『暗殺教室』第131話 浸食の時間 感想、もしくは、燃える、削る、壊れる

アニメはついにイトナくんが登場で、これでE組メンバーがすべて出そろったことになるか。
次回はイトナくんががっつりしゃべるので、めっちゃ楽しみ。
ところで、イトナくんはあのOPダンスに参加できるんだろうか……。

あと、実写版の殺せんせーの声がニノだと発表されたとかで、うん、そうじゃないかとは思ってた。


今号の『ジャンプ』の表紙はマンガ版殺せんせーと実写版殺せんせー。
実写版の殺せんせーはぷにぷにっぷりがなんかよいなあ。

で、巻頭カラーも『暗殺教室』なわけなんだが、いきなりブラックな茅野ちゃんでめっちゃこわい。
いや、このカラーはうれしくないわ。こわさ倍増じゃないか。

でも表紙絵はちょっとラブリーな感じになってるね。
カルマくんは意外とどんなコスプレもよく似合う。
こういう表紙の時はたいてい入ってる茅野ちゃんが入ってないけど、さすがに今はそういう空気じゃないよね(汗)。


雪村先生、殺せんせーの回想から儚げなタイプを想像してたんだけど(←死に際なんだから儚げになっててあたりまえなんだが)、生徒たちからみた雪村先生は、タフで、E組落ちになって暗くなりがちな生徒を明るくはげます、元気な人だったんだな。
生徒たちもみんな雪村先生が好きだったみたいだし、茅野ちゃんは命を削ってでも仇を討とうと考えるくらい大好きだった。
そんな雪村先生のことを、殺せんせーだってきっと好きだったんだろう。

E組のみんなは、殺せんせーも茅野ちゃんも信じたい。
だから、どこかに誤解があるだけなんだと考えているし、それ以外の可能性は思いつかないんじゃないかな。


「体が熱くて首もとだけ寒い」か……。
体験者のイトナくんだけが、茅野ちゃんの状態をリアルに把握できる。
どれだけ演技がうまくても、隠し通せない。
そのイトナくんが茅野ちゃんの崩壊を悟っている。

ここからの茅野ちゃんが痛すぎて、なんかもう読んでてめっちゃダメージくらうんですけど……。

死んで欲しい。
殺して欲しい。
助けて欲しい。

すべてが本心ならば、どうすればすべてを満たす最適解になるんだろうか。