『ワールドトリガー』(第178話 二宮隊) 感想(撃たないのか撃てないのか撃てるのか)
今回は1話掲載。
葦原先生のご都合にあわせて2話になったり1話になったりするのは、なかなかよいシステムですね。
葦原先生のご負担は気になるが、やっぱり少しでも早く先を読みたい、というジレンマをうまく調整してくれてる感じで。
小南ちゃんと栞ちゃんのおもちゃになってる辻ちゃんと、それを守ってあげてるひゃみさん。
すべてがかわいすぎる。
辻ちゃん、女の子の前ではこんなんなるのか。これは栞ちゃんと小南ちゃんがからかいたくなるのも無理はない。
学校だとガードがかたい、というのは男友達がバリケードになってくれてるのかな。
辻ちゃんみんなに大事にしてもらってるのね。
あんなクール系美少年だと、とっつきにくそうな印象あるけど、後輩アタッカーたちも辻ちゃんには気安く声をかけてたし、誰にでもかわいがられる系なんだろうね。
まあ、あんな、ゆりさんを前にしたレイジさんみたいなポンコツっぷりをみたら、クール系の印象なんて軽く吹き飛んじゃうだろうし。
そういえば、小南ちゃん「犬飼先輩」呼びなのね。ちゃんと先輩付け。
呼び捨てにされてる太刀川さんの立場がさらに下がった(笑)。
辻ちゃんと隣り合う席に、オサムが座ったのは、玉狛側が気を使ったのか、二宮さんが指示したのか、辻ちゃんが懇願したのか。
ちょっとからかって満足した栞ちゃんと小南ちゃんが、オサムに指示したのかな、って気もする。
女子と3対1でご飯って中高生男子はイヤがりそうだよな、言われてみれば。
でも、そういうのイヤがる男子は玉狛にはいないような気もする。
ユーマは性別によって対応をかえる、ということ自体がないイメージだし、烏丸先輩は女子に囲まれるの慣れてそうだし、レイジさんはゆりさん以外には動じないし、迅さんは大喜びしそうだし。
「母より圧のある女性に会ったことがない」って、確かにな~。
香澄さんの圧はハンパないよな~。
こんな女性にアタックかけられまくった三雲父ってどんな人なのかめっちゃ気になる。
チカちゃん、お米好きはプロフィールに書いてあったけど、役肉屋さんでごはんばっかり食べてるって、好きすぎだろ。
「ギアラどう? おいしい?」「噛み切れない」っていう辻ちゃんとひゃみさんの会話がなんかすごくいい。
ひゃみさんの面倒見のいいお姉さんっぽいところとか、辻ちゃんの、ひゃみさんになついてる感とか、すごくいい。
「ひゃみさんは最初は壁があったよ」「今は?」「やさしい」「よし」って言う会話も、最小限の言葉で通じ合ってる感がすごい。
辻ちゃんいろいろと言葉が足りない系の人っぽいけど、犬飼とひゃみさんがさりげにフォローしてるんだろうな、って気がする。
鳩原ちゃんが消えた日が、犬飼の誕生日の直後だったので、犬飼の誕生日になんかあった説とか、犬飼の誕生日を待ってた説とかいろいろ飛び交ってたけど、犬飼の誕生日肉が、鳩原ちゃんにとってのお別れ会だった可能性はありそう。
てか、二宮隊はわりと穏やかに鳩原ちゃんのこと話すんだな。
なんか、タブーっぽい感じになってるんじゃないかと思ってた。
人をうっかり撃ってしまって、吐いて寝込んで、それでもスナイパーをやめない、という執念をみていたから、その執念を支えているものの大きさは理解していて、それがボーダーでかなわず、違法な手段なら叶うとなったら、鳩原ちゃんがそれを選ぶのは当然、という認識っぽい。
二宮さんが玉狛に行ったことを犬飼が知ってたし、二宮さんの個人的な調査かと思ってたことも、二宮隊全員でやってる可能性もある。
とりあえず、二宮隊は誰も鳩原ちゃんを恨んでいないし、憎んでいないし、どちらかといえば同情気味、というか、あきれ気味?
「本当にあいつ、しかたないよね~」くらいのテンションっぽい。
兄が近界にいっちゃったチカちゃんと、弟が近界にさらわれた鳩原ちゃん。
人を撃たないチカちゃんと、人を撃てない鳩原ちゃん。
いろいろと対照的なんだよね。
東さんとか当真とか、チカちゃんを心配してくれてるスナイパーたちは、いつもチカちゃんをみて鳩原ちゃんを思い出してるのかもしれないな。
でも、ユズルくんだけは、チカちゃんと鳩原ちゃんを重ねてないと思う。多分。
小南ちゃん、嘘にやたらひっかかるけど、ひっかけにも弱い。
機密を守るのにまったく向いてないタイプ。
まあ、犬飼の誘導がうまいってのもあるけどね。
犬飼の食えない感はすごいよね。
カゲさんが嫌うのはこういうとこなのかな。
嬉々としてオサムをかく乱してる感じが、めっちゃ犬飼でよい。
二宮さんが「上がるぞ」って言ったら、「あれっ、まだ駆け引きの途中なのに~」って楽しそうに言ったところもめっちゃ犬飼でよい。
二宮さんの言葉には絶対に従うけど、軽口は叩く。
二宮隊にはそういうポジションが必要だと思うし、犬飼自身、そういうポジションを楽しんでるんじゃないかな、って思う。
犬飼に、ヒュースの隠し玉の件がバレてた、って落ち込むオサムに対し、「別に問題はないだろう」とあっさりしているユーマとヒュース。
戦場における駆け引きは、ユーマとヒュースの方に一日の長があるよな。
犬飼がわざわざ隠し玉の件を話したのは、「ウチじゃなくよそに使ってね」って意味。
うん、そんな気はしてた。
二宮隊的には、わかってはいても対処がめんどくさい件を、生駒隊と弓場隊に押し付けたいのね。
チカちゃんがフルガードしつつ、ヒュースがフルアタックするって、それどんだけこわい移動砲台。
トリオン量ではボーダートップだった二宮さんだから、トリオンの物量戦を仕掛けられたことはないだろうし、最初から物量でおしまくる、というのは有効かもしれない。
チカちゃんとヒュースの作戦会議のサポートに、栞ちゃんは当然として、さりげに陽太郎をまぜるオサムやさしい。
チカちゃんは人を撃てるんじゃないか問題に、ヒュースが切り込んできたか。
まあ、玉狛内でこの問題に切り込むとしたら、ヒュースが適任なんだろうな、という気がする。
他の連中はチカちゃんに過保護すぎるから(苦笑)。
その過保護は、チカちゃんを「ここにいていいんだ」と安心させるためには絶対に必要だったんだけど、その次のステップに移行させていいものか、の判断というか決断ができないんだよね。
いい意味でも悪い意味でも。
ヒュースは「部外者」の立場を自分なりにわきまえてて、自分だけができることをやろうとしてるのかな、って思う。
自分ならチカちゃんに嫌われても問題ない、って考えてそう。
いやあ、今回、本当に楽しかった。
二宮隊が想像以上に二宮隊だった(←日本語がおかしい)。
鳩原ちゃんが戻ってくる場所はちゃんとある、と明言された気がして、それがうれしかった。
葦原先生のご都合にあわせて2話になったり1話になったりするのは、なかなかよいシステムですね。
葦原先生のご負担は気になるが、やっぱり少しでも早く先を読みたい、というジレンマをうまく調整してくれてる感じで。
小南ちゃんと栞ちゃんのおもちゃになってる辻ちゃんと、それを守ってあげてるひゃみさん。
すべてがかわいすぎる。
辻ちゃん、女の子の前ではこんなんなるのか。これは栞ちゃんと小南ちゃんがからかいたくなるのも無理はない。
学校だとガードがかたい、というのは男友達がバリケードになってくれてるのかな。
辻ちゃんみんなに大事にしてもらってるのね。
あんなクール系美少年だと、とっつきにくそうな印象あるけど、後輩アタッカーたちも辻ちゃんには気安く声をかけてたし、誰にでもかわいがられる系なんだろうね。
まあ、あんな、ゆりさんを前にしたレイジさんみたいなポンコツっぷりをみたら、クール系の印象なんて軽く吹き飛んじゃうだろうし。
そういえば、小南ちゃん「犬飼先輩」呼びなのね。ちゃんと先輩付け。
呼び捨てにされてる太刀川さんの立場がさらに下がった(笑)。
辻ちゃんと隣り合う席に、オサムが座ったのは、玉狛側が気を使ったのか、二宮さんが指示したのか、辻ちゃんが懇願したのか。
ちょっとからかって満足した栞ちゃんと小南ちゃんが、オサムに指示したのかな、って気もする。
女子と3対1でご飯って中高生男子はイヤがりそうだよな、言われてみれば。
でも、そういうのイヤがる男子は玉狛にはいないような気もする。
ユーマは性別によって対応をかえる、ということ自体がないイメージだし、烏丸先輩は女子に囲まれるの慣れてそうだし、レイジさんはゆりさん以外には動じないし、迅さんは大喜びしそうだし。
「母より圧のある女性に会ったことがない」って、確かにな~。
香澄さんの圧はハンパないよな~。
こんな女性にアタックかけられまくった三雲父ってどんな人なのかめっちゃ気になる。
チカちゃん、お米好きはプロフィールに書いてあったけど、役肉屋さんでごはんばっかり食べてるって、好きすぎだろ。
「ギアラどう? おいしい?」「噛み切れない」っていう辻ちゃんとひゃみさんの会話がなんかすごくいい。
ひゃみさんの面倒見のいいお姉さんっぽいところとか、辻ちゃんの、ひゃみさんになついてる感とか、すごくいい。
「ひゃみさんは最初は壁があったよ」「今は?」「やさしい」「よし」って言う会話も、最小限の言葉で通じ合ってる感がすごい。
辻ちゃんいろいろと言葉が足りない系の人っぽいけど、犬飼とひゃみさんがさりげにフォローしてるんだろうな、って気がする。
鳩原ちゃんが消えた日が、犬飼の誕生日の直後だったので、犬飼の誕生日になんかあった説とか、犬飼の誕生日を待ってた説とかいろいろ飛び交ってたけど、犬飼の誕生日肉が、鳩原ちゃんにとってのお別れ会だった可能性はありそう。
てか、二宮隊はわりと穏やかに鳩原ちゃんのこと話すんだな。
なんか、タブーっぽい感じになってるんじゃないかと思ってた。
人をうっかり撃ってしまって、吐いて寝込んで、それでもスナイパーをやめない、という執念をみていたから、その執念を支えているものの大きさは理解していて、それがボーダーでかなわず、違法な手段なら叶うとなったら、鳩原ちゃんがそれを選ぶのは当然、という認識っぽい。
二宮さんが玉狛に行ったことを犬飼が知ってたし、二宮さんの個人的な調査かと思ってたことも、二宮隊全員でやってる可能性もある。
とりあえず、二宮隊は誰も鳩原ちゃんを恨んでいないし、憎んでいないし、どちらかといえば同情気味、というか、あきれ気味?
「本当にあいつ、しかたないよね~」くらいのテンションっぽい。
兄が近界にいっちゃったチカちゃんと、弟が近界にさらわれた鳩原ちゃん。
人を撃たないチカちゃんと、人を撃てない鳩原ちゃん。
いろいろと対照的なんだよね。
東さんとか当真とか、チカちゃんを心配してくれてるスナイパーたちは、いつもチカちゃんをみて鳩原ちゃんを思い出してるのかもしれないな。
でも、ユズルくんだけは、チカちゃんと鳩原ちゃんを重ねてないと思う。多分。
小南ちゃん、嘘にやたらひっかかるけど、ひっかけにも弱い。
機密を守るのにまったく向いてないタイプ。
まあ、犬飼の誘導がうまいってのもあるけどね。
犬飼の食えない感はすごいよね。
カゲさんが嫌うのはこういうとこなのかな。
嬉々としてオサムをかく乱してる感じが、めっちゃ犬飼でよい。
二宮さんが「上がるぞ」って言ったら、「あれっ、まだ駆け引きの途中なのに~」って楽しそうに言ったところもめっちゃ犬飼でよい。
二宮さんの言葉には絶対に従うけど、軽口は叩く。
二宮隊にはそういうポジションが必要だと思うし、犬飼自身、そういうポジションを楽しんでるんじゃないかな、って思う。
犬飼に、ヒュースの隠し玉の件がバレてた、って落ち込むオサムに対し、「別に問題はないだろう」とあっさりしているユーマとヒュース。
戦場における駆け引きは、ユーマとヒュースの方に一日の長があるよな。
犬飼がわざわざ隠し玉の件を話したのは、「ウチじゃなくよそに使ってね」って意味。
うん、そんな気はしてた。
二宮隊的には、わかってはいても対処がめんどくさい件を、生駒隊と弓場隊に押し付けたいのね。
チカちゃんがフルガードしつつ、ヒュースがフルアタックするって、それどんだけこわい移動砲台。
トリオン量ではボーダートップだった二宮さんだから、トリオンの物量戦を仕掛けられたことはないだろうし、最初から物量でおしまくる、というのは有効かもしれない。
チカちゃんとヒュースの作戦会議のサポートに、栞ちゃんは当然として、さりげに陽太郎をまぜるオサムやさしい。
チカちゃんは人を撃てるんじゃないか問題に、ヒュースが切り込んできたか。
まあ、玉狛内でこの問題に切り込むとしたら、ヒュースが適任なんだろうな、という気がする。
他の連中はチカちゃんに過保護すぎるから(苦笑)。
その過保護は、チカちゃんを「ここにいていいんだ」と安心させるためには絶対に必要だったんだけど、その次のステップに移行させていいものか、の判断というか決断ができないんだよね。
いい意味でも悪い意味でも。
ヒュースは「部外者」の立場を自分なりにわきまえてて、自分だけができることをやろうとしてるのかな、って思う。
自分ならチカちゃんに嫌われても問題ない、って考えてそう。
いやあ、今回、本当に楽しかった。
二宮隊が想像以上に二宮隊だった(←日本語がおかしい)。
鳩原ちゃんが戻ってくる場所はちゃんとある、と明言された気がして、それがうれしかった。