『逃げ上手の若君』(第47話 顔1335) 感想

前回が「髪1335」で今回が「顔1335」なのちょっとおもしろい。


時行の叔父・北条泰家が登場。
こちらはちゃんと甥っ子を助けてくれた叔父さんなのね。
五大院に託されてしまったお兄ちゃんが不憫でならない。

ところで、おでこに「やるぞ」とか「よき」とか書かれているのはどういうことなの?
あれ、本当に他人にみえてるっぽいんだけど。
こんなに正直に気持ちが顔に出る(物理)と、いろいろと不便じゃない?

兄の後ろに立ってる時、おでこに「権力」って書いてあるのが、なんかめっちゃツボった。
あいかわらず、ほんの数ページでキャラを印象付けるのがうまい。


北条一族がそろって自害しようと誘っている絵がおもしろいんだけどこわい。
呑みに行こうぜ! って誘うノリだよ、これ。
これを断り、敵方の新田軍に偽装してでも生き延びようとしたの、すごいな。
「ひたすら死にたくなかった」というところに、時行との血のつながりを感じる。

時行が泰家のことが大好きだったってのもわかる。
子供に対して「あとヒマだから遊んで」って本気で思ってる大人を、嫌いになる子供はあまりいないと思う。


ところで、頼重が時行にきかせたくなくて、泰家と話し合いたかったことって何?


ここで玄蕃がクローズアップされるとは思わなかった。

弧次郎と亜也子はバックにそれぞれの一族がついているけれど、玄蕃にはそんなものがないから、時行の元から去るのはものすごく簡単なんだよね。
探さないで欲しい、という一筆を残して姿を消せば、時行はそのままにしておいてくれるだろうし。

いよいよ話が大きくなってきて、ここで引っ込んでおかないと面倒なことになるぞ、とわかっているけど、時行のそばを離れがたいんだろうな、玄蕃は。
「命を懸けて従うほどの理由があるか?」と自問自答しているけれど、それに答えを出さず、自分で自分をはぐらかすあたりが、もうその答えになっちゃってるよね。


狐面の男に襲われ、ぎりぎり危機を回避した玄蕃。
あいかわらず判断力が高い!
戦闘力では圧倒されていたけど、生き延びればOKなのが、逃若党だからね。


狐面の男は、尊氏の忍か……。
これ、泰家が跡をつけられたのかな。


次号は1周年記念で表紙&巻頭カラーだそうですよ!
このマンガ、いつもカラーが綺麗なので、とても楽しみ!