『呪術廻戦』(第34話 京都姉妹校交流会-団体戦・1-) 感想(殴り合い、と書いて、交流、と読む)

恒例になりつつある3段組表紙ですよ!
上段と下段に京都校の生徒たち、中段に五条先生と歌姫先生。
こうやってみるとやっぱり京都校の生徒たちの絵力(?)が強いな。


ところで歌姫先生がかわいすぎるんですがっ。
五条先生にスピーチを無茶ぶりされて、それでもがんばって応えようとするとことかっ。
で、「先輩を敬え!!」ですよ。
五条先生が夏油たちとの内通をまったく疑ってないのもうなずけるちょろさ。
なんかもう五条先生におもちゃにされてるなあ。伊地知さんとは違う方向性で。

「アホクサ」って言ってる野薔薇ちゃんの横の伏黒の表情が、心底どうでもいい、って顔ですばらしい。


索敵に長けてるのが伏黒とパンダか。
まあ、真希さんはほぼ呪力がないらしいし、狗巻は特化型だからなあ。

東京校の作戦は、一番やっかいな東堂を虎杖ひとりで足止めして、他の連中で点を稼ぐ、か。
京都校は虎杖狙いで東堂だけが離反してたのに、その東堂がまっさきに虎杖と接触とか、このままだと京都校の全員が虎杖に集中しちゃうことにならないか?
東京校側は、虎杖の復活をさっき知ったばかりなのに、さっそく始末にかかるとは思ってなかったんだろうなあ。


それにしても、東堂に飛び膝蹴りかました虎杖が、呪霊を祓ってる時のあの表情でめっちゃ怖かった。
東堂は手加減して勝てる相手じゃないし、多少のことじゃ壊れないから全力出しても大丈夫、とか伏黒あたりからレクチャーされてたのかな。
てか、木をふっとばして登場した東堂みただけでも、これは全力で行かなきゃ、と思ったんでも不思議はないか。
あのコマの東堂、あきらかに人間じゃないだろ(笑)。

連載初回をみた限り、虎杖って人間やめてるレベルの身体能力なんだけど、その虎杖がここまでぼこぼこにされるって、やっぱり呪力でなんらか強化されてるのかな。
伏黒もやたら耐久力高いし。


高田ちゃんのことを「誰だよ、アイドル興味ねーよ、俺」とか煽る虎杖。
「勝つよ」と言ったからには退けない、というのもあるんだろうね。
あと、東堂を足止めする役を割り振られた以上、東堂が虎杖に興味を失ってターゲットを切り替えられるのは困るので、関心を引こうとしてるのかな、とも思う。
先輩方は適当なところで退いてくれていい、むしろ退け、と思ってるんじゃないかと思うんだが。

東堂はやっぱりあの質問みんなにしてるのね。
乙骨にも質問したのかな。乙骨はなんて答えたのかな、と妄想がひろがりまくり。
まあ、前回の交流会の時点では里香ちゃんがいたので、里香ちゃん一択でしょうが。


虎杖は強くなりたいっていうのもあるけど、伏黒が「虎杖が勝ちます」って断言してくれたから、その信頼に応えたいんだろうな、って気がする。
伏黒がそう見積もったんなら、そうでなければならない、というか。

それにしてもこのマンガ、なぐられてる姿が本当に痛々しくて、そこはちょっと困ってる。