『ワールドトリガー』第94話 「空閑遊真・11」 感想

掲載順位が低くてビビる。Twitterで担当さんがご心配なくとか言ってたけど。

小南先輩、「風間さん」で「太刀川」なんだな。
これは、小南先輩でさえさん付けする風間さんがえらい、と考えるべきだろうか。
あっ、「鋼さん」って呼んでるってことは、人格者には……(以下略)。
そういえば迅さんも呼び捨てにしていたような気が……(以下略)。

鈴鳴支部は普通に街中にあるっぽい。
本部では固いイメージだった鋼さんも、鈴鳴の中ではちょっと穏やかな普通の高校生って感じだな。
それにしても、太一のドジっぷりはドジっ子ですませられる領域ではないと思う。
イライラしてるオペの今ちゃんの反応が普通で、来馬先輩と鋼さんは人間ができすぎてるよなあ。

那須隊がまさかの女子オンリー部隊!
しかも那須隊長は病弱設定?
まあ、トリオン体になっちゃえば、本体が弱くても関係ないからな。
もっとも、レイジさんの、生身の感覚がトリオン体にも影響を与える理論もあるから、不利な点はあるのかもしれない。

スナイパー、シューターorガンナー、アタッカーの遠・中・短が1人ずつ+オペレーターの4人構成。
スナイパーがチーム内で一番、年下。
シューターorガンナーが隊長で癒し系キャラ。
アタッカーが強力。
と、なにかと共通点が多い三雲隊、来馬隊、那須隊。

だけど、那須さん8000ポイント超えじゃないか。
めっちゃ強いじゃん。
で、か弱そうにみえた来馬さんも7000ポイント超えだった……。
そんでもって、オサムはすでにユーマにポイント追い越されてる可能性がががっ。

ユーマは眠れないからだなのか。
これまでは、同じく眠らないレプリカと長い夜を過ごしていたんだろうなあ、と思うと、いろいろつらい。
だからこそ、ランク戦のシステムを考えたのが自分の父親と知り、めぐりめぐって、父親が残したものに自分が救われていると知って、どんだけうれしかったんだろう。

「遊べよ、遊真」という林藤支部長の言葉は、迅さんの「楽しい時間をつくってやりたい」という言葉とつながっていて、レプリカとは離れ離れになってしまったけれど、そういう気持ちで見守ってくれる人たちがいるから、ユーマは大丈夫だな、と思えて、それがうれしい。
「特に負けても誰も死なないとこがいいね」という言葉に、ユーマはどれだけの死を見届けてきたのか、と思うからなおさら。