『アンデッドアンラック』(No.151 Horizon) 感想(公平に、水平に、)

「これで戦争もお開きだね!!」って台詞で戦争が終わってた。
こんなあっさり終わる~? って感じだけど、あの「ディスク」に対して通常兵器で何ができる、と考えると、まあ、引き下がって様子見するだろうね。


戦争を終わらせ、この地から人を追い出して、「リメンバー」を探すのが目的、と皆には語っていたけど、風子ちゃんの一番の目的はビリー様を説得して、納得してユニオンに入ってもらうことだったのかもね。
ビリー様に、自分だけが戦えば、という考えを根っこから捨ててもらわなければ、また似たような事態になるかもしれない。
そうしたら、ビリー様はまた、タチアナちゃんを戦いから遠ざけようとして、タチアナちゃんを泣かせてしまうかもしれない。


「ディスク」にはりついて「テラー 助けてくれー!!」ってわめいてるビリー様に笑った。
そして、タチアナちゃんに助けを求めてた姿を思い出して懐かしくなった。

いや、そこからタバコだしてカッコつけても遅いだろ。
「やっぱドジな方が素なのかなぁ…」って……そうだとすると、アンダーではめっちゃがんばって威厳をつくってたんだろうな。
隣でテラーさん、隊長の素が出ないかとハラハラしてたのかも。


ビリー様は「ディスク」を手に入れて、公にして、世界の敵になりたい。
世界から戦争をなくすために。
なんか、ソレスタルビーイングみたいなこと言ってる。


風子ちゃん、ビリー様にタチアナちゃんのことを話してるけど、本人的にはポカンだよね。
でも、前回ループでビリー様がやったことを、自分もきっとやる、と断言した。

ビリー様はビリー様のまま。
それを確認した風子ちゃんの次の手は、まさかのユニオン総出でビリー様をボコボコにすることだった!

いや、ビリー様にユニオンの強さをわかってもらおう、という趣旨なんだろうけど、これやりすぎじゃない? と思ってたら、ビリー様の強さが化け物じみていた。
いや、否定能力なしでなんでそんなに強いのよ。

「オレが主役だっ」と言いながらひじをくらったショーンはちょっとかわいそうだった。
ビリー様、視えてないから、すべての人間が「不可視」状態だよね。


テラーさんが飛び込んできて、素手で銃弾を止めたのはびっくりした。
どういう解釈で「不通」にこれができるようになるのかな。
単純に「貫通する」ことが否定されたのかな。
ビリー様に銃弾が当たりそう、ということを伝えたかったけど、それを否定されて、銃弾が当たる、という事象そのものがキャンセルされた、とか?

「フーフー」とものすごい形相で風子ちゃんをにらむテラーさんだけど、風子ちゃんは微笑んでいる。
「不通」のせいで言葉が出せないけど、何がなんでも隊長を守る、という気持ちはちゃんと通じたから。


「上も下もない横並びで」か。
ビリー様の隊が「水平の秤隊」を名乗ってるのがここにつながるのね。

ビリー様の表情がすごく穏やかになったのは、風子ちゃんとユニオンの仲間たちの心音を探って、誰も自分に敵意を持ってない、本気で仲間として迎え入れたいと考えている、ということが通じたからじゃないかと思うんだ。


ここでなぜか早撃ち対決になるのか。
ビリー様なりのけじめって感じかな?

そして、なにも承諾してないのに、勝手に景品にされるテラーさん……。


ところで、Anime Japan のステージの照明がアンデラのロゴの色と合わせてて、めっちゃきれいだった。
アニメの開始は10月!
追加キャスト発表がなかったけど、次号のセンターカラーはどうなるんだろう。