『アンデッドアンラック』(No.008 変わる私は好きですか?) 感想

表紙絵の「Happy Birthday Gena」の血文字に喜ぶジーナがかわいい。
アンディもジーナのことは大事にしたかったんだろうな。
ジーナはこの頃から、50年も、アンディのことを想い続けてきたんだろうな。

「きっといつかまたルールが増えて、世界が大きく変わってしまう」というのはまた意味深な台詞だな。
この世界ではなんらかのきっかけで「ルール」が増えることがあり、それにより「世界」が改変されるということ?
物理法則とは別の「ルール」が存在する?
星がないのはそういう「ルール」だから?
もしかして「否定者」というのは「ルール」を否定する者?

ジーナは死んだか……。
「不変」の女がようやく変わることができたんだな……。

状況に流され続けてきた不運ちゃんが、自分の意思で「変えらんないのかな?」と言った。
ただ、振り回されるばかりだった彼女がついに、自分の目標を得た。
「不変」の女が「不運」な女を導いたのだな……。

それにしても、いきなり組織にご招待されて、10人の否定者が勢ぞろいとは、スピーディーだな。
しょっぱなから攻撃かますアンディの豪胆さよ。
そして、緊張した面持ちながらも、ジーナのためにアンディと献杯しつつ、挑む姿勢をみせている不運ちゃんがかっこいい。
ああ、彼女は本気で、戦い抜く覚悟をきめたのだな。