『週刊少年ジャンプ』2015年34号 感想

『暗殺教室』(第148話 過程の時間)
別記事(ガチ対決すぎて痛い)

『食戟のソーマ』(127 月光のささやき)
ソーマと貞塚さんが意気投合してて笑った。
確かに混ぜるな危険コンビである。

そして、アリスちゃんに苦言を呈する葉山君に対して「機嫌を……いいかんじにとれ」とか言い出すリョウくんがっ。
本当に、あまやかしすぎだから、リョウくん。
こういう関係性があたりまえになっちゃってて、アリスちゃんをあまやかして当然、な感じになっちゃってるんかね。

でも「客の事も考えずテメェの料理出したいだけならやめちまえよな!」という言葉に、素直に受け入れて「お客さまが心から楽しんでくれる料理を」と言うあたり、アリスちゃんも料理人として成長してるんだなあ。
ちょっとうれしそうなリョウくんがかわいいんだけど、いや、自分のこれまでをちょっと反省しようよ、と言いたくもなったり。

『ONE PIECE』(第794話 “サボの冒険”)
サボが長いこと記憶喪失だったとわっ。
それで、記憶が戻ったきっかけがエースの訃報だったとか、過酷すぎる。
大事な兄弟の存在すら忘れて、ここまで生きてきて、思い出した時にはなにもかもが手遅れだった、というのはね。

でも、エースには間に合わなかったけど、ルフィには間に合った。
「ルフィにゃ手ェ焼くだろうが」とエースと同じこと言って、ルフィの仲間にルフィを託すサボが、めっちゃかっこよかった。

それと、ゾロのこんな屈託のない笑顔をみるのは、なんだかものすごく久しぶりな気がした。
ルフィのもうひとりのお兄ちゃんが、エースと同じくらいにルフィを大事にしてるってことが感じられて、うれしかったんじゃないかな。
なんだかんだで、ゾロの対応基準って、ルフィにとって良いものか悪いものか、でしか決まらないとこあるからね。

『ハイキュー!!』(第166話 守護神と月明かり)
あいかわらず日向くんをあおりまくるウシワカ。
本当にそうなので言い返せない日向くんが、影山くんにちょっとあたったら、褒め言葉と受け止められるし、いろいろと散々だな。
しかし、いずれはウシワカみたいなスパイクも打てるようになりたいって……おまえはセッターだろ、と言いたいところだが、いずれ本当にできるようになりそうな気がしてこわい。

「また帰りにしょっぱい飯食いたくなきゃあ」って言葉が泣けるなあ。
あれ、めっちゃおいしそうな料理だったんだけど、食べてる方がしょっぱくしちゃったんだよね。
この試合に勝って、また同じお店で、「こんなにうまかったんだな」って思いながら食べて欲しいものだ。

『少女復旧リカバリーQ』
読み切り。
なんかめっちゃかわいかった。
ギャグがよくわかんないセンスで好きだ!

『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』(STEP11 ワルツを踊れ…!?)
試合の声援が名前じゃなく番号なんだけど、名前を呼んじゃいけないルールとかマナーみたいなものがあるのかね。それとも審査員へのアピール?

自分もめっちゃ緊張してるのに、緊張しすぎて動けなくなっちゃってる亘理ちゃんをなんとかフォローしようとがんばる土屋くんがけなげで、ちょっとかっこいい。

もう心が折れかけて、「悔しい」と泣く亘理ちゃん。
逃げたい気持ちよりも、がんばりたい気持ちの方が強いから、「悔しい」と泣くんだろう。
そして、その気持ちをくみ取ったから、亘理ちゃんのがんばりを「悔しい」だけで終わらせたくないから、土屋くんは必死に亘理ちゃんに言葉をかける。
ここは土屋くんがリードしなければいけないところだ。ぎゃんばれ!

考えてみれば、過ぎるほどの亘理ちゃんのがんばりは、不安の裏返しだったんだろうねえ。
こうなるであろう自分を、どこかで予測してたんじゃないかな。

『火ノ丸相撲』(第57番 不愉快な連中)
覆水は決して盆には返らないと、ユーマさんはわかってるんだろうなあ。
それでもなお、覆水を盆に返すために努力をしてるんだろうなあ。

『ブラッククローバー』(ページ23 王都集結)
どうやったら魔法帝になれるのか、という問いに「実績だよ」って答える魔法帝がいいなあ、と。
シンプルで嘘のない言葉だ。
そして、揺るぎない自信があるからこその言葉だ。
ちょっと言動がゆるいけど、一国を支える器であるのだなあ。

これはつまり、魔力がないアスタでも、実績さえあれば魔法帝になれる、ということなんだよね。そうだよね。

『ワールドトリガー』(第109話 「影浦雅人」)
別記事になってます。