨てにされてる太刀川さんの立場がさらに下がった(笑)。 辻ちゃんと隣り合う席に、オサムが座ったのは、玉狛側が気を使ったのか、二宮さんが指示したのか、辻ちゃんが懇願したのか。 ちょっとからかって満足した栞ちゃんと小南ちゃんが、オサムに指示したのかな、って気もする。 女子と3対1でご飯って中高生男子はイヤがりそうだよな、言われてみれば。 でも、そういうのイヤがる男子は玉狛にはいないような気もする。 ユーマは性別によって対応をかえる、ということ自体がないイメージだし、烏丸先輩は女子に囲まれるの慣れてそうだし、レイジさんはゆりさん以外には動じないし、迅さんは大喜びしそうだし。 「母より圧のある女性に会ったことがない」って、確かにな~。 香澄さんの圧はハンパないよな~。 こんな女性にアタックかけられまくった三雲父ってどんな人なのかめっちゃ気になる。 チカちゃん、お米好きはプロフィールに書いてあったけど、役肉屋さんでごはんばっかり食べてるって、好きすぎだろ。 「ギアラどう? おいしい?」「噛み切れない」っていう辻ちゃんとひゃみさんの会話がなんかすごくいい。 ひゃみさんの面倒見のいいお姉さんっぽいところとか、辻ちゃんの、ひゃみさんになついてる感とか、すごくいい。 「ひゃみさんは最初は壁があっ...

『週刊少年ジャンプ』2019年18号 感想

『ハイキュー!!』が載ってない『ジャンプ』が予想以上にさびしい。 これまでお休みなくがんばってこられたんだもんな~。 ごゆっくりなさってください、と言いたいところだけど、取材でめっちゃばたばたしてるかもしれない。 てか、遠いところにいくって、もしかして海外? ワールドユース編とかきちゃうかも? 『鬼滅の刃』 (第152話 透き通る世界) カラー表紙絵が、次世代の柱候補たち集合、みたいなことかと思ったら、よくみると義勇さんがいるから違うね。 じゃあ、今、上弦の鬼と対峙している者、ってことか、と思ったんだけど、伊之助は今なにやってんだろう。 義勇さん、背中をやられたと思ったら、おなかにおもいっきし猗窩座の拳がめりこんじゃって、大丈夫なのかな、この人。 どんな状態でもむりやり戦いそうな人なので心配。 てか、柱の人たちみんなそうだよね。 この戦いを生き抜くことはあんまり考えてないっぽくて、上弦の鬼もしくは無惨様を滅することができるなら相打ちでかまわない、って思ってそう。 "透き通る世界"って、文字通り透き通ってみえる感じがするってことなの? 背後からこっそり忍び寄って頚を斬れたかもしれないのに、わざわざ声をかけた炭治郎。 これは、なにもわからないうちに死ぬことなど許さない、ということなのかな、って思った。 「おまえの罪を数えろ」的な。 炭治郎がついに猗窩座の頚を斬ったけれど、痣がすごいことになってて気が気じゃない。 頭からだらだら血を流してるようにみえるけど、あれ痣だよね。 髪と目の色まで変わってるとか、ほとんど別の生き物に生まれ変わった感じなんだろうか。 『約束のネバーランド』 (第129話 背負うべきもの) ノーマンがかわいそすぎなんですが……。 『呪術廻戦』 (第53話 完遂) 別記事(野球回のあるマンガは名作……かもしれない)になりました。 『神緒ゆいは髪を結い』 (第4話 オルチャン激突祭) いろいろとツッコミどころありすぎなんだけど、どういうわけだかめっちゃ和むよね、このマンガ。 鍵斗、蝶々結びができないって責められてたけど、鎖を蝶々結びってめっちゃむずかしいんじゃ……。 『鬼滅の刃 富岡義勇外伝』 (前編) 平野先生が『鬼滅の刃』の外伝を描くとわっ。 さすがの絵の美しさだけど、吾峠先生テイストに寄せてる感もあって、なかなかよい。 これ、会話...

『呪術廻戦』(第53話 完遂) 感想(野球回のあるマンガは名作……かもしれない)

花御、生きてた。ぼろぼろっつーか、ずたぼろだけど。 真人はまんまと宿儺の指6本を手に入れてたか。 これを全部、虎杖に呑ますと、宿儺の半分が復活することになる? ついでに持ち出した"呪胎九相図"の1番~3番って、「九相図」というからには9番まであって、全部そろうとえらいことになったりするのかな。 高専の敷地内、お寺っぽいものがたくさんあるけど、何に使ってるのかな、と思ってたら、あれはハリボテか。 前に出て来た「天元様」というのは、呪物を守る呪術師か。 不死ではあっても不老ではない、ってキツいな。 おそらく何百年も生きてるんだろうから、ほとんどミイラ的なことになってそう。 宿儺の言動に関する情報はそんなにないはずだが、宿儺の動きに若干の不自然さを感じる、という理由で「宿儺にとっての地雷がいる」と判断する夏油。 本当に頭がいいよな。 これで五条先生と同じ方向に生きていくことができたら、呪術界ものっとれそうな気がするんだが。 あのハンガーラックさんから夏油の生存が判明するんじゃないかと思ったが、夏油は一度も会ってないのか。 捨て駒にする気満々だったんだな。 夏油はものすごく慎重に自分の存在を隠しているけれど、五条先生はどう思ってるのかな。 そもそもなんで夏油が生き延びちゃってるのかもわからないし。 死亡者計11人か。あの番人ふたり以外にも結構、お亡くなりになってたんだな。 特級呪物もとられたし、生徒たちに犠牲がでなかった、という点しか高専側には救いがない。 五条先生が「天元様」呼びしてて、おっ、ってなった。 五条先生が様付けするのはじめてのような気がする。 何百年にもわたって自分の責務を果たし続けている人に対しては、敬意をはらっているんだろうか。 なんか、虎杖の洗脳がとけてた! いや、だからあれはなんだったの! 東堂の術式かなにかなの? それにしても、けが人にピザを差し入れするってどうなんだろうね。 伏黒の言う通り、もうちょっと消化によさそうなものにしてあげようよ。 ピザを食べようとして「んあ?」ってなってる虎杖かわええ。 「答えなんかない。あとは自分が納得できるかどうかだ」 伏黒は自分の気持ちをどこまでも貫こうとしてるんだな。 できるだけの努力をやりきらないと、虎杖のそばにいる資格はない、ぐらいのことは思ってそう。 虎杖とは違う意見を貫くことで、虎杖の...