『呪術廻戦』(第87話 渋谷事変・5) 感想(賢い奴は自分の賢さを確認しない)

バッタの呪霊は人々の蝗害に対する恐れと呪いから生まれたものか。
昔はものすごい被害が出たものだときいている。
昔生まれて祓われずに生き残っている呪霊たちを、漏瑚がかきあつめているんだろうか。


「賢い奴はあまり自分のことを賢いって言わん」と言われて、「そーなの!?」ってなったバッタがなんかめっちゃかわいかった。
『呪術廻戦』といい『チェンソーマン』といい『鬼滅の刃』といい、最近の『ジャンプ』は空前の賢さ確認ブームである(笑)。
バッタもデンジーも恋柱さんも賢くてよかった……とか言ったら、蛇柱さんに怒られそう。一緒にするな、と。


虎杖さらに強くなってるなあ。
元々の強さに加えてテクニックが身についてきた感がある。
五条先生に鍛えられてるんだから、そりゃあ強くもなるか。
今は真希さんとパンダ先輩も訓練相手になってそう。
高専は体術の練習相手にことかかない……って、あそこ格闘家養成所じゃないよね。
呪術師たちがみんなやたらフィジカル強者なもんで、ちょっとわからなくなる。
肉弾戦が不得意そうな狗巻の方が一般的な呪術師のイメージだと思うんだが、東京高専内では逆に異質な感じになってるよね。


てか、あのバッタ「蝗GUY」って名前だったの?
誰よ、名付けたの。
夏油あたりがふざけて付けそうな気がする。
それとも、本を読んで知恵をつけてきた真人がおもしろがって付けたか。


虎杖と真人がぶつかるのかと思ってたんだが、真人は渋谷に向かった?
ということは、真人も対五条要員か。
だったら、なんで最初から渋谷にいなかったんだろう。
五条先生相手に戦力の逐次投入は悪手だと思うんだが。
改造人間を配置して、真人が明治神宮前原宿駅にいる、ということをあからさまに示すことに意味があったのかな。