『暗殺教室』第146話 激戦の時間、もしくは、E組の死神

「E組の死神」とか書いたら『保健室の死神』を思い出した。なつかしい。


あいかわらず仲がいいカルマくんと中村ちゃん。
多分、頭の回転速度が近いんだろうね。


ところで、原ちゃんのやられ方があんまりです。松井せんせー。

あと、移動砲台・速水ちゃんが、なんかエロいです(爆)。
いや~、獲物を狙う目がすごくよいですよ。


マジメにバカをやる女、それが中村ちゃん。
中村ちゃんは、E組と殺せんせーが大好きなんだよね。
だから、中途半端には終わらせたくないんだよね。きっと。


イトナくんはもう完全に普通の人になっちゃったようだ。
無事に触手の影響から抜け出せたようで、なにより。
あんな特殊能力なくても、イトナくんには電子工作という特殊技術があるから問題ない。


無双状態だった速水ちゃんを仕留めたのが、矢田ちゃんの一途な願いだったことが、感慨深い。
てか、なぜあそこで脱ぐ必要がある……。


ひゅって渚くんが現れたあとのアップの顔がめっちゃかわええ。
なんなのこんなかわいい顔で何こわいことやってんの。

自衛隊迷彩というより、烏間先生迷彩だな、これ。
小柄だから烏間先生の背後にすっぽりおさまっちゃってるし。

なるほど、烏間先生は「君達がどこから攻めようが知らないフリをしているから安心しろ」と最初に宣言してしまっていたから、渚くんが背後に立っていても、完全に無視するしかなかったのか。
あの宣言そのものが伏線だったとわ。

しかも、極度に注意力を高めている生徒たちは、絶対的に中立な存在である烏間先生には、まったく注意を払わない。
なにせ、気にしなけりゃいけないことがいっぱいありすぎるからね。無視できる存在はとことん無視だろう。
みんな訓練されてるから逆に、なんとなく気を抜いて、烏間先生の方を何気なくみてみる、なんてことはしないんだろうなあ。


カルマくんは、渚くんへの自分の気持ちを「ザワつく」と表現した。
「ムカつく」とか「イラつく」じゃなくて、「ザワつく」。

不愉快とかいうことではなく、カルマくんの気持ちを波立たせる唯一の存在が、渚くんなのかもなあ。
意識の外側からひゅっと飛び込んできて、意識の水面に石を投げ込んでくる、みたいなイメージで。


みんな「殺せんせーのために」E組できたえた能力をふりしぼって戦っている。
必死で、ありったけの力をかきあつめている。
その中にあって、渚くんの軽やかさのなんと異質なことよ。

渚くんだって、必死だし、ありったけがんばってるに違いない。
なのに、まったくそう見えない。
それが「天才」というものなのかもしれない。