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『呪術廻戦』(第37話 京都姉妹校交流会-団体戦・4-) 感想(どれが妄想でどれが現実なのか)

公式Twitterやら、ティザーサイトやら、いろいろでてきて、あれ? もしかして本格的に『呪術廻戦』を推しはじめた? って感じで、めっちゃうれしい。 公式Twitterさんのアイコン高専の校章なのね。 てか、PR動画の五条先生役が中村悠一さんとか! いや、こんなにはやく五条先生に声がつくとかびっくりだわ。 「呪術高専だより」はパンダ先輩回だけど、結局、なんでパンダなのかさっぱりわからない……。 あと、猪野さんが呪術高専に出てたのは気づかなかったな。 0巻が出たら再確認しなくちゃ。 「次号にも超重大発表あり」ってなんだ? さすがにアニメ化は早すぎるし。ドラマCD化とか?(←そういえば最近『ジャンプ』でドラマCD化って話きかないな) ジャンプフェスタあたりでなんかやるのかもしれないな。 公開された0巻と3巻の表紙がすばらしいんですが、なんか野薔薇ちゃんよりも里香ちゃんの方が色気があるような……(←釘が飛んでくるからそれ以上はいけない)。 いや、「色っぽい」というよりは「婀娜っぽい」って感じかなあ。 両方ともバックが赤なので、本屋で並んでたらめっちゃ目立つだろうなあ。 コミックス表紙の野薔薇ちゃん、虎杖&伏黒よりも強そう(笑)。 ジャンプコミックスで釘とカナヅチと藁人形をもったヒロインが表紙になるとか初めてかもしれんね。 ところで今回の表紙、なんかヤンキーものになってるんだけど。 せっかくのカラーを、なぜ東堂の妄想が独占している……。 「ユウジとアオイこの町最強のふたり」とか、アオリにしては大きすぎるフォントで書いてあるのが地味にツボる。 あと「※この扉絵は東堂のイメージです。」ってちゃんと注釈がついてるのも。 最近、出番がない伊地知さんがようやく出てきたと思ったら、なぜか格付けチェックやってた。 浜ちゃん役は五条先生にお願いしたい。きっと、最高にドSな司会進行をしてくれると思う。 東堂がめっちゃ楽しそうでうれしそうだよね。 てか、ちょくちょくはさまる東堂の妄想領域展開はなんなの? もしかして、虎杖と東堂しかいないシーンは全部、東堂の妄想なの?(←なんかあり得るような気がしてきた) そうだよ。なんかダンスしてるようにみえるふたりも、きっと東堂の脳内イメージなんだよ。 なんか東堂って意外と教え方がクレバーだな。 もっと、ガーっとか、ゴーっとか、感覚で教える系の人かと思ったけ...

『ワールドトリガー』(第168話 鈴鳴第一・3) 感想(来馬先輩の意欲と鋼さんの献身)

なんか、掲載位置が少しずつ下がってない? と思うわけですが、次回で『週刊少年ジャンプ』からは撤退なので、掲載位置を気にすることもないんだね。そういえば。 黒弧月に対して、結束ちゃんが大きくリアクションとってくれたのに、「いや、あれは知らない」とかあっさりな反応の嵐山さんと犬飼。 あげくに「ほら実況実況」とか言われちゃうし、結束ちゃんの扱い悪くないか?(笑)。 てか、黒弧月は鉛弾的なオプションつけてる説は消えたか……。 ということはやっぱり暗闇対策迷彩? 鋼さんとカゲさんのアタッカー対決はかなりハイレベルだけど、それをサポートするガンナーの来馬先輩とゾエさんの動きもおもしろいよね。 シールド出してカゲさんをまもるゾエさんとか、かなりかっこええ。 シールドの硬さはトリオン量に比例するそうだから、あれかなり硬いんだろうね。 ユーマとカゲさんと鋼さんの勝率データの円の見方が最初わからなかったんだけど、 カゲさん:ユーマ⇒52.4%:47.6% カゲさん:鋼さん⇒59.5%:40.5% 鋼さん :ユーマ⇒61.2%:38.8% ということか。 つまり、カゲさん>鋼さん>ユーマ。 てか、鋼さんはカゲさんに四割も負けてるけど、ユーマはカゲさん相手に五割に近いとこまでいってるんだな。 カゲさんはサイドエフェクトを使った戦いに慣れちゃってるから、それが使えないユーマが苦手、ってことなのかも。 ゾエさん9728ポイントって、そろそろ大台に乗りそう。 カゲさんも本来的には10000超えだし、ユズルくんは中学生でトップだそうだし、さすが元A級チームのメンツだわ。 「重銃手(ヘビーガンナー)」という用語がでてきた。 単独で点を獲れるガンナーということらしいけど、これってB級ではゾエさんだけなのかな。 「足が遅い」「的がでかい」ぐらいしか欠点がないとか言われてるけど、トリオン体での足の速さって、どれくらい個体差があるのかな。 レイジさん理論だと、生身で足が速いならトリオン体でも速い、ってことになりそうだけど。 両攻撃の来馬先輩かっけー! アタッカーが攻撃でガンナーが援護ではなく、ガンナーが攻撃でアタッカーが援護の陣形なのか。 これは、アタッカーの中でも防御力が特に高い鋼さんだからこそ、の陣形なんだろうね。 来馬先輩絶対守るマンと言われる鋼さんにとって、これはかなりうれしいことなのかも。 一方、...

『週刊少年ジャンプ』2018年51号 感想

『Dr.STONE』 (Z=83 Dr.STONE) 祝! アニメ化! いずれはするだろうと思ってたけど、結構、はやかったな。 来年1月から『約束のネバーランド』、4月から『鬼滅の刃』、7月から『Dr.STONE』というスケジューリングか。 その後は『僕のヒーローアカデミア』か『ハイキュー!!』の続編かな? それにしても、稲垣先生が脚本担当というのはすごいな。 それじゃあほぼほぼ「原作」じゃん。 思想的に対立してただけで、千空と司は意外と気が合うんだよね。元々。 「無意味な話はダメなのか?」という台詞に、千空の真情が込められてる感じでなける。 これが最期の会話になるかもしれないのに、合理的というか事務的なことばかり伝えてくる、そんな頭のかたい司に、俺達はそれだけの関係なのか? って問いただしてる感じ。 千空だって、自分のやることなすことすべて成功するとは信じてないんだろう。 でも、「できる!」って、自分にもみんなにも言わなきゃいけない。 自分で自分を鼓舞しなければいけない。 この過酷な世界で、希望を失ってうずくまって、それでも現代なら生き延びていけるけれど、あの世界では簡単に死んでしまえるからな。 それほどに途方もないことを、千空はやろうとしているんだよなあ。 なんかいきなり日本脱出って話になったけど、村人たちはどうするんだろうね。 元・村長が村長に戻るのかな。 カセキじいさんはついていきたがるだろうけど。 杠ちゃんはあの立体パズルを組み立てるという重要ミッションを担っているし、大樹は杠ちゃんを守らなければいけないし、旅にはついていかないのかもなあ。 『呪術廻戦』 (第36話 京都姉妹校交流会-団体戦・3-) 別記事(虎杖の親友枠はもう埋まってるから)になりました。 『ブラッククローバー』 (ページ182 セフィラの徒) ファナとヴェットが復活するとわっ。 ヴェットはルックス変わり過ぎだけど、なんとか調達できたからだに魂を押し込めただけだったんだろうな、あれ。 冥府への扉が開けば、元の人間の魂が完全に追い出される、という仕組みか。 これって、自我を取り戻したようにみえるユノも、扉が開いてしまえばエルフに逆戻りということなのか? ここでようやく黒の暴牛アジト組が合流か……。 そういえば、アスタを長いことみてなかったような気が。 てか、ユノは今、どこにいるんだろう。 『...

『呪術廻戦』(第36話 京都姉妹校交流会-団体戦・3-) 感想(虎杖の親友枠はもう埋まってるから)

ここんとこ掲載順位が低いな、と思ってたら、また跳ね上がった。 なんでこんなに変動が激しいんだろう。 表紙絵の! 破壊力が! すばらしいです! 涙目ですねてる野薔薇ちゃんを、困り果ててるって感じの表情で、手をあわあせて必死に謝ってる虎杖。 そんなふたりをみつめて、ほんのわずかだけど口元をほころばせている伏黒。 虎杖が野薔薇ちゃんに謝るのに懸命で、伏黒の方に意識がいってないところで、虎杖の生存の喜びをかみしめているって感じがすごく良い。 なんかもううれしすぎて、うっかり笑みがこぼれちゃいましたって感じがたまらん。 これで、虎杖の意識が自分の方に向いたら、またスーパードライな表情に戻そうとするんだろうね。 もしそれが間に合わなくて「伏黒が笑ってる?」とか言われたら、「釘崎に怒られてるおまえがおもしろかったから」とか答えるんじゃないかな、とか妄想が広がりまくりっ。 「おまえが生きててよかった」とか「おまえが死んだと思って悲しかった」とか、伏黒は口にしないんだろうね。 そう言ったところで、虎杖は茶化したりしない。本当に申し訳なさそうな顔で「ごめん」って言うと思うんだ。 それはわかってるんだろうけど、でもやっぱり伏黒はそれを言わない。 そういうのは言う必要のないことだって、伏黒は思ってそう。 多分、伏黒は、誰かと感情を分かち合う、という経験をあんまりしてこなかったんだろうな。 だから、自分の感情を誰かに伝える、ということをしないんじゃないかな、って気がする。 野薔薇ちゃんの涙目もめっちゃかわええよねえ。 うん、虎杖が死んだと思ってて、だから強くならなきゃと気を張ってて、そうやって気を張ることでなんとか自分の気持ちを保ってたのに、虎杖があんなふざけたサプライズやったら、そりゃあ気が抜けるってもんじゃないよね。 だから、ほっとしてるしうれしいけど、そんなこと言って虎杖を喜ばせてなんてやらないんだから、的な強がりなんじゃないかと思うんだ。 生きてたことを教えてくれなかったことに対する、ちょっとした報復というか。 虎杖の顔もまた! 本当に困ってるって感じでかわいい。 そりゃあ、女の子を泣かすなんて、虎杖的にはパニックだよなあ。 おまけに、事情があったとはいえ、生きてるのに連絡しなかったのは、もはや謝り倒すしかない案件だし。 なんか、たった1枚の絵で語り過ぎだよ、自分。 でも、たった1枚...

『ワールドトリガー』(第167話 鈴鳴第一・2) 感想(なぜオサムは東隊にカモにされるのだろう)

三雲隊の初期配置は、モールの外にいて欲しいチカちゃんがモールの中で、モールの中にいて欲しいユーマとヒュースがモールの外で、さらに、はやいとこ合流して欲しいユーマとヒュースの距離がかなり離れているという、わりと最悪パターン。 これ、初期配置的に一番おいしかったのは鈴鳴のような気がする。 トリオン体には暗視機能がついてるけど、これはオペレータの視覚支援が必要なので、オペレータが大変なことになる、か……。 4人をオペレートしないといけない栞ちゃんは大変だなあ。 マンティスをかぎ爪状にして建物にひっかけるとか、攻撃以外にも使い道があるんだね。 ボーダーのトリガーは汎用性の高さを主眼として開発してるっぽいけど、開発側が考えもしなかった尖った使用方法をユーザが編み出しちゃうのはよくある話。うん。 それにしても、ゾエさんのライフルの威力がすごいな。 他のガンナーたちと擬音からして違うし、壊してる範囲も広い。 まあ、あの適当メテオラの範囲を絞り込めば、こんな感じになるのも納得だけど。 いやあ、トリオン量格差が如実に表れるな、ガンナー、シューターは。 しゃかしゃかしてる太一がちょっとおもしろい。そこ這いつくばる必要あるの? 立ってると小荒井にみつかると思ったのか? そして、東さんとユズルくんがモールの中へ……ということで、モールの外に出たスナイパーはチカちゃんだけか。 というか、チカちゃん以外はみんなモールの中か、そこに向かってる最中だよね。 そういえば、犬飼はユズルくんのこと「ユズルくん」って呼ぶんだな。「絵馬くん」じゃなく。 鳩原ちゃんは「ユズルくん」か「ユズル」だろうなと思うので、それがうつってるのかな、と思ってみたり。 当真がチカちゃんのこと「チカ子」って呼ぶのは夏目ちゃんの影響だと思うし、諏訪隊のメンバーがレイジさんのことを「木崎さん」じゃなく「レイジさん」と呼ぶのは諏訪さんの影響だと思うので、葦原先生、呼び方で人間関係のつながりを出すのお好きだよね、って気がする。 バッグワームを特に用もなくつけはずしてオペレーターへの嫌がらせをするとは、なかなか細かいことしてるな。 てか、結束ちゃん、元・東隊なのか。 なんとなく、元A級東隊のオペレーターは月見さんなのかな、って思ってた。 いやでも、B級になってからのオペレーターで、人見ちゃんと交代したって可能性もある? ここでうっかりオ...

『週刊少年ジャンプ』2018年50号 感想

『鬼滅の刃』 (第134話 反復動作) おっ、表紙に村田さんがいる! と思ったら、中にもちゃんと登場してたよ! きつい修行を課すけど、下から火で炙るのは危険なのでやらせないとか、岩柱さん、ちゃんと加減というものを知ってる、と思ったら、気絶した善逸を川につけろ、とか容赦ないな。 川の水がめっちゃ冷たいってわかる。逆に海の水はわりとあったかい。海からあがると寒いから出たくないくらいあったかかったりする。あと、冷えたからだを岩であっためるっての、私も子供の頃にやったなあ。 伊之助はイノシシ頭をかぶってるので、具合悪くても気づかれにくいよね。 岩柱さんが鬼殺隊最強なのか……。 鬼とちがってランクが明確につけられていないからな。 次点は時透くんなのかな。 意外と料理上手な炭治郎……。 家事を母親や妹ちゃん任せにせず、ちゃんと手伝ってたんだろうな。 炭治郎と玄弥はかなり仲良くなったな。 というか、玄弥が炭治郎にかなり懐いたって感じ。 「そうそう南無南無言ってるだろ」ってとこの玄弥がかなりかわいかった。 それを木の陰からうかがってる岩柱さんもちょっとかわいかった。 なんだかんだで、自分の継子がやっぱりいろいろ心配なんだろうな。 風柱さんに会うのを禁止してたのも、玄弥が傷つくのを回避するためだろうし。 玄弥も岩柱さんのことを話す時の表情が柔らかくて、継子として大事にしてもらってるんだな、って感じる。 ところで琵琶鬼さんは上弦の肆に昇進(?)したのか? ねずこちゃんが太陽の下に出られるようになってから、そこそこ日数が経ってるようだし、無惨様も着々と準備を整えてるってことだね。 てか、ねずこちゃんがまだ蝶屋敷にいるとしたら、今、一番危険なのはしのぶさんということになる? 『ワールドトリガー』 (第167話 鈴鳴第一・2) 別記事(なぜオサムは東隊にカモにされるのだろう)になりました。 『呪術廻戦』 (第35話 京都姉妹校交流会-団体戦・2-) 別記事(そんな「もしも」はいらない)になりました。 『ハイキュー!!』 (第326話 午後) 1日2試合か……これはめっちゃきつそう。 でも日向は「いいだろ!!」とか言っちゃうわけね。なんか、餌を前にしたワンコみたいな顔で。 誰に対しても、親しい顔なじみのように話しかける木兎はさすがだ。 『アクタージュ act-age』 (scene41.新星)...

『呪術廻戦』(第35話 京都姉妹校交流会-団体戦・2-) 感想(そんな「もしも」はいらない)

虎杖の女性の好みは東堂と同じか……。 まあ、前にジェニファ・ローレンスが好きとか言ってたから、骨格しっかりしてる系が好きなのかな、って思ってたけど。 そして、唐突にはじまる「もしも」の物語。 虎杖と東堂が親友で、高田ちゃんが同じ学校にいて、高田ちゃんに告白したけどふられて虎杖になぐさめてもらう物語。 ……いや……吉野くんの「もしも」はともかく、東堂のそんな妄想エピソード、虎杖はいらないだろ。 それにしても、その妄想のクオリティの高さなんなの? 虎杖のことほとんど知らないわりに虎杖がめっちゃ虎杖なんだけど。 それに、妄想の中でさえ高田ちゃんとくっつくルートをつくらないとは……ドルオタの鑑かもしれん。 あと、妄想の中の高田ちゃんがめっちゃかわええ。 いや、3ページも使って東堂の青春アミーゴをみせられるとは……。 修二と彰ならぬ悠仁と葵……微妙に名前が似てる……。 すごいな、これ。意表をつきすぎだろ。 なるほど、東堂は同担は親友派か。 宿儺は同担拒否派だと思うけど。 というわけで、東堂に"親友"認定された虎杖なのだった……おもしろすぎる。 さて、ここで京都校側が虎杖の元に大集合。 三輪ちゃんの簡易領域の構えがめっちゃかっけえな! 領域展開の中に入ったら技が必ずあたる、ということを考えると、三輪ちゃんの簡易領域は、あの円の範囲に足を踏み入れたら必ず技が当たる、的なやつなのかな。 でも、ためらった、ということはやっぱり「人間」の虎杖を殺すのは躊躇があるのかな。 五条先生の生徒を殺したら、五条先生に嫌われるからイヤ、とかだったりして……。 真依さんは拳銃で、加茂は弓。 メカ丸はビームか……メカだから正しい……のか? そして、東堂の術式は物体の入れ替え? なんか、京都勢も東堂の術式を知らなかったっぽいけど。 でもまあ、一級までは呪力のみで対応らしいから、東堂の術式をみたことがある人はそんなにいないのかもね。 野薔薇ちゃんの話の感じでは、術式についてべらべらしゃべる術者はあんまりいないらしいし、東堂は同級生たちと仲悪そうだし。 東堂に言われて、静かに撤退する加茂。 まあ、ここで京都勢同士で削り合ってもなんの益もないのは確かだけど。 「ちゃんと殺せよ」と言ったあたりをみると、とりあえず東堂に任せて、万が一、東堂が負けたら自分たちで殺せばいい、ということなんだろうね...

『ワールドトリガー』(第166話 玉狛第二・21) 感想(本物の悪の真の目的とは!)

ワイヤー陣は狙わない、というオサムの判断。 まあ、積極的に狙わないだけで、状況が整えば使うってことだよね、これは。 チカちゃんを除くと、前回は隠岐だけ、前々回はひとりもスナイパーがいない、という状況だったんだけど、今回は参加隊すべてにスナイパーがいるので、狙撃されたらワイヤー陣のうまみがない、ということなのね。 東さんとユズルくんは、お魚よけ射撃ゲームを軽々クリアしそうだもんな。 三雲隊のもっとも不利な点は、A級入りを狙っている、というのが知れ渡ってしまっている、ということか。 A級にもっとも近い(というか元A級)影浦隊は上を目指す気ゼロだし、東隊は小荒井と奥寺の育成がメインっぽくって、無理にA級を目指す気はないだろうし、鈴鳴も強くはなりたいけど今シーズン中にA級入りしたい、とかいう目標は掲げていないだろう。 でも、オサムは記者会見でA級狙いが宣伝されちゃったからなあ。 三雲隊を応援したい連中はボーダー内にたくさんいるだろうけど、そのために自分の隊が負けてもいい、なんて思うのはユズルくんくらいだろう(それも撤回されたが)。 そして、三雲隊の有利条件は、ヒュースの実力が知られていないことと、ヒュースがブレード使いと認識されていることか。 ヒュースがシューターとしての性能が高い、と知られていないうちに、一発芸かまそうよ、っていう感じか? でも、一発芸なら大物落とさないとわりにあわない感じがするな。 東さんとかカゲさんとか鋼くんとか。 そういえば、ヒュースはユーマや東さんみたいに、カゲさんに気付かれずに攻撃しかけられるのかな。 前衛・二丁スコーピオンのユーマと弧月+バイパーのヒュース、中衛・レイガスト+アステロイドのオサム、後衛・ライトニング+鉛弾のチカちゃんとは、4人になった三雲隊。 なんかもう、やれることはなんでもやる感があふれてる。 あと、チカちゃんはやっぱり「狙撃」ではなく「砲撃」なのね。 乱戦になったら戦場まるごとふっとばすとか強すぎる。 ゾエさんの適当メテオラは屋内では効力が薄れるか……まあ、そうだよね。 建物をまるっと潰せるのはチカちゃんぐらいだろうし、室内では適当メテオラでかく乱できる範囲が狭くなっちゃうよね。それじゃあただのトリオンの無駄遣いになりかねない。 それにしても、ユズルくんがほんとにやる気にあふれてるなあ。 そんなユズルくんをみて、うれしそうな...

『週刊少年ジャンプ』2018年49号 感想

『ブラッククローバー』 (ページ180 研ぎ澄ます刃) 『ジャンプ』の表紙のアスタがやたらかっこええ! 店頭ではじめてみた時、おもわず「おおっ」ってつぶやいてしまった。 それにしても、あらためてみると宿魔の剣、めっちゃ薄いんだな。 まあ、あれは物理的な切れ味を求められるものじゃないから、形状なんてどうだっていいんだろうが。 フィンラルは臆病者を自認するわりに、ここんとこ過酷な戦場で身を削ってばっかりだな。 フィンラルを削ってるのがその弟ってのがまたひどい……。 『鬼滅の刃』 (第133話 ようこそ) 不死川兄弟の仲は元々こじれてたんだけど、兄が本気で目つぶししようとするとこまでこじれまくってたとは。 弟が鬼を喰ってるってのが、それほどにショックだったのかな。 お兄ちゃんの方は、弟をなんとか危ない現場から遠ざけたいから、おまえなんか弟じゃない、才能ないから鬼殺隊をやめろ、と言ってるのかと思ってたんだが、鬼に殺されるくらいなら、失明しててもいいから生き延びて欲しい、というのは過激すぎない? どうしてもやめて欲しいんなら、そこは泣き落としの方が確実じゃない? しかし、弟の方も、自分を助けようとしてくれている善逸を、「俺の兄貴を侮辱すんな!!」と殴るような過激派だしな。 さすが兄弟、よく似ている……。 ところで伊之助は岩柱さんのとこまでたどりついていたのか。 さすが、上陸兄妹との修羅場を生き延びただけあって強くなってるな。 『ワールドトリガー』 (第166話 玉狛第2・21) 別記事(本物の悪の真の目的とは!)になりました。 『アクタージュ act-age』 (scene40.銀河鉄道) 七生さんは中学生の頃から巌さんに心酔して、ついていってるのか。 多感な時期のすべてを巌さんの元で過ごしてきたことになる。 へたすると親より大事な存在なのかもしれない。 そんな存在が、今、死にかけていて、今から急げばもしかしたら間に合うかも、と思えば、うずくまってしまうのも無理はない。 「ああ、巌さん。私は不細工なままだ」という、ぐしゃぐしゃな七生さんのコマがなんとも美しい。 七生さんの才能を開花させたのが巌さん。 千世子ちゃんの才能を開花させたのが星アリサ。 自分の醜さに絶望していた彼女たちに、その内にある美しさを説き、それを磨くための技術を教え込んだ。 七生さんは夜凪ちゃんに対比として存...

『呪術廻戦』(第34話 京都姉妹校交流会-団体戦・1-) 感想(殴り合い、と書いて、交流、と読む)

恒例になりつつある3段組表紙ですよ! 上段と下段に京都校の生徒たち、中段に五条先生と歌姫先生。 こうやってみるとやっぱり京都校の生徒たちの絵力(?)が強いな。 ところで歌姫先生がかわいすぎるんですがっ。 五条先生にスピーチを無茶ぶりされて、それでもがんばって応えようとするとことかっ。 で、「先輩を敬え!!」ですよ。 五条先生が夏油たちとの内通をまったく疑ってないのもうなずけるちょろさ。 なんかもう五条先生におもちゃにされてるなあ。伊地知さんとは違う方向性で。 「アホクサ」って言ってる野薔薇ちゃんの横の伏黒の表情が、心底どうでもいい、って顔ですばらしい。 索敵に長けてるのが伏黒とパンダか。 まあ、真希さんはほぼ呪力がないらしいし、狗巻は特化型だからなあ。 東京校の作戦は、一番やっかいな東堂を虎杖ひとりで足止めして、他の連中で点を稼ぐ、か。 京都校は虎杖狙いで東堂だけが離反してたのに、その東堂がまっさきに虎杖と接触とか、このままだと京都校の全員が虎杖に集中しちゃうことにならないか? 東京校側は、虎杖の復活をさっき知ったばかりなのに、さっそく始末にかかるとは思ってなかったんだろうなあ。 それにしても、東堂に飛び膝蹴りかました虎杖が、呪霊を祓ってる時のあの表情でめっちゃ怖かった。 東堂は手加減して勝てる相手じゃないし、多少のことじゃ壊れないから全力出しても大丈夫、とか伏黒あたりからレクチャーされてたのかな。 てか、木をふっとばして登場した東堂みただけでも、これは全力で行かなきゃ、と思ったんでも不思議はないか。 あのコマの東堂、あきらかに人間じゃないだろ(笑)。 連載初回をみた限り、虎杖って人間やめてるレベルの身体能力なんだけど、その虎杖がここまでぼこぼこにされるって、やっぱり呪力でなんらか強化されてるのかな。 伏黒もやたら耐久力高いし。 高田ちゃんのことを「誰だよ、アイドル興味ねーよ、俺」とか煽る虎杖。 「勝つよ」と言ったからには退けない、というのもあるんだろうね。 あと、東堂を足止めする役を割り振られた以上、東堂が虎杖に興味を失ってターゲットを切り替えられるのは困るので、関心を引こうとしてるのかな、とも思う。 先輩方は適当なところで退いてくれていい、むしろ退け、と思ってるんじゃないかと思うんだが。 東堂はやっぱりあの質問みんなにしてるのね。 乙骨にも質問したのかな。乙骨は...

『ワールドトリガー』(第165話 三雲修・16) 感想(『ワールドトリガー』再始動!)

約2年の雌伏の時を経て、ついに『ワールドトリガー』が連載再開! 葦原先生、おかえりなさいませ! 約2年もかかったのは、葦原先生はトリオン量が多すぎてトリオン体の再構築に時間がかかったのだ、という設定にしておきました(笑)。 それにしても、めっちゃ普通にはじまった。 えっ? 先号の『ジャンプ』にも載ってましたよ? って感じのシームレスっぷり。 あんまり絵が変わってないな、と思ったけど、栞ちゃんがちょっと大人っぽくなってるような気がした。 オサムは約2年も不安を抱えてたのか……。 迅さんのアドバイスが「揺れるな」なところをみると、ただの杞憂というわけでもなさそうだ。 迅さんの表情がちょっと険しくて、どうもこの不安はチームの勝敗がどうのこうの、みたいな問題じゃないんじゃないか、という気がしてきた。 これは意外とボーダーの方向性を動かすようなことになるんじゃないかな、と。 ひとり増えたら、移動の車が2台になった。 おそらくこれまでは、運転席が林藤さんorレイジさん、助手席が栞ちゃん、後部座席がオサム、ユーマ、チカちゃんだったんだろうな。この3人なら窮屈な感じにはならないだろうし。 てか、オサムを真ん中にして、ユーマとチカちゃんがくっついて座ってる絵を想像すると……かっ、かわいい……。 そのうち玉狛支部は三雲隊のためにワゴンカーを買い込むかもしれん。 さて、今回の実況は片桐隊のオペ・結束ちゃんだった。 片桐隊戻ってきたからね~。 次回は草壁隊長兼オペを期待。 解説陣は嵐山さんと犬飼。ずいぶんと華のある組み合わせですな。 犬飼はあいかわらずコミュ力が高いというかなんというか。 女子とのスキルトークを1/10でもいいから辻ちゃんにわけてあげて欲しい。 ヒュースは苗字がないようだけど、やっぱり「クローニン」になるのか? それとも「エリン」? と思ってたら、「ヒュース・クローニン」という設定になったようだ。 まあ、エリンはおこがましくて名乗れないだろうな、ヒュースの性格的に。 犬飼は辻ちゃんからヒュースのことをきいてないのかな。 東隊はあいかわらず、先生とそのアシスタントと生徒2人って感じ。 影浦隊もあいかわらずだな。 一時は三雲隊に勝ちを譲りたい、と考えてたユズルくんは「勝つのは影浦隊だ」とか、かなり本気モード。 荒船の喝が効いてる。 鈴鳴第一もあいかわらずの仲良しさん。 来馬先輩...

『週刊少年ジャンプ』2018年48号 感想

ついに! 『ワールドトリガー』再開! おまけに、松井せんせーのマンガまで載ってる! めっちゃうれしいけど、松井せんせーと葦原先生と芥見先生のマンガが載ってる『ジャンプ』はこれが最初で最後かもしれんな、とちょっとしんみり。 それにしても、巻末ページに休載のお知らせが載ってない『ジャンプ』って何年ぶりだろう。 これが今の『ジャンプ』の完全体(?)か……(『BORUTO』載ってないけど)。 『ワールドトリガー』 (第165話 三雲修・16) 別記事(『ワールドトリガー』再始動!)になりました。 『編集者なんてろくなもんじゃない!』 別記事になりました。 『鬼滅の刃』 (第132話 全力訓練) 表紙が柱だらけ……(元、含む)。 上半分は炭治郎に好意的なグループ、下半分は炭治郎をまだ信用してないグループなのね。 宇髄さんは柱やめて、派手さはちょっとひっこんだけど、やっぱり華やかな男前だなあ。 炭治郎みてめっちゃにこにこしてるとこがなんかかわいい。 片目と片腕を失ったけど健康そうだし、嫁さんズも元気いっぱいだし、幸せそうでなにより。 時透くんの炭治郎に対するデレデレっぷりがたまらん。 で、他の隊員たちにたいする無表情っぷりもたまらん。 落差がひどすぎなんだけど、有一郎モードと無一郎モードが自動的に切り替わってんのかな、これ。 そして、恋柱さんはあいかわらずかわいい。 蛇柱さんは本当に恋柱さんとつきあってるのかな。 炭治郎のことを楽しそうに手紙に書いたんだろうな、ということを考えると、恋柱さんの方はただの文通相手で柱仲間としかみてない可能性が高そうだけど。 ていうか、コミックス情報によると炭治郎は文通相手が多いらしいので、そこに恋柱さんも加わったら、蛇柱さんの態度がさらに硬化しそう。 それにしてもあの処刑場(?)はひどい。 あの隊員たちよくおとなしく縛られたな、と思ったけど、それくらい蛇柱さんがこわかったんだろうな。 それにしてもあれ、炭治郎の鍛錬には役立ったようだけど、練習台にされた連中は木刀で殴られるだけで、なんの鍛錬にもならないじゃないか。 蛇柱さん的には、こんな連中鍛錬してやってもしょうがない、ってことなのかもしれないけど。 「俺も貴方を認めてないので! 禰豆子刺したんで!」ってめっちゃさわやかに嫌ってることを宣言する炭治郎がっ! 根に持たない性格の炭治郎だけど、ねずこち...

『呪術廻戦』(第33話 京都姉妹校交流会-団体戦・0-) 感想(人間として生かされるか、呪いとして殺されるか)

表紙は芥見先生がお好き(?)な3段組。 上段に東京校1年ズ。 ウィンクしてる野薔薇ちゃんがかわええ。 下段に東京校2年ズ。 真希さんの表情がなんかよいなあ。 そして、中段に乙骨……と『東京都立呪術高等専門学校』に出てたミゲルっぽい人がいるんだが……。 えっ? この人、本当にミゲルだとしたら、夏油派から五条派に乗り換えたの? それとも最初っからただの雇われ? バオバブっぽいのが生えてるけど、ということはアフリカあたりかな。 あそこらへん、呪術の本場っぽいイメージがあるけど。 交流会の1日目は団体戦ときいて、大きな闘場でバトルロワイヤル的なものを想像してたんだけど、呪霊の討伐数を争うのか、思ったより平和的だな、と思ったら、妨害行為ありで、やっぱあんまり平和的じゃなかった。 "チキチキ呪霊討伐猛レース"ってネーミングしたのは誰なんだろう……。世代的には夜蛾学長な気がするが、五条先生の線も捨てきれない。 ところで五条先生、夜蛾学長にしめあげられてるけど、もしかして虎杖の件を学長にも黙ってた? 190超えの五条先生に対してああいうことができるとか、夜蛾学長めっちゃでかい。 あと、クスクス笑ってる歌姫先生かわいい。 七海さんと同じで普段から迷惑かけられてるんだろうな。 さて、東京校の生徒たちのミーティング。 虎杖の方は黒ぶちの刑(?)に処せられていた。 どこからあんなもん持ってきたんよ、と思ったんだけど、高専には遺体安置室っぽいのがあったくらいだから、こういうものが常備されててもおかしくないかもしれん。 「うるせぇ、しばらくそうしてろ」って虎杖に背を向けながら言う野薔薇ちゃんがめっちゃかわええ。 このなんとも微妙な表情は、怒ってるんじゃなくって、うれしいんだけど、うれしそうな顔をどうしても虎杖にみせたくなくて、なんかもうちょっとどう表情をつくっていいのか困ってるって感じにみえる。 事情を説明されて、仕方ないと納得はしたけど、そう簡単に感情はおいついていかない。 いろんな気持ちがごちゃまぜになって収拾つかない、ってところだろうか。 こういう表情の描き方が絶妙だよね、芥見先生。 虎杖のあれは確かにみようによってはとてもハードないじめだけど、誰もいじめだとは疑ってないよね。 どちらかというと、野薔薇ちゃんの気のすむようにしてやれ、ってみんな思ってそう。 ところで、...

『編集者なんてろくなもんじゃない!』ちょこっと感想

久しぶりに松井せんせーが『週刊少年ジャンプ』にお出ましですよ! 持ち込み体験エピソードを描いたエッセイマンガだけど、あまりにも松井せんせーらしくて笑いました。 ラストのコマの歴代4人の編集者さんの顔とか、『魔人探偵脳噛ネウロ』の悪役キャラで出てきそうな感じ。 『魔人探偵脳噛ネウロ』に出てくる浅田くんて、編集さんがモデルという話は前にもどこかで書いてらしたんだけど、久々にみるとこれはひどい(笑)。 ギャグなんだかdisってるんだかわからない感じがめっちゃ松井せんせーっぽい。 でも、浅田くん結婚して幸せになってたようだから、なんだかんだで愛がある! ……に違いない……多分……。 本編でも巻末コメントでも「新連載を目指している」と書いてくださっていて、本当にうれしいです。 『暗殺教室』の連載が終了して約2年半。 『魔人探偵脳噛ネウロ』が終わってから『暗殺教室』が始まるまで約3年くらいかかってたので、最初からそれくらいは待たされるだろうな、と覚悟していたので、まあ、まだ余裕です。 松井せんせーがまだ連載狙っているということをあらためて宣言してくださっているので、安心できます。 今の連載をしていない生活を満喫しているご様子も、たまに流れてくるので、それを眺めながら、新作をお待ちしております。