『呪術廻戦』(第223話 人外魔境新宿決戦・1) 感想(チャレンジャー決定戦)

なんか小説っぽいサブタイトルだな、って思ったんだけど、多分『魔界都市 <新宿>』のせい。


渋谷は壊滅状態のまま。
まあ、予算もないだろうし、そもそも工事する人が入れないし。

五条先生が渋谷の地下5階にいた人たちがどうなったかを伊地知さんにきいてたけど、やっぱり気にしてたんだろうね。
ちゃんと加減はしたけど、「無量空処」をあんな運用したことないだろうし、うまくいくかは運任せなとこがあったんだろう。

それにしても残穢だけで呪いを寄せ付けないとは、五条先生やっぱり規格外。


楽巌寺学長が五条先生に、自分が夜蛾学長を殺したことを告白したのは、責めてもらいたかったからなのかな。
五条先生もパンダ先輩も、当の夜蛾学長も楽巌寺学長を責めなかったことは、この人にとって救いにはならないんだろう。

これは夜蛾学長の呪いにかかってる状態とも言えるかもな。


ところで総監部が全滅してるんだけど、これをやったのは五条先生なの?
生かしといて、呪術師たちの総意でもって状況を変えていきたい、という考えだと思ってたんだけど、この状況ではそんな悠長なこと言ってられなくなったのかな。
そもそも、生き残ってた連中は羂索と組んでたわけだから、明確に敵だもんな。
でも、羂索がいろいろじゃまくさくなって殺したという線もありそうではある。


五条先生が決戦の地を新宿と決めたのに、なんで渋谷にいるの、と思ったらまさかの超遠距離攻撃だった。

伊地知さんが結界で存在を隠して、歌姫先生が五条先生の呪力の増幅をし、その増幅の手伝いで楽巌寺学長が楽を奏でる。

術式発動のための構成要素を一切省略せず、完璧な儀式を行うことが歌姫先生の術式の肝か。
省略することで手数を増やせたりして有利をとれるんだろうけど、逆に省略しないことでパワーアップをはかれるというのは、一種の縛りなのかね。

こんな丁寧なことやってたら、儀式中に襲われる、なんてこともありそうで、あまり実戦向きにはみえない。
今回はしっかり場を整える余裕があったけど。

五条先生の服装がいつもと違うのは、これが呪術師としては正装ってことなのかもな。


ところで、新宿・渋谷間にでっかい溝(?)をつくっちゃったんだけど、これ復興できるの?