『週刊少年ジャンプ』2020年11号 感想

『ONE PIECE』と『ハイキュー!!』という最長連載組が両方とも休載すると、寂寥感があるな(『HUNTER×HUNTER』はともかくとして)。

『鬼滅の刃』、『Dr.STONE』、『約束のネバーランド』は最終章だし、『ハイキュー!!』は最終章の気配があるし、『ぼくたちは勉強ができない』はここから引き延ばしは無理っぽいし、『ゆらぎ荘の幽奈さん』ももしかしたらもしかするし、でさびしい。

『鬼滅の刃』(第193話 困難の扉が開き始める)
『ジャンプ』表紙の炭治郎っていつも微妙な顔になってる気がする。
なんでなんだろうね。
コミックス表紙はかっこええのに。

人気投票って誰に投票すればいいの? 本誌とコミックスの分あるんだけどまったく足りない。
『呪術廻戦』みたいに1ヶ月間毎日投票させて欲しい。
でも、今の『鬼滅の刃』人気の過熱っぷりみてると、『呪術廻戦』のweb投票の時と同じスペックでやったら、いろいろとトラブル起きそうだよね(←とついつい考えてしまうIT畑の人)。

無惨様、どんだけ縁壱さんがトラウマなんだよ。
ていうか、縁壱さん神様の寵児すぎるだろ。
まさしく「天災」なんだろうね、無惨様にとっての。

無惨様の髪が白くなったのは、超サイヤ人的な進化フォームかと思ってたら、まさかの老化!
なんかうっかり笑っちゃったじゃないか。
敵が生命力すいとられまくってヨボヨボになっていくパターンってのはたまにあるけど、まさかそれだとわっ。

人間化薬と老化薬を混ぜるとは……無惨様、ちょっと体調が悪いのは、人間化薬のせいだと思ってたんだろうな。
だから、老化薬への対応が遅れた、と。
しのぶさんと珠世様が有能すぎる!

珠世様の「無駄に増やした脳味噌を使って考えたらどうだ?」でまた笑った。
確かにな~。5つも脳があるのに、自分の老化にも気づけないんだもんな~。
いつもはかなげな印象の珠世様が、心底、馬鹿にしてるって感じの表情してるのがたまらん。
てか、珠世様がどれだけ自分を憎んでいるか知ってて、なんでわざわざ問いただしたんだよ。素直に答えてくれるはずないじゃん。

しかし、これだけ対策うってても、炭治郎楽勝モードにはまったくなってないのがつらい。
あとはもう、柱たちが特攻しかけてくるくらいしか戦力のあてがない。
やっぱり、ねずこちゃんが最後の鍵か。

『Dr.STONE』(Z=138 Epilogue of chapter3)
まさかの石化犯人、千空説!
この流れめっちゃこわかった。

やたら耳のいい羽京が、千空の声と断じたんだから、千空に似てる声ってわけではないんだろうね。
千空の兄弟説とか、クローン説とか、いろいろ考えちゃうよね。
千空と百夜が実の親子じゃない、って設定がここにきて重要度を増してくるとか。

まさかのタイムリープもの、という可能性もあるのかな。
つまり、あの石化しかけてる人物が千空本人という可能性。
石化光線自体がオーパーツ的な存在だから、タイムマシンが出てきてもおかしくはない……のか?

『ぼくたちは勉強ができない』(問147 泡沫の人魚姫は約束の[x]に濡つ・5)
もしかして本当にうるかエンドなんだろうか……。
その割にカラー表紙は真冬先生だが。

『チェンソーマン』(第57話 突然)
サブタイトルが「突然」なんだけど、本当に突然すぎるわ!
いやいや、『呪術廻戦』は人がなめらかに死ぬマンガ、と評したのは葦原先生だけど、『チェンソーマン』は人が雑に死ぬマンガだな。
今回のは雑にもほどがあるが。
『チェンソーマン』読み続けてきて、この突然っぷりに笑わなかった人っているの? って本気で思う。
まさか、あんなに自信満々に登場したアメリカ代表の三兄弟が末弟残して退場とはな。

あと、デンジたちがはねられた時にアキが天使ちゃんをかばう動きをしてるの、めっちゃ萌えるよね!

「な…なにやってんだ。何やってんだ、てめえ…」って同じことを繰り返しちゃうアキの動揺っぷりがおもしろすぎる。
いや、自分とこの悪魔が仲間をひき殺すとか、そりゃ動揺するだろうけど。

パワーちゃんのクズさがとんでもないんだけど、まあ、パワーちゃんだし、で納得できるとこがひどい。
コベニちゃんかわいそすぎる。

この「ギャグなの?」って展開の中で際立つヒロフミさんの不気味さが、なんともいえずいい味だしてるなあ。

『呪術廻戦』(第94話 渋谷事変・12)
別記事(帽子ひとつで)になりました。

『アンデッドアンラック』(No.004 私の不運の使い方)
別記事になりました。

『アクタージュ』(screen100.ロードショー)
ついに連載回数が3ケタに到達!
いつ打ち切られるかとびくびくしてたけど、いい感じに生き延びてるな。

「造花は生花には勝てない」とか、めっちゃネガティブモードにはいってる千世子ちゃん。
これまでの自分の活動にさえ否定的になってるな。
でも、黒山さんは、千世子ちゃんが落ち込んでいればいるほど、ここからの逆転が期待できるって考えてるっぽい。

ところで手塚監督、不憫すぎやしませんか?
黒山さんにdisられ、阿良也くんにdisられ、星アリサにdisられ……かわいそう。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』(194 コガラシくん襲来)
えっ、コガラシくん死んじゃったの?
幽奈さんみたいに幽霊になっちゃう展開?