『アンデッドアンラック』(No.009 我々は否定する) 感想

なんかものすごい量の新情報が出てきた。
「UMA」「否定者」「課題(クエスト)」「理(ルール)」はこれまでにもでてきてたけど「黙示録(アポカリプス)」か。

ユニオンは否定者を集めつつ、否定者を殺すか束縛して利用するかしてる組織なのかと思ってたら、ユニオンの否定者たちはただこの世界を守っているだけだったのか。
不運ちゃんはユニオンのあり様を変えたいと思ってたけど、圧倒的な上位者に押し付けられたものから世界が被る影響を軽減するために、ひたすらがんばっていて、そのためには多少な犠牲はやむを得ない、という考えだったわけで、これは不運ちゃんも目標を変えないわけにはいかないな。
彼らだって自分たちは正しいと思っていないわけだから。

ルールが足された回数は98回。
3ヶ月に1度の頻度で発生するクエスト。
成功率はそんなに高くないとしても、数千年単位でこんなことをやっている感じはしない。
このアーティファクトがみつけられる以前の記録も残ってそうなもんだけど、この世界はどんな感じだったんだろう。
ルールが足された時、人々はそれに気づけるんだろうか?
それとも、最初っからそうだった、ということになるんだろうか。

「性別」「言語」「人種」「死」「病気」はルールとして足されたもの。
つまり、元々、言語はひとつで、死も病気も性別も人種もなかった、ということ?
なんか、神話のようだな。
神が下した罰によって言語は分かたれとか、神の言いつけに背いたから死が生まれたとか。

それにしても、このマンガがここまで複雑な設定かかえてたとはね。
ところどころよくわからない表現がでてくるな、と思ってたけど、今回のを読むと、いろいろとつながるところがあって、めっちゃおもしろい!

「UMA銀河」を追加するって、もしかして、これにより星がみえるようになるってこと?
星がみえるようになったら、どんな被害が出るの?