『呪術廻戦』(第86話 渋谷事変・4) 感想(「じゅじゅちゅかいせん」って書くとちょっとかわいい)

表紙は冥冥さん。
冥冥さん、斧使いなの?
このでっかい斧で戦う冥冥さんとか、めっちゃかっこいいんだろうな。


動物と目を共有する、ってどんな感じなんだろうね。
「動物」の中には「人間」も含まれるんだろうか。
人間の視界をジャックできるとしたら相当、便利だと思うんだけど。
「私の烏」って言ってるあたり、なんらかの処置を施した特別な烏でしか使えない術の可能性もあるか。


「弱い改造人間を沢山殺す」と「強い呪霊を1体祓う」、だったら、虎杖は確実に後者を選ぶよね。
相手が真人の可能性が高い、とあればなおさら。

殺したいという私情をぬきにしても、真人相手では一級呪術師でも危険というのは七海さんの件でわかってるし、真人に負けたら死ぬより悲惨なことになりかねないと知ってるし、虎杖は真人相手には宿儺という強いカードを持っている。
真人を他の呪術師に任せる、という選択をするはずがない。
宿儺を頼りにするのは不本意だろうけど。


なんか、どでかいバッタみたいなのが現れた、と思ったら、そのまんまバッタの呪霊だった。
人間たちのバッタへの呪いが凝り固まって呪霊になったってこと? なにそれ? と思ったんだが、昔は大量のバッタで農作物がものすごい被害を受けてた、って話もあったと記憶しているので、その時に生まれた呪霊だろうか。
言葉がたどたどしいけど、人間と話ができるだけでも、結構、高位の呪霊なのかもしれない。

そういえば、虎杖は真人の名前を知らなかったんだな。
まあ、知ったところでなにも変わらないんだろうけど。

虎杖は普段は温厚だけど、人間に被害を出してる呪霊に対してはホント容赦ないよね。
強くてかっこいい虎杖は好きだけど、戦ってる時の虎杖はちょっとこわい。
そして、人的被害が出てるとこを目の当たりにしてしまった時の、虎杖は哀しい。
呪術師として戦う限り、虎杖はそういうところを見続けなくっちゃいけないんだろうな、と思うから。


蛇足だけど、明治神宮前原宿駅って、階段が本当に複雑な配置してんだよね。副都心線ホームからあがる時、いつも混乱する。