『週刊少年ジャンプ』2015年31号 感想

『ハイキュー!!』(第163話 月の輪)
『ジャンプ』表紙&巻頭カラー!
表紙は日向くんとウシワカの一騎打ちって感じでかっけえ!
対して、巻頭カラーはツッキーとウシワカが静かににらみあってる。
動植物があふれる豊かな地にしっかりと立つウシワカと、カラスしかいない場所でポリバケツに座るツッキーか……。
派手にぶつかってる日向くんとウシワカ。その影で、虎視眈々とウシワカの追い落としを狙っているツッキー。
現在の展開がそのまま反映された2枚のカラーなんだね。

日向くん、バックアタックができるようになってたのか……。
ツッキーが地味にウシワカとセッターにストレスを与え続けてたけど、日向くんのバックアタックでしきい値を超えた?

ついにウシワカのスパイクをドシャットしたツッキー。
そして、見開きのガッツポーズ!

ガッツポーズとかはずかしいからやめろ、とか言いそうなツッキーが、心の底からの衝動をおさえきれずに出したガッツポーズに、なんかちょっとうるっときた。
そして、そんな弟を唇をかみしめてみつめるお兄ちゃんがまた……。

そうか……ツッキー、バレーボールにハマっちゃったか……。

たかが部活じゃすまなくなったツッキーの、これからが楽しみすぎる……。

『暗殺教室』(第145話 牙の時間)
別記事(爪を隠す者と牙を研ぐ者)

『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』(STEP8 ワルツを踊れ!)
八巻くんが土屋くんを、秋子ちゃんが亘理ちゃんを、それぞれにかわいがる様子が、おいしすぎる。
土屋くんも亘理ちゃんも一生懸命についてきてくれるから、めいいっぱい構ってあげたくなっちゃうんだろうね。

そして、亘理ちゃんについてきてもらえるパートナーになろうと、練習場所を求めて公園に来た土屋くんがみたものは、練習をする亘理ちゃんだった。
こんながんばり屋さんの亘理ちゃんよりがんばらなきゃいけないとは、土屋くんどんだけ大変なんだよ。

でも、土屋くんはうれしいんだろうね。
すんごくがんばって、汗びっしょりで疲れているだろうに、それでもかわいい笑顔をみせてくれる亘理ちゃんとがんばれることが。

なんだか読んでるこっちが照れてくるんですが……。

『食戟のソーマ』(124 校歌斉唱)
こけそうになった田所ちゃんをささえつつ、しっかり肩に手を回してるイサミくん。
さすがイタリア男だな(笑)。
そして、安定の、弟にひきずられるタクミくんである……。

葉山くんを射んとする者はまず潤さんを射よ!
って感じで、アリスちゃん、うまく潤さんをまるめこんだなあ。まあ、まるめこみやすそうな人ではあるが。
そして、潤さんがうれしそうにしてたら、やっぱり逆らえない葉山がかわええのである。

そうか。学校だもんね。そりゃあ校歌はあって当然だよね。
高等部から入ったのはソーマくんだけ、ということは、誰もあらためて校歌なんか教えなかったんかね。
てか、校歌の歌詞に「捩じ伏せよ」はどうかと思うんだが。

『火ノ丸相撲』(第54番 仲間)
蛍くん負けちゃったか……。
ここ一番で力んじゃうってのは、場数を踏んでないからなんかな。

唯一のレスリング部員という話だったチヒロが相撲部にきちゃって、レスリング部はどうなったんだろう、と思ってたら、元の部員が戻って復活してた。
チヒロに悪気がなかったというのはよくわかるんだけど、たかが高校の部活にチヒロレベルの熱血を求めてもらっても困る、という気持ちもわかる。

部員同士で目標の高低差がほとんどない、というのは、とてもむずかしいことなんだろうなあ。
「別の方向を見てる奴の首を無理矢理ねじって上向かせてちゃいけねえよ…」
このチヒロの言葉が、わかりやすく状況を示している。
わざわざねじる必要もなく、みんなが上を向いている相撲部に入れたことは、チヒロにとって本当に幸せなことなんだろう。

『ワールドトリガー』(第107話 三雲修・12)
別記事になってます。