『週刊少年ジャンプ』2020年23号 感想
『鬼滅の刃』(第204話 鬼のいない世界)
巻頭カラー絵が、同じ方向に向かっていく亡くなった柱たち+玄弥と、それを見送る炭治郎とねずこちゃんの絵。
みんな穏やかな表情をしているし、恋柱さんは蛇柱さんの方をみて笑っている。
蛇柱さんの表情はうかがえないけど、恋柱さんに笑いかけられている時の顔なんてみなくてもわかる。
隠れるように、蛇柱さんとしのぶさんの間に珠世様の姿がみえるけれど、珠世様だけ逆方向をむいていて、ああ、人を喰ってしまった珠世様は、地獄に向かうのだな、とさびしく思う。
3ヶ月が経ち、蝶屋敷に入院中の炭治郎。
炭治郎のベッドでお昼寝してる善逸と伊之助がかわええ。
炭治郎のそばにいると安心できるんだろうな、ふたりとも。
炭治郎の左腕はもう動かないし、右目ももう見えないのか。
失った後で、無惨様に修復してもらったものだから、また失ってしまっても惜しいとは思ってないようだ。
ねずこちゃんと善逸と伊之助が五体満足なら、炭治郎的にはなんの問題もないんだろうな。
鬼化した炭治郎がねずこちゃんを噛んでも大丈夫だったのは、ねずこちゃんは一度、鬼化して治ったので、抗体があったから、か。
つまり、隠の人が先に噛まれてたら、炭治郎が助かってても、腹を切ってお詫びします案件になってた、と。
愈史郎に「死なないでくださいね」という炭治郎。
もう、愈史郎には生きる理由がないのに、炭治郎は残酷なことをいう。
でも、炭治郎はこういうことを言う子だよね。
これから先、愈史郎は老いない身体で、珠世様の記憶を失いたくない、という想いだけを支えに生き続けていくんだろうか。
最後の柱合会議に出席してる柱は風柱と水柱だけ。
9人そろった柱合会議の絵がめっちゃ華やかだったことを思い出してしまって、本当にさびしい。
鬼殺隊はやっぱり解散か。
お館様が「ありがとうございます……っ」って言ってて、これ普段なら「ありがとう」って言うところだよね。
産屋敷家の当主はあくまでも、自分が上に立つものである、という姿勢を崩したことはなかったから。
でも、ようやく年上の功労者たちに敬語でしゃべれるようになったんだな。輝利哉様も幼いながらにしょいこんだ重い荷を、おろすことができたんだな、って。
両脇の娘さんたちふたりと一緒に泣いてて、産屋敷家の人たちはこれまで、隊員たちの前では泣くことさえできなかったんだろうな、って。
呪いから解放されて、輝利哉様は長生きすることができるんだろうか。
宇髄さんと嫁さんズ登場。
あいかわらずにぎやかだな。
まきをさんになぐられて、宇髄さんに言いつける須磨さんだけど、「ちょっと見てなかったわ」とごまかされてて、へたに嫁同士の争いに介入しない宇髄さん賢い、と思ったら「ぼんくら!!」とか罵られてて笑った。
絶対服従って感じでもないんだな、嫁さんズ。
宇髄家に続き、煉獄家が登場。
千寿郎くんがずいぶんと明るくなってるな。父親に対してグイグイいってるし。
鬼殺隊がなくなり、代々続いた煉獄家の役目も終わったことで、千寿郎くんにかかっていたプレッシャーも消えたんだろうな。
炭治郎になつきまくってるってのもあるけど。
後ろで、宇髄さんにかついでもらって喜んでるねずこちゃんかわええ。
刀鍛冶さんたちはこれからどうするのかな。
刀以外のものをつくって生計をたてるのかな。
技術力はすごそうだから、これからなんとでもなりそう。
てか、炭治郎の病室、千客万来すぎないか?
ここで突然の伊之助×アオイちゃんの波がきたっ!
伊之助はわりと、こうやってきっちり叱ってくれる女性に弱そう。
それにしてもこの伊之助、幼いな。
鏑丸はどうなったんだろうと思ってたが、一時的に風柱さんがあずかってて、カナヲちゃんに引き取ってもらったのか。
今のカナヲちゃんは、蛇柱さんと似たような状態だから、カナヲちゃんのことをよくサポートしてくれるんじゃないかな。
それを考えると、風柱さん、ナイス人選!
あと、風柱さんの寿命が残りどれくらいあるかわからないから、自分のとこに置いとくわけにはいかない、と思ったのかも。
ここでまさかの、風柱さんとねずこちゃんの遭遇。
めっちゃ気まずそうな風柱さんに笑う。
まあ、刀で刺しちゃった過去があるからね。そりゃ気まずいよね。
でも、ねずこちゃんはおかまいなしである。
風柱さんに対する遺恨なんてまるでない。
刺されたのは「鬼」であり、自分ではない、という解釈なのかもしれない。
「寝るの好きだ。腹減らねぇから!」とか弟に言われたら、兄はせつないよな。
こんな思いさせてる親父許せねぇ! おれがもっとがんばらないと! ってなるよね。
ねずこちゃんの頭をなでる風柱さんの表情があまりにも穏やかで、ちょっと泣きそうになった。
憑き物が落ちたような、ってのはこういうことを言うんだろうな。
今の風柱さんには、役目も、怒る対象も、憎む相手も、守る相手もいない。
義勇さんには師匠と弟弟子が残っているけれど、風柱さんはそういう存在もいない。
すっからかんになった風柱さんに残されたのは、失った家族に対する行き場のない愛情だけなのかもしれない。
風柱さんはこれからどうするんだろうね。
産屋敷家から慰労金というか退職金というかは出るんだろうし、家も与えられているはずなので、生活には困らないだろうけど。
炭治郎がねずこちゃんと一緒におうちに帰るのは当然として、善逸と伊之助も普通についてったな。
善逸も伊之助も身寄りがないから、これからどうする、って話になった時に、炭治郎があたりまえみたいな顔で「えっ? うちにくるんじゃないのか?」って言ったんじゃないかと予想。
4人は本当に家族になったんだな。
めっちゃ馬力がある男3人が働きまくれば、ねずこちゃんに毎日おいしいものを食べさせてあげる、という炭治郎と善逸の希望も叶うことだろう。
それにしても、あの家、山奥の一軒家だからいいけど、そうとううるさいだろうな。
『ハイキュー!!』(第392話 ただのスター)
以前、ストレートの調子が良すぎてクロスの打ち方がわからなくなった木兎さんが、両方とも絶好調でプレーしている。
それを「ふふふ」とうれしそうに見守る赤葦がっ!
いやあ、こんな選手いたら絶対大人気になるよね。
「どんなボールも打ちきるのが普通のエース」、そして、春高の時点では「ただのエース」だった木兎さん。
それがいまや見事に「普通のエース」になった……と本人は思い込んでいる。
いや「普通になった俺を見てくれ!!!!」って、それが普通ってどういうことだよ。
木兎さんが言いたいことはわかるけど!
って思ってたらアオリで「いいか木兎!! それは普通じゃない!!!」ってツッコミが入ってて笑ってしまった。
このツッコミがコミックスになると消えちゃうの、本当に惜しい。
『マッシュル』(第14話 マッシュ・バーンデッドと鉄の魔法)
なんかすごいきれいな見開き絵がでてきてびっくりした。
『呪術廻戦』(第105話 渋谷事変・23)
別記事(記憶を捏造しているのは誰か)になりました。
『アンデッドアンラック』(No.015 Truth)
別記事になりました。
『チェンソーマン』(第68話 ダークパワー)
「人殺しになりたかねーよ!!」ということで戦闘に躊躇しているデンジ。
クァンシ様は「人形が人のマネをしているだけ」と思えば殺せるんだからそう思え、っていう。
でも、そのクァンシ様が、「人形」になった自分の女たちを攻撃できないんだよね。
クァンシ様、本当に自分の女たちが大事なんだな。
『アクタージュ』(screen111.本物)
商品の開発話をきいて納得したことでCM撮りに成功した夜凪ちゃん。
「誰にも内緒らしいわ!!」ってことを大勢の前でぶちまけていいのか?
それにしても、お遊戯してる夜凪ちゃんがめっちゃかわええな。
千世子ちゃんがうつっていたような大看板に出るようになった夜凪ちゃん。
阿良也くんもそれを目指していたような記憶があるんだが、どうなったんだろう。
まあ、夜凪ちゃんだって、星アリサの全面バックアップがなければここまではこれなかったけどね。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』(205 幽奈さん、思い出す)
幽奈さんの未練が、コガラシくんと暮らすこと、だったとは。
でも、それ自体を忘れていたから、解消されていることにも気づかなかった、と。
この物語そのものが、幽奈さんの未練で、幽奈さんは夢に見た生活を満喫していたのね、と思うと、幽奈さんがコガラシくんのそばでいつも幸せそうだったのも当然だよね、と思えて、ちょっと泣ける。
巻頭カラー絵が、同じ方向に向かっていく亡くなった柱たち+玄弥と、それを見送る炭治郎とねずこちゃんの絵。
みんな穏やかな表情をしているし、恋柱さんは蛇柱さんの方をみて笑っている。
蛇柱さんの表情はうかがえないけど、恋柱さんに笑いかけられている時の顔なんてみなくてもわかる。
隠れるように、蛇柱さんとしのぶさんの間に珠世様の姿がみえるけれど、珠世様だけ逆方向をむいていて、ああ、人を喰ってしまった珠世様は、地獄に向かうのだな、とさびしく思う。
3ヶ月が経ち、蝶屋敷に入院中の炭治郎。
炭治郎のベッドでお昼寝してる善逸と伊之助がかわええ。
炭治郎のそばにいると安心できるんだろうな、ふたりとも。
炭治郎の左腕はもう動かないし、右目ももう見えないのか。
失った後で、無惨様に修復してもらったものだから、また失ってしまっても惜しいとは思ってないようだ。
ねずこちゃんと善逸と伊之助が五体満足なら、炭治郎的にはなんの問題もないんだろうな。
鬼化した炭治郎がねずこちゃんを噛んでも大丈夫だったのは、ねずこちゃんは一度、鬼化して治ったので、抗体があったから、か。
つまり、隠の人が先に噛まれてたら、炭治郎が助かってても、腹を切ってお詫びします案件になってた、と。
愈史郎に「死なないでくださいね」という炭治郎。
もう、愈史郎には生きる理由がないのに、炭治郎は残酷なことをいう。
でも、炭治郎はこういうことを言う子だよね。
これから先、愈史郎は老いない身体で、珠世様の記憶を失いたくない、という想いだけを支えに生き続けていくんだろうか。
最後の柱合会議に出席してる柱は風柱と水柱だけ。
9人そろった柱合会議の絵がめっちゃ華やかだったことを思い出してしまって、本当にさびしい。
鬼殺隊はやっぱり解散か。
お館様が「ありがとうございます……っ」って言ってて、これ普段なら「ありがとう」って言うところだよね。
産屋敷家の当主はあくまでも、自分が上に立つものである、という姿勢を崩したことはなかったから。
でも、ようやく年上の功労者たちに敬語でしゃべれるようになったんだな。輝利哉様も幼いながらにしょいこんだ重い荷を、おろすことができたんだな、って。
両脇の娘さんたちふたりと一緒に泣いてて、産屋敷家の人たちはこれまで、隊員たちの前では泣くことさえできなかったんだろうな、って。
呪いから解放されて、輝利哉様は長生きすることができるんだろうか。
宇髄さんと嫁さんズ登場。
あいかわらずにぎやかだな。
まきをさんになぐられて、宇髄さんに言いつける須磨さんだけど、「ちょっと見てなかったわ」とごまかされてて、へたに嫁同士の争いに介入しない宇髄さん賢い、と思ったら「ぼんくら!!」とか罵られてて笑った。
絶対服従って感じでもないんだな、嫁さんズ。
宇髄家に続き、煉獄家が登場。
千寿郎くんがずいぶんと明るくなってるな。父親に対してグイグイいってるし。
鬼殺隊がなくなり、代々続いた煉獄家の役目も終わったことで、千寿郎くんにかかっていたプレッシャーも消えたんだろうな。
炭治郎になつきまくってるってのもあるけど。
後ろで、宇髄さんにかついでもらって喜んでるねずこちゃんかわええ。
刀鍛冶さんたちはこれからどうするのかな。
刀以外のものをつくって生計をたてるのかな。
技術力はすごそうだから、これからなんとでもなりそう。
てか、炭治郎の病室、千客万来すぎないか?
ここで突然の伊之助×アオイちゃんの波がきたっ!
伊之助はわりと、こうやってきっちり叱ってくれる女性に弱そう。
それにしてもこの伊之助、幼いな。
鏑丸はどうなったんだろうと思ってたが、一時的に風柱さんがあずかってて、カナヲちゃんに引き取ってもらったのか。
今のカナヲちゃんは、蛇柱さんと似たような状態だから、カナヲちゃんのことをよくサポートしてくれるんじゃないかな。
それを考えると、風柱さん、ナイス人選!
あと、風柱さんの寿命が残りどれくらいあるかわからないから、自分のとこに置いとくわけにはいかない、と思ったのかも。
ここでまさかの、風柱さんとねずこちゃんの遭遇。
めっちゃ気まずそうな風柱さんに笑う。
まあ、刀で刺しちゃった過去があるからね。そりゃ気まずいよね。
でも、ねずこちゃんはおかまいなしである。
風柱さんに対する遺恨なんてまるでない。
刺されたのは「鬼」であり、自分ではない、という解釈なのかもしれない。
「寝るの好きだ。腹減らねぇから!」とか弟に言われたら、兄はせつないよな。
こんな思いさせてる親父許せねぇ! おれがもっとがんばらないと! ってなるよね。
ねずこちゃんの頭をなでる風柱さんの表情があまりにも穏やかで、ちょっと泣きそうになった。
憑き物が落ちたような、ってのはこういうことを言うんだろうな。
今の風柱さんには、役目も、怒る対象も、憎む相手も、守る相手もいない。
義勇さんには師匠と弟弟子が残っているけれど、風柱さんはそういう存在もいない。
すっからかんになった風柱さんに残されたのは、失った家族に対する行き場のない愛情だけなのかもしれない。
風柱さんはこれからどうするんだろうね。
産屋敷家から慰労金というか退職金というかは出るんだろうし、家も与えられているはずなので、生活には困らないだろうけど。
炭治郎がねずこちゃんと一緒におうちに帰るのは当然として、善逸と伊之助も普通についてったな。
善逸も伊之助も身寄りがないから、これからどうする、って話になった時に、炭治郎があたりまえみたいな顔で「えっ? うちにくるんじゃないのか?」って言ったんじゃないかと予想。
4人は本当に家族になったんだな。
めっちゃ馬力がある男3人が働きまくれば、ねずこちゃんに毎日おいしいものを食べさせてあげる、という炭治郎と善逸の希望も叶うことだろう。
それにしても、あの家、山奥の一軒家だからいいけど、そうとううるさいだろうな。
『ハイキュー!!』(第392話 ただのスター)
以前、ストレートの調子が良すぎてクロスの打ち方がわからなくなった木兎さんが、両方とも絶好調でプレーしている。
それを「ふふふ」とうれしそうに見守る赤葦がっ!
いやあ、こんな選手いたら絶対大人気になるよね。
「どんなボールも打ちきるのが普通のエース」、そして、春高の時点では「ただのエース」だった木兎さん。
それがいまや見事に「普通のエース」になった……と本人は思い込んでいる。
いや「普通になった俺を見てくれ!!!!」って、それが普通ってどういうことだよ。
木兎さんが言いたいことはわかるけど!
って思ってたらアオリで「いいか木兎!! それは普通じゃない!!!」ってツッコミが入ってて笑ってしまった。
このツッコミがコミックスになると消えちゃうの、本当に惜しい。
『マッシュル』(第14話 マッシュ・バーンデッドと鉄の魔法)
なんかすごいきれいな見開き絵がでてきてびっくりした。
『呪術廻戦』(第105話 渋谷事変・23)
別記事(記憶を捏造しているのは誰か)になりました。
『アンデッドアンラック』(No.015 Truth)
別記事になりました。
『チェンソーマン』(第68話 ダークパワー)
「人殺しになりたかねーよ!!」ということで戦闘に躊躇しているデンジ。
クァンシ様は「人形が人のマネをしているだけ」と思えば殺せるんだからそう思え、っていう。
でも、そのクァンシ様が、「人形」になった自分の女たちを攻撃できないんだよね。
クァンシ様、本当に自分の女たちが大事なんだな。
『アクタージュ』(screen111.本物)
商品の開発話をきいて納得したことでCM撮りに成功した夜凪ちゃん。
「誰にも内緒らしいわ!!」ってことを大勢の前でぶちまけていいのか?
それにしても、お遊戯してる夜凪ちゃんがめっちゃかわええな。
千世子ちゃんがうつっていたような大看板に出るようになった夜凪ちゃん。
阿良也くんもそれを目指していたような記憶があるんだが、どうなったんだろう。
まあ、夜凪ちゃんだって、星アリサの全面バックアップがなければここまではこれなかったけどね。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』(205 幽奈さん、思い出す)
幽奈さんの未練が、コガラシくんと暮らすこと、だったとは。
でも、それ自体を忘れていたから、解消されていることにも気づかなかった、と。
この物語そのものが、幽奈さんの未練で、幽奈さんは夢に見た生活を満喫していたのね、と思うと、幽奈さんがコガラシくんのそばでいつも幸せそうだったのも当然だよね、と思えて、ちょっと泣ける。