『呪術廻戦』(第36話 京都姉妹校交流会-団体戦・3-) 感想(虎杖の親友枠はもう埋まってるから)
ここんとこ掲載順位が低いな、と思ってたら、また跳ね上がった。
なんでこんなに変動が激しいんだろう。
表紙絵の! 破壊力が! すばらしいです!
涙目ですねてる野薔薇ちゃんを、困り果ててるって感じの表情で、手をあわあせて必死に謝ってる虎杖。
そんなふたりをみつめて、ほんのわずかだけど口元をほころばせている伏黒。
虎杖が野薔薇ちゃんに謝るのに懸命で、伏黒の方に意識がいってないところで、虎杖の生存の喜びをかみしめているって感じがすごく良い。
なんかもううれしすぎて、うっかり笑みがこぼれちゃいましたって感じがたまらん。
これで、虎杖の意識が自分の方に向いたら、またスーパードライな表情に戻そうとするんだろうね。
もしそれが間に合わなくて「伏黒が笑ってる?」とか言われたら、「釘崎に怒られてるおまえがおもしろかったから」とか答えるんじゃないかな、とか妄想が広がりまくりっ。
「おまえが生きててよかった」とか「おまえが死んだと思って悲しかった」とか、伏黒は口にしないんだろうね。
そう言ったところで、虎杖は茶化したりしない。本当に申し訳なさそうな顔で「ごめん」って言うと思うんだ。
それはわかってるんだろうけど、でもやっぱり伏黒はそれを言わない。
そういうのは言う必要のないことだって、伏黒は思ってそう。
多分、伏黒は、誰かと感情を分かち合う、という経験をあんまりしてこなかったんだろうな。
だから、自分の感情を誰かに伝える、ということをしないんじゃないかな、って気がする。
野薔薇ちゃんの涙目もめっちゃかわええよねえ。
うん、虎杖が死んだと思ってて、だから強くならなきゃと気を張ってて、そうやって気を張ることでなんとか自分の気持ちを保ってたのに、虎杖があんなふざけたサプライズやったら、そりゃあ気が抜けるってもんじゃないよね。
だから、ほっとしてるしうれしいけど、そんなこと言って虎杖を喜ばせてなんてやらないんだから、的な強がりなんじゃないかと思うんだ。
生きてたことを教えてくれなかったことに対する、ちょっとした報復というか。
虎杖の顔もまた! 本当に困ってるって感じでかわいい。
そりゃあ、女の子を泣かすなんて、虎杖的にはパニックだよなあ。
おまけに、事情があったとはいえ、生きてるのに連絡しなかったのは、もはや謝り倒すしかない案件だし。
なんか、たった1枚の絵で語り過ぎだよ、自分。
でも、たった1枚の絵の中には、1年ズの関係性がぎっしりつまっている。
あの3人の途切れていた時間が、あっという間に埋まった瞬間が描かれている。
そうか、これが「尊い」ということか……。
伏黒がどうして、京都校の連中が虎杖を殺そうとしてることを知ったのか、と思っていたら、京都校の連中の動きから察したのか。
まあ、2級の呪霊相手に、全員がかからなきゃいけないほど、京都校のレベルが低いわけがないもんね。
伏黒の推測に「あり得るな」と同意した真希さんが「戻るぞ、恵」と虎杖の援護に向かうことを即決して、それに対して伏黒が、ちょっと間をおいて「すみません」と謝った。
真希さんにしてみれば、虎杖はついさっきはじめて顔をあわせたばかりの後輩だから、伏黒は交流会なんかもうどうでもいいから助けに行きたいとは言えなかったんだろうな。
でも、真希さんはそれを読んで、自分から助けに行くぞと言い出した。
ここの真希さん、めっちゃかっこええ。
「仲間が死んだら」って、虎杖のことちゃんと仲間と認めてるし!
ここで謝っちゃう伏黒は、なんとゆーか、「自分の身内のことで手を煩わしちゃってすみません」って感じがした。
ここで「私情です。なんとかしてください」的なことが言えないのは、五条先生になら迷惑かけてもいいけど真希さんはちょっと……ってことなのか……。
一方、伏黒と同じことに勘付いたパンダ先輩。
索敵能力が高いうえに頭もよいという頼れるパンダ。
パンダと狗巻も普通に虎杖を仲間と認識してるな。
野薔薇ちゃんが「呪術師同士で殺し合うなんてひどい」という反応ではなく、「他人の指図で人を殺すような腑抜け」という反応なの、わりとすごいよね。
やっぱり野薔薇ちゃんも呪術師の世界の感覚で生きてるんだな、って感じる。
とりあえず、狗巻は交流戦の終了条件を満たすために動き、それ以外は虎杖を助ける方向で動くか……。
狗巻のはひとりでたくさんの呪霊を片づけるには便利な術式だからな。
「失敗したんですね」っていう伏黒の冷ややかな目がかっこよい。
三輪ちゃんはお金のためにがんばってるのか……。
お姉ちゃんは大変だなあ。
昇級したいってことは、やっぱり級があがると単価があがるっぽい。
その分、危険も増えそうだけど。
自分の担当生徒を推薦できないってのは、まあ、当然って感じがする。
でも、たとえば五条先生が三輪ちゃんを推薦したりしたら、「あいつは五条派か」ということで上層部から警戒されたりしないのかな。
一方、虎杖と東堂はやっぱり肉弾戦を続けてた。
いやこれ、東堂が術式使ったら簡単に終了するんじゃない? と思うわけだが、そんなつまんなことをする東堂じゃないよね。
東堂、虎杖のこと「小さい体で」とか言ってるけど、虎杖は小さくないだろ。
東堂や五条先生に比べれば小さいけど。
「俺とオマエは親友ではなくなってしまう…いいのか?」
「どうしようそれは別にいい」
「弱いままでいいのか?」
「よくねぇよ!!」
「そうだろう!! 親友!!」
って会話、東堂は「それは別にいい」をまるっと無視してないか?
「親友ではなくなってしまう…いいのか?」⇒「よくねぇよ!!」になってないか?
なんかそんな感じがするんだけど(冷や汗)。
「虎杖(マイフレンド)!!」が「親友(マイベストフレンド)!!」になったのは笑った。
そんでもってアオリが「友情(あい)」だよ。
ルビでどんだけ遊んでるんだ、作者と編集。
それにしても、東堂が虎杖の師匠枠になるとわっ。
五条先生は術式使いだから、術式をほぼ使わない東堂の方が、術式をまだ使えない虎杖には、師匠として向いてるってことなのかもしれないね。
虎杖は初心者だから、まず逕庭拳を使いこなせるようになって、そこから徐々に広げていけばよい、というのが五条先生の考えなのかな、って気もする。
でも、東堂はそれを待っていられないってことなんじゃないかな。
強引すぎるけど、虎杖には案外あってるかも。
ところで、五条先生が、虎杖の暗殺命令が出る、という可能性を考えてないわけがない、という気がするんだけど、そこんとこどうなんだろうね。
自分の生徒たちのことを信頼して任せてる、ってことなのかな。
なんでこんなに変動が激しいんだろう。
表紙絵の! 破壊力が! すばらしいです!
涙目ですねてる野薔薇ちゃんを、困り果ててるって感じの表情で、手をあわあせて必死に謝ってる虎杖。
そんなふたりをみつめて、ほんのわずかだけど口元をほころばせている伏黒。
虎杖が野薔薇ちゃんに謝るのに懸命で、伏黒の方に意識がいってないところで、虎杖の生存の喜びをかみしめているって感じがすごく良い。
なんかもううれしすぎて、うっかり笑みがこぼれちゃいましたって感じがたまらん。
これで、虎杖の意識が自分の方に向いたら、またスーパードライな表情に戻そうとするんだろうね。
もしそれが間に合わなくて「伏黒が笑ってる?」とか言われたら、「釘崎に怒られてるおまえがおもしろかったから」とか答えるんじゃないかな、とか妄想が広がりまくりっ。
「おまえが生きててよかった」とか「おまえが死んだと思って悲しかった」とか、伏黒は口にしないんだろうね。
そう言ったところで、虎杖は茶化したりしない。本当に申し訳なさそうな顔で「ごめん」って言うと思うんだ。
それはわかってるんだろうけど、でもやっぱり伏黒はそれを言わない。
そういうのは言う必要のないことだって、伏黒は思ってそう。
多分、伏黒は、誰かと感情を分かち合う、という経験をあんまりしてこなかったんだろうな。
だから、自分の感情を誰かに伝える、ということをしないんじゃないかな、って気がする。
野薔薇ちゃんの涙目もめっちゃかわええよねえ。
うん、虎杖が死んだと思ってて、だから強くならなきゃと気を張ってて、そうやって気を張ることでなんとか自分の気持ちを保ってたのに、虎杖があんなふざけたサプライズやったら、そりゃあ気が抜けるってもんじゃないよね。
だから、ほっとしてるしうれしいけど、そんなこと言って虎杖を喜ばせてなんてやらないんだから、的な強がりなんじゃないかと思うんだ。
生きてたことを教えてくれなかったことに対する、ちょっとした報復というか。
虎杖の顔もまた! 本当に困ってるって感じでかわいい。
そりゃあ、女の子を泣かすなんて、虎杖的にはパニックだよなあ。
おまけに、事情があったとはいえ、生きてるのに連絡しなかったのは、もはや謝り倒すしかない案件だし。
なんか、たった1枚の絵で語り過ぎだよ、自分。
でも、たった1枚の絵の中には、1年ズの関係性がぎっしりつまっている。
あの3人の途切れていた時間が、あっという間に埋まった瞬間が描かれている。
そうか、これが「尊い」ということか……。
伏黒がどうして、京都校の連中が虎杖を殺そうとしてることを知ったのか、と思っていたら、京都校の連中の動きから察したのか。
まあ、2級の呪霊相手に、全員がかからなきゃいけないほど、京都校のレベルが低いわけがないもんね。
伏黒の推測に「あり得るな」と同意した真希さんが「戻るぞ、恵」と虎杖の援護に向かうことを即決して、それに対して伏黒が、ちょっと間をおいて「すみません」と謝った。
真希さんにしてみれば、虎杖はついさっきはじめて顔をあわせたばかりの後輩だから、伏黒は交流会なんかもうどうでもいいから助けに行きたいとは言えなかったんだろうな。
でも、真希さんはそれを読んで、自分から助けに行くぞと言い出した。
ここの真希さん、めっちゃかっこええ。
「仲間が死んだら」って、虎杖のことちゃんと仲間と認めてるし!
ここで謝っちゃう伏黒は、なんとゆーか、「自分の身内のことで手を煩わしちゃってすみません」って感じがした。
ここで「私情です。なんとかしてください」的なことが言えないのは、五条先生になら迷惑かけてもいいけど真希さんはちょっと……ってことなのか……。
一方、伏黒と同じことに勘付いたパンダ先輩。
索敵能力が高いうえに頭もよいという頼れるパンダ。
パンダと狗巻も普通に虎杖を仲間と認識してるな。
野薔薇ちゃんが「呪術師同士で殺し合うなんてひどい」という反応ではなく、「他人の指図で人を殺すような腑抜け」という反応なの、わりとすごいよね。
やっぱり野薔薇ちゃんも呪術師の世界の感覚で生きてるんだな、って感じる。
とりあえず、狗巻は交流戦の終了条件を満たすために動き、それ以外は虎杖を助ける方向で動くか……。
狗巻のはひとりでたくさんの呪霊を片づけるには便利な術式だからな。
「失敗したんですね」っていう伏黒の冷ややかな目がかっこよい。
三輪ちゃんはお金のためにがんばってるのか……。
お姉ちゃんは大変だなあ。
昇級したいってことは、やっぱり級があがると単価があがるっぽい。
その分、危険も増えそうだけど。
自分の担当生徒を推薦できないってのは、まあ、当然って感じがする。
でも、たとえば五条先生が三輪ちゃんを推薦したりしたら、「あいつは五条派か」ということで上層部から警戒されたりしないのかな。
一方、虎杖と東堂はやっぱり肉弾戦を続けてた。
いやこれ、東堂が術式使ったら簡単に終了するんじゃない? と思うわけだが、そんなつまんなことをする東堂じゃないよね。
東堂、虎杖のこと「小さい体で」とか言ってるけど、虎杖は小さくないだろ。
東堂や五条先生に比べれば小さいけど。
「俺とオマエは親友ではなくなってしまう…いいのか?」
「どうしようそれは別にいい」
「弱いままでいいのか?」
「よくねぇよ!!」
「そうだろう!! 親友!!」
って会話、東堂は「それは別にいい」をまるっと無視してないか?
「親友ではなくなってしまう…いいのか?」⇒「よくねぇよ!!」になってないか?
なんかそんな感じがするんだけど(冷や汗)。
「虎杖(マイフレンド)!!」が「親友(マイベストフレンド)!!」になったのは笑った。
そんでもってアオリが「友情(あい)」だよ。
ルビでどんだけ遊んでるんだ、作者と編集。
それにしても、東堂が虎杖の師匠枠になるとわっ。
五条先生は術式使いだから、術式をほぼ使わない東堂の方が、術式をまだ使えない虎杖には、師匠として向いてるってことなのかもしれないね。
虎杖は初心者だから、まず逕庭拳を使いこなせるようになって、そこから徐々に広げていけばよい、というのが五条先生の考えなのかな、って気もする。
でも、東堂はそれを待っていられないってことなんじゃないかな。
強引すぎるけど、虎杖には案外あってるかも。
ところで、五条先生が、虎杖の暗殺命令が出る、という可能性を考えてないわけがない、という気がするんだけど、そこんとこどうなんだろうね。
自分の生徒たちのことを信頼して任せてる、ってことなのかな。