『逃げ上手の若君』(第103話 台風1335) 感想

魅摩ちゃん、北条一族滅亡の件にも関わってたか。

それにしても「おい海よ この刀あげるから浅くなれ」って、どういう発想でそんなこと言ったんだ、新田。
「何がしたいのバカ殿!!」って言いたくなる気持ちはよくわかる。
でも、なんかうまいこといってるから、皆、離反せずついてってるんだろうな。


魅摩ちゃんによって、鎌倉大仏殿は倒壊。
大仏殿を宿舎にしていた名越の軍は大打撃をこうむる。

そして、雫に導かれて魅摩ちゃんの前に現れた逃若党の面々。

魅摩ちゃんは時行たちが自分を利用しようとして近づいてきたって思い込んでるんだな。
実際は玄蕃を助けようとして、たまたまそうなっただけなんだけど。

でも、道誉の娘だとわかった後、魅摩ちゃんを利用しようみたいな策も考えたりはしたから、その疑いを否定しきれない、と時行は考えてるのかな。


魅摩ちゃんはああいう立場だから、友達と呼べる存在がいなくて、だから時行たちと仲良くなれてうれしかったんだろうな。
だからこそ、可愛さ余って憎さ百倍なのかな、って。
案外、この思い込みの強さが、神力の強さにつながってたりするのかもね。


倒壊した大仏殿の屋根から大仏様が顔を出してる絵が痛々しい。
重要な人材を失っても名越は出撃を強行……したと思ったら首だけになってたよ。
あの、独特なデザインのはちまき(?)がみえてヒエってなった。
子供でも容赦がない……。
大将であるからには仕方ないってのはわかるんだけど。

高師直と高師泰の兄弟がそろい踏みか……って、なんかやたらと牛が目立ってるな。
これ、馬じゃなく牛だよね? と思ってたら、「今川頼国」って書いてあった。
これ、人なのね……。

馬が大好きで馬の頭を被ってた人は今川範満だったけど、牛頭は頼国か。
今川家、どうなってるのよ。