『週刊少年ジャンプ』2019年20号 感想
『鬼滅の刃』(第154話 懐古強襲)
「懐古」に「強襲」されるとは、なかなかおもしろいサブタイトルだな、と思ったんだが、猗窩座にしてみれば、そのまんまな事態なんだろうな。
鬼になって、弱さと共に捨てることができていた過去に、襲われている。
猗窩座の過去も本当にキツイな。
炭治郎と同じように、家族を守るためにどんなことでもできるって、断言できる子だったんだよ。
父親を大事にしていて、父親のためになんでもしていたら、それを苦にして父親が死んでしまうとは。
父親にしてみれば、自分の病気が治る見込みはないし、息子はそんな自分を見捨てず罪を重ねていくしで、これしか選択肢はない、と思い詰めてしまったんだろうなあ。
炭治郎には母も弟妹たちもいたし、炭焼きという稼ぐ手段があった。
猗窩座にもそういう真っ当に稼ぐ手段があったら、過労死しそうなくらい働いて父親を支えたんだろうなあ。
猗窩座を拾ってくれた慶蔵さん、「先日、妻が看病疲れで入水自殺してしまって、大変なんだなぁ、これが」って、悲惨なことをさらっと言うなあ。
猗窩座と恋雪ちゃんは、自分の存在が親に死を選ばせてしまった、という同じ境遇か……。
仲良くなれそうだけど、悲惨な別れが待っているのはわかりきってるのがつらい。
『Dr.STONE』(Z=101 TREASURE BOX)
一致団結できる限界は150人。それ以上になると分裂し、抗争をはじめる。
復活させる人を選べるというのは、それだけで権力になる。
なるほど……ちょっとずつ復活させるのは結構むずかしいんだね。
文明が崩壊して、社会的な枷が消えてるから、暴力以外の抑止力もないしな。
ソユーズがたどりついた場所にも、人が住んでいるのか。
島に残ったチームと、本土に渡ったチームに分裂した、ということ?
一か所に固まってると、ちょっとした天災が起きただけで人類滅亡になるから分けたのかな。
でも、分けるならもっとたくさんに分けてもよさそうなもんだけど。
分けてはみたけど生活が苦しくなって合流したという可能性もあるのかなあ。
『アクタージュ act-age』(scene61.そういう普通)
センターカラーのひなちゃんがかなりかわええ。
「よく知らねぇけど、芝居の練習とかメッチャがんばってきたんだろ」と言われて「?」ってなってる夜凪ちゃん。
夜凪ちゃんには、「芝居の練習」をがんばったつもりがまったくないのかもなあ、という気がした。
舞台稽古は念入りにやったはずだけど、それは「フツー」のことで「がんばった」とほめられるようなことではない、的な。
野球を奪われた自分を想像できなかった花井くんに対し、芝居が奪われた自分を想像できると断言する夜凪ちゃん。
芝居が奪われたら「フツー」に高校生をやる。
芝居が奪われなかったら「フツー」に女優をやる。
今の夜凪ちゃんは、芝居以外にも生きる道がある。それでも、芝居の道を選ぶ。
なんともシンプルで力強い。
芝居しかないから芝居をやるんじゃなく、たくさんの選択肢の中から自分は芝居を選んでいる。
そんな答えに夜凪ちゃんが自力でたどりつくために、このエピソードはあったんだなあ。
拍手に涙ぐむ吉岡くんと、エンドクレジットに涙ぐむひなちゃん。
進路の第一希望が公務員とは、吉岡くん手堅いな。
映画監督への憧れはあるけれど、それで喰っていこうとするほどの気概はない、というのはリアルだな。
そういう茨の道を突き進んじゃってる黒山さんや巌さんをみてると、吉岡くんには無理そう、って思うよね、正直なとこ。
映研全員3日間の停学か……。
花井くんが勝手にやったことに、他の3人が巻き込まれちゃった感じだけど、ひなちゃんも吉岡くんも納得はしてるようだな。
ひなちゃんは、自分が軽い気持ちで宣伝したのがそもそも悪い、と思ってそう。
夜凪ちゃんの次のお仕事は、黒山さん監督作か。
だとすると、またCM系?
クライアントにしてみれば、黒山さんに仕事をオファーしたら、承諾してくれたうえに話題の新人女優までついてきたってことになって万々歳だな。
『神緒ゆいは髪を結い』(第6話 カーラの華麗なるSP)
展開がどんどんカオスになっていくな。
これはこれでかなり好きだけど。
『呪術廻戦』(第55話 起首雷同)
別記事(3人でお使いVSはじめてのお使い)になりました。
『チェンソーマン』(第18話 チェンソーVS永遠)
銃の悪魔に立ち向かう気概のあるデビルハンターが一人でも多く欲しい、か……。
永遠の悪魔にそそのかされてデンジを襲うコベニちゃんや荒井は、銃の悪魔に対抗する戦力にならないこと確実だもんなあ。
こんな感じで、銃の悪魔を本気で殺すつもりのデビルハンターはかなりな少数派なのかもしれない。
アキがマキマさんに従順なのは、マキマさんが本気で銃の悪魔を倒そうとしている人だから、というのもあるのかもね。
姫野さんがわりとあっさりヘタれてびっくりだった。
アキの寿命を減らしたくなくて決断したのに、当の本人がそれを拒否って大けがしてしまって、かなりパニクってるよなあ。
みずから悪魔の中に飛び込んだデンジ。
チェンソーの悪魔(=ポチタ?)はなぜだか悪魔たちにめっちゃ恐れられている?
「昔よりずっと弱くなってる!!」ってことはやっぱり相当強い悪魔として認識されてるよなあ。
「懐古」に「強襲」されるとは、なかなかおもしろいサブタイトルだな、と思ったんだが、猗窩座にしてみれば、そのまんまな事態なんだろうな。
鬼になって、弱さと共に捨てることができていた過去に、襲われている。
猗窩座の過去も本当にキツイな。
炭治郎と同じように、家族を守るためにどんなことでもできるって、断言できる子だったんだよ。
父親を大事にしていて、父親のためになんでもしていたら、それを苦にして父親が死んでしまうとは。
父親にしてみれば、自分の病気が治る見込みはないし、息子はそんな自分を見捨てず罪を重ねていくしで、これしか選択肢はない、と思い詰めてしまったんだろうなあ。
炭治郎には母も弟妹たちもいたし、炭焼きという稼ぐ手段があった。
猗窩座にもそういう真っ当に稼ぐ手段があったら、過労死しそうなくらい働いて父親を支えたんだろうなあ。
猗窩座を拾ってくれた慶蔵さん、「先日、妻が看病疲れで入水自殺してしまって、大変なんだなぁ、これが」って、悲惨なことをさらっと言うなあ。
猗窩座と恋雪ちゃんは、自分の存在が親に死を選ばせてしまった、という同じ境遇か……。
仲良くなれそうだけど、悲惨な別れが待っているのはわかりきってるのがつらい。
『Dr.STONE』(Z=101 TREASURE BOX)
一致団結できる限界は150人。それ以上になると分裂し、抗争をはじめる。
復活させる人を選べるというのは、それだけで権力になる。
なるほど……ちょっとずつ復活させるのは結構むずかしいんだね。
文明が崩壊して、社会的な枷が消えてるから、暴力以外の抑止力もないしな。
ソユーズがたどりついた場所にも、人が住んでいるのか。
島に残ったチームと、本土に渡ったチームに分裂した、ということ?
一か所に固まってると、ちょっとした天災が起きただけで人類滅亡になるから分けたのかな。
でも、分けるならもっとたくさんに分けてもよさそうなもんだけど。
分けてはみたけど生活が苦しくなって合流したという可能性もあるのかなあ。
『アクタージュ act-age』(scene61.そういう普通)
センターカラーのひなちゃんがかなりかわええ。
「よく知らねぇけど、芝居の練習とかメッチャがんばってきたんだろ」と言われて「?」ってなってる夜凪ちゃん。
夜凪ちゃんには、「芝居の練習」をがんばったつもりがまったくないのかもなあ、という気がした。
舞台稽古は念入りにやったはずだけど、それは「フツー」のことで「がんばった」とほめられるようなことではない、的な。
野球を奪われた自分を想像できなかった花井くんに対し、芝居が奪われた自分を想像できると断言する夜凪ちゃん。
芝居が奪われたら「フツー」に高校生をやる。
芝居が奪われなかったら「フツー」に女優をやる。
今の夜凪ちゃんは、芝居以外にも生きる道がある。それでも、芝居の道を選ぶ。
なんともシンプルで力強い。
芝居しかないから芝居をやるんじゃなく、たくさんの選択肢の中から自分は芝居を選んでいる。
そんな答えに夜凪ちゃんが自力でたどりつくために、このエピソードはあったんだなあ。
拍手に涙ぐむ吉岡くんと、エンドクレジットに涙ぐむひなちゃん。
進路の第一希望が公務員とは、吉岡くん手堅いな。
映画監督への憧れはあるけれど、それで喰っていこうとするほどの気概はない、というのはリアルだな。
そういう茨の道を突き進んじゃってる黒山さんや巌さんをみてると、吉岡くんには無理そう、って思うよね、正直なとこ。
映研全員3日間の停学か……。
花井くんが勝手にやったことに、他の3人が巻き込まれちゃった感じだけど、ひなちゃんも吉岡くんも納得はしてるようだな。
ひなちゃんは、自分が軽い気持ちで宣伝したのがそもそも悪い、と思ってそう。
夜凪ちゃんの次のお仕事は、黒山さん監督作か。
だとすると、またCM系?
クライアントにしてみれば、黒山さんに仕事をオファーしたら、承諾してくれたうえに話題の新人女優までついてきたってことになって万々歳だな。
『神緒ゆいは髪を結い』(第6話 カーラの華麗なるSP)
展開がどんどんカオスになっていくな。
これはこれでかなり好きだけど。
『呪術廻戦』(第55話 起首雷同)
別記事(3人でお使いVSはじめてのお使い)になりました。
『チェンソーマン』(第18話 チェンソーVS永遠)
銃の悪魔に立ち向かう気概のあるデビルハンターが一人でも多く欲しい、か……。
永遠の悪魔にそそのかされてデンジを襲うコベニちゃんや荒井は、銃の悪魔に対抗する戦力にならないこと確実だもんなあ。
こんな感じで、銃の悪魔を本気で殺すつもりのデビルハンターはかなりな少数派なのかもしれない。
アキがマキマさんに従順なのは、マキマさんが本気で銃の悪魔を倒そうとしている人だから、というのもあるのかもね。
姫野さんがわりとあっさりヘタれてびっくりだった。
アキの寿命を減らしたくなくて決断したのに、当の本人がそれを拒否って大けがしてしまって、かなりパニクってるよなあ。
みずから悪魔の中に飛び込んだデンジ。
チェンソーの悪魔(=ポチタ?)はなぜだか悪魔たちにめっちゃ恐れられている?
「昔よりずっと弱くなってる!!」ってことはやっぱり相当強い悪魔として認識されてるよなあ。