『呪術廻戦』(第177話 仙台結界・4) 感想(デザートはリカちゃんになりそう)

「オマエはご馳走を前にしたガキに『ゆっくり落ち着いて食べなさい』って言うのか?」
「……言うんじゃないですか?」
この会話に笑った。
うん、私も言うと思う。
乙骨、これバカにして答えてるんじゃなくって、本心からそう思ってるので言ってるだけだろうな。

伏黒なら「例えが下手すぎませんか」とかツッコミいれそう。
虎杖は「えっ? 言っちゃダメなのか?」とか言いそうな気がする。


石流はなんとなく不完全燃焼感があって、よみがえりに応じたわけか。
恨みとか、悔しさとか、はっきりした欲望があるわけではなく。
なまじ能力が高いだけに、もっとすごいことやれたんじゃないか、という思いにとらわれているのかもしれない。

「こういう漠然とした渇きっていうのは厄介だぜ」というのは、なんとなくわかるな。


ところで、石流も亨子さんも、言葉遣いが悪すぎじゃない?
ガラ悪いキャラが多い作品だけど、ここまでのははじめてだよ(苦笑)。


そして、三つ巴の戦いの中、ついに乙骨が「リカ」を召喚した!
指輪をはめたから、あれが媒介なのかな。

里香ちゃんが成仏した後、術式「リカ」を会得したらしいけど、それって呪力で疑似的に里香ちゃんを再構築してるってことなんじゃないか、と予想。


「全部だ」がこわい。
このマンガの「全部」はかなりこわい。
おそらく、真希さんの件がトラウマってる。