『週刊少年ジャンプ』2020年24号 感想

『タイムパラドクスゴーストライター』(第1話 週刊時空をジャンプ!)
なんで電子レンジなんだろう……『シュタインズ・ゲート』リスペクトなのか?

ひきこもりの子が自室で練り続けてきたマンガがパクられた、と訴えても、いやどこで知ったんだよ、って言われたらどうにもならん感じがあって、伊月ちゃんがかわいそう。

でも、哲平くんも、あの状況では勘違いしても無理はないかな。
てか、電子レンジに10年後の『ジャンプ』が入ってた、を信じる方がむずかしい。

『鬼滅の刃』(第205話 幾星霜を煌めく命)
竈門カナタくんが絶妙に炭治郎が入ったカナヲちゃんって感じ。
竈門家の長男は「炭」って字が入るのかと思ってたら、なぜか次男が「炭彦」になってて、どういうこと?

善逸は自伝を残してたのか。
まあ、ノンフィクションであっても、フィクションだと思われるだろうけど。
ひ孫に「ひいおじいちゃんの嘘小説」よばわりされてるし。
善逸視点で『鬼滅の刃』を描いたらどんなお話になるんだろうな。

青い彼岸花は一年に2、3日に昼間しか咲かない花、か。
鬼が発見できるわけはなかったんだな。
人間を脅して探させてた可能性もあるけど、この時代になってようやく発見できたくらいのレア植物を、そうそう発見できるわけもないか。

ところで「嘴平青葉」って名前からして、伊之助はやっぱりアオイちゃんとくっついたのかね。
それにしても、伊之助の子孫がこんなにおとなしい子になるとはな。
美形っぷりは見事に遺伝してるけど。

岩柱さん、保育士さんになってる。
子供たち、初見で泣いたりしない? 大丈夫?

蛇柱さんと恋柱さんは仲良く定食屋さんをやっていた。
恋柱さんは食べるのが大好きだから、その食事を自分がつくりたい、という理由で蛇柱さんは料理人になったんだ! と私の中で脳内設定された。

輝利哉くん、日本最高齢になるほど長生きしてた!
一族の短命を嘆き続けてきた産屋敷一族にとって、これこそが最高の先祖供養に違いない!

風柱さんと玄弥はそろって警察官か。
兄弟設定なのか、他人設定なのかはわからんけど。
玄弥が「先輩」って呼んでるから他人設定なのかな、とも思うけど、仕事中は「兄貴」って呼ぶな、って言われてる可能性も……。

愈史郎は画家になったか……。
珠世様を覚えていられるのは愈史郎だけだから、その姿を永遠に残そうと考えたのかな。
てか、全然、老けないことはどうやってごまかしてるんだろう。
血鬼術でごまかしてるのかもしれん。

炭彦くんと桃寿郎くんが、あまりにも炭治郎と煉獄さんで泣ける。
あのふたりが同じ年で、幼い頃に出会っていたら、こんな感じになってたんだろうな。

ふたりとも、人の話きかないのひどすぎる。
パトカーのマイクから出てくる音って結構大きいのに、気づかずにおしゃべりし続けてるの笑う。
「速エなオイ足が」って言い回しがめっちゃ風柱さんっぽいのも笑う。

炭彦くんは、炭治郎から長男としての責任感を引っこ抜いたらこんな感じになるかも、って感じだな。
あれ? だから次男坊じゃないといけなかったのかな。

生存組⇒愈史郎、輝利哉くん
子孫組⇒苗字が出てきた人たち
転生組⇒苗字が出てきてない人たち
って感じかな。

こういうラストに賛否両論が出るのはよくわかるけど、私はこれでよかった、と思う。
こんな普通で平和な世界にするために、鬼殺隊のみんなはがんばったんだから、それをみせて終わりというのは正しいと思うんだ。

お館様は、想いを託し、つなげ続けることを尊しとした。
振り返ってみれば、それは煉獄さんのエピソードからずっと、この物語の根底を流れ続けた、鬼殺隊のみんなの、戦いの中で死んでもいいと思う理由だった。
そして、無惨様も最期にはその考えを良しとした。
だいぶ間違ってたけど。

そのつながった先に、この光景がある。
子孫に託すにせよ、来世に託すにせよ、物語はつながり続け、みんなそれぞれにのびのびと生きている(青葉くんはちょっと落ち込んでるけど)。
だけど、無惨様が千年も求め続けた青い彼岸花は枯れて、もう続かない。
そういうことなんだろう。

ずっと、楽しく読み続けてきた『鬼滅の刃』が終わってしまったことはさびしいけれど、ちゃんと大団円を迎えられたことを喜びたい。
吾峠先生。本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。


ところで、煉獄さんの外伝を平野稜二先生が描くそうで、平野先生は『鬼滅の刃』の理解度がめっちゃ高いうえに絵がめっちゃ綺麗なので、とても楽しみ。
個人的には『きめつのあいま』を毎週、描いて欲しいんだけどね!(←アニメの二期がはじまったら描いてくださるかも)

『Dr.STONE』(Z=150 正義の科学使い)
飛行機が出てくるとはビックリした。
イチからつくるのは大変だけど、修理をするのはそんなにむずかしくないだろうな、千空なら。
それにしても、千空と龍水のわくわくっぷりがかわいいなあ。

『アンデッドアンラック』(No.016 Victor)
別記事になりました。

『呪術廻戦』(第106話 渋谷事変・24)
別記事(あやふやな世界で惑う)になりました。

『アクタージュ』(screen112.有名人)
夜凪ちゃん、進級できたのか。
映画とか舞台とかCMとかいろいろやってたから、出席日数は大丈夫なのかちょっと心配してた。
まあ、夜凪ちゃんが芸能活動開始したのは夏休みあたりからだったから、なんとかなったのかも。
そうなると、超いそがしくなるであろうこれから1年はどうなる、って話だが。

夜凪ちゃんで映画を撮りたい。
そのためには多額の資金が必要。
そのためには、夜凪景の主演映画なら出資しても元がとれる、と思わせなければいけない。
そのために夜凪ちゃんに有名になってもらいたい。
だけど、夜凪ちゃんの私生活を荒らしたくない。

この矛盾に迷っている黒山さん。
完全に割り切ってる天知。
こうやってみると、黒山さんには天知が必要だな、って思う。
このナイーブさは、創作者としての黒山さんには必要なものだから、それを捨てさせないためには、天知みたいな存在がいないと困るんだ。
星アリサは、俳優たちを守りたい、という夢を貫くために天知みたいになろうとして、だから女優であることをやめなければならなかったのかもしれない。

ところで、「さて、これは良い話です」で話を始める人ってうさんくさいよね!

夜凪ちゃんの次のターゲットは大河ドラマか。
CMで若年層に知名度を広げたから、今度は視聴者の年齢層が高い大河を狙うってことかな。
黒山さんの映画が「夜凪景の初主演映画」になるんだから、主役ではないよね。
さすがに大河ドラマの主役を狙えるほどの位置にはいないし。
大河となると、時代劇だよね。
夜凪ちゃんアクションできるから、巴御前とかやって欲しい。

『チェンソーマン』(第69話 シャイニングパワー)
なんか今回、デンジが叫びっぱなしなんだけど、大丈夫?
ずっと炎に巻かれてるし。

「そのまま焼け死んでください」
「そろそろ死んでください」
「いい加減死んでください」
「なぜ死なないのですが、恐い」
って、真サンタさんの台詞を抜き出してみるだけで、めっちゃおもしろい。
どんだけしつこいんだよ、デンジ。ドン引きされてるじゃないか。

そのデンジがあきらめない理由が「マキマさんと旅行に行きたい」で一貫してるの笑う。

ところで、とどめさしたの、コベニちゃんの車?
廃車決定どころじゃないよ、原形とどめてないよ。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』(206 幻流斎さん、繰り返す)
コガラシくんを救うため、幽奈ちゃん、めっちゃがんばってたんだな。
しかも、その元凶が逢牙さんか……。
逢牙さんが善かれと思ってやってることで、苦しめられてるのせつない。