『アンデッドアンラック』(No.103 否定者対調整者) 感想(UMAを使役するUMA)
「俺が唯一負けを認めたのがジーナって奴なんだが」 アンディを捕らえることに成功した、アンディにとって一番、厄介だった能力者が、アンディに心を囚われた一生を送ることになるとは皮肉だな。 「シールくん」ってアンディが呼んだけど、このUMAは男性なの? そもそもUMAに性別があるのか? って話になるけど。 オータムは女性っぽい感じだったし、スプリングは男性としか認識できないな。 シールが胸のあたりにぶらさげてるお札(?)には、取り込んだUMAの名前が反転されて描かれてるっぽいな。 「BOMB」とか「COLOR」とか読める。 「パーツバレットリム」の絵面がなんかひどいです。 指を飛ばすのはそこそこかっこいいけど、脚や腕がそのまんま飛んでいくのは、なかなかシュールな絵になるもんだな、という新発見(苦笑)。 てか、ルーシー、アンディの行動にいちいち反応するのかわいい、というか新鮮だな。 ユニオンとアンダーの連中はリアクションが薄いから……。 チカラくんだけはちゃんと律儀にリアクションしてくれてた気がするけど。 取り込んだUMAの能力を使うことができる「シール」。 ほぼ無敵だろ。 拘束能力だけでも「不死」にはかなり有効なのに、さらに上乗せされてるのか。 「UMAの王となる理だ」 「シール」のプライドはめっちゃ高い。 UMAは基本的に人間を下にみているけど、「シール」は他のUMAも下にみている。 実質的にUMAを使役するUMAだから、他のUMAはすべて自分の道具、みたいな感覚なのかな。 ところで、UMAは「神」の元、フラットというか、「神」の寵愛うんぬんはあっても階級はないのかと思ってたんだけど、UMAのトップも存在するのか? 「シール」が勝手に、「神」の勅命を果たしたら自分が一番のお気に入り! ってはしゃいでるだけなのか? これまでにも何回か語られていた、脳にダメージをくらうと再生が遅くなる、というアンディの弱点。 反撃できないアンディをかばおうとしたルーシー。 「おじさんが…死んじゃうっ!!」 これまで、アンディがさんざん不死身っぷりをみせてたのに、アンディは死なない、とは考えなかったんだな。 めちゃくちゃなことやる人だけど、一応、死ぬとは思ってた? あれ? そういえば、アンディは自分が「不死」だってことをまだ説明してなかった? これは、事前にちゃんと説明してなかったアンディの...