『呪術廻戦』(第79話 これからの話) 感想(犠牲を差し出し手に入れたもの)
カラー表紙が1年ズ+五条先生。
久しぶりにコミカルな絵で、めっちゃほっとする。
やっぱりこの3人が出てくると、なんか安心するよね。
小1の伏黒に声をかけた五条先生。
「で、そのお父さんなんだけど、僕がこ」って……もしかして正直に、「僕が殺した」って言おうとしてた?
さすがの五条先生もこんな子供にそんなこと言えなくて蒸発した、ってことにしたのかと思ってたんだけど、五条先生は言うつもりだったけど、伏黒が聴く気なかった、ってだけだったのか。
それにしても、伏黒が冷めすぎてて、「君、本当に小1?」ってなるよね、ほんとに。
まあ、こうならざるを得ないような環境で育った、ということなんだろうけど。
血のつながりのない姉である津美紀が幸せになれる環境なら禪院家に行ってもいい、という伏黒。
こんなちっちゃいのに自分よりもお姉ちゃんの心配か。
そして、禪院家に行ったら津美紀が幸せになることは100%ない、と言われて、幼いながらに闘争心をむきだしにした伏黒をみて、「クックッ」って笑う五条先生、めっちゃ悪役っぽい。
まあ、禪院家が呪術師の素質を持たない津美紀さんをどう扱うか、なんて容易に想像できるよね。
五条先生じゃなくても100%不幸になると断言できる。
自分のことはどうでもいい様子で、めっちゃ冷めてるのに、義姉のことになると本気をみせる伏黒。
その姿に、五条先生は安心したんだろうね。
引くほどろくでもない男の息子だけど、自分以外の者の幸せのために戦う気概を持っている。
これなら、大きく道をはずすことはないだろう、と。
「強くなってよ、僕に置いていかれないくらい」
気が付いたら親友を置き去りにしてしまっていた五条先生が求めるのは、自分にくらいついてきてくれる呪術師。
自分ひとり強くてもダメだ、と悟った五条先生が、みずからの味方を求め動きだしたのだなあ。
五条先生の過去編はここまでか。
てか「10月19日」って、ハロウィンまで10日ちょっとしかないの?
ようやく1年ズの出番。お久しぶり~。
3人をみる五条先生の目のうれしそうなこと!
そして、高い椅子に座ってご満悦な野薔薇ちゃんかわいい。
おれにも座らせろって感じの虎杖も。
この高い椅子、って多分バルセロナチェアだよね。
さて、こちらも久しぶりの歌姫先生。
過去編にもちょっとだけ出てきてたけどね。
例の内通者の件に進展があったのか。
京都校の歌姫先生が、東京校の3人を引き連れているのは、内通者が京都校の人間だから。
京都校の生徒たちにそんなつらいことをさせたくなかったんだろうね、歌姫先生は。
歌姫先生だって、自分の教え子が内通者だと考えたくはなかったろうに。
三輪ちゃんがミワッて出て来た時はちょっとどきっとした。
よかった三輪ちゃんが内通者じゃなくて。
かといって、メカ丸でよかったということでは決してないんだけど。
メカ丸の本名は「与幸吉」か。
「幸いを与える」とはなんか皮肉な名前だな。
メカ丸の傀儡の操作範囲って日本全土に及ぶのか。すさまじい。
虫サイズの傀儡も扱えるとしたら、密偵としてこれほど便利な存在はない。
本人は安全なところにひっこんだまま、たいていの場所に入り込める。
メカ丸本人は、常に誰かにサポートされていないと生きることさえできないけど、意外と彼の知る世界は広いのかもしれない。
だけど、どれだけ広い世界をみることができても、それに触れることができない。感じることができない。
それは逆に、自分の肉体への絶望を深めることになったのかもしれない。
それにしても、言われてみれば、メカ丸が一番、内通者として適任だし、ちゃんと動機もあるんだな。
三輪ちゃんか冥冥さんが内通者で、金銭目的なんじゃないか、ということも考えてたけど、メカ丸の動機は根深く、かつ、それを解決できる存在が真人だけ、という点で、ものすごく納得できる。
そうか……真人ならメカ丸の肉体もいい感じに変換できるんだもんね。
でも、さすがに京都校のみんなは大事で「京都校の人間には手を出さない」という約束を取り付けていたのに、交流会で京都校の連中も襲われたから、メカ丸は怒っているというわけね。
まあ、いっても京都校側は死者ゼロで、加茂が大けがしたくらいで後遺症もないようなので、それくらい見逃せよ、というのが夏油と真人の考えか。
交流会の時にパンダに叶えたい願いを聞かれて、メカ丸は「いつか…皆と一緒に…」と言っていた。
メカ丸は自由な肉体を手に入れたい。
そして、京都校のみんなと、一緒に時を過ごしたいんだろう。
でもその願いが、メカ丸にこんなことをさせて、結果として皆と一緒に過ごすという願いをつぶしてしまった。
生徒たちは無事だったけど、呪術師や補助監督が何人も死んでいる。
盗まれた九相図からつくられた呪霊で、一般人が何人も死んでいる。
そう考えると、メカ丸のやったことは許されることではないんだろうな。
手をぐっぱぐっぱして、足首をぐっぐっして、動く四肢を手に入れたことを確認するメカ丸が良いよね。
でも、せっかく手に入れた自力で動かせるからだで、勝ち目のない勝負をメカ丸は挑もうとしている。
裏切りはしたけれど、どうしても裏切れないもののために戦おうとしている。
普通に考えて、特級呪術師の夏油と特級相当呪霊の真人を相手にして、メカ丸に勝ち目なんかないよね。
あれほど姿をひた隠しにしている夏油が姿をみせたあたり、生きて帰す気ゼロだし。
メカ丸……やっぱり無理かな……。
過去編が終わったと思ったら、いきなり話が大きく動きだしたな。
ハロウィン戦まで日数もないし。
久しぶりにコミカルな絵で、めっちゃほっとする。
やっぱりこの3人が出てくると、なんか安心するよね。
小1の伏黒に声をかけた五条先生。
「で、そのお父さんなんだけど、僕がこ」って……もしかして正直に、「僕が殺した」って言おうとしてた?
さすがの五条先生もこんな子供にそんなこと言えなくて蒸発した、ってことにしたのかと思ってたんだけど、五条先生は言うつもりだったけど、伏黒が聴く気なかった、ってだけだったのか。
それにしても、伏黒が冷めすぎてて、「君、本当に小1?」ってなるよね、ほんとに。
まあ、こうならざるを得ないような環境で育った、ということなんだろうけど。
血のつながりのない姉である津美紀が幸せになれる環境なら禪院家に行ってもいい、という伏黒。
こんなちっちゃいのに自分よりもお姉ちゃんの心配か。
そして、禪院家に行ったら津美紀が幸せになることは100%ない、と言われて、幼いながらに闘争心をむきだしにした伏黒をみて、「クックッ」って笑う五条先生、めっちゃ悪役っぽい。
まあ、禪院家が呪術師の素質を持たない津美紀さんをどう扱うか、なんて容易に想像できるよね。
五条先生じゃなくても100%不幸になると断言できる。
自分のことはどうでもいい様子で、めっちゃ冷めてるのに、義姉のことになると本気をみせる伏黒。
その姿に、五条先生は安心したんだろうね。
引くほどろくでもない男の息子だけど、自分以外の者の幸せのために戦う気概を持っている。
これなら、大きく道をはずすことはないだろう、と。
「強くなってよ、僕に置いていかれないくらい」
気が付いたら親友を置き去りにしてしまっていた五条先生が求めるのは、自分にくらいついてきてくれる呪術師。
自分ひとり強くてもダメだ、と悟った五条先生が、みずからの味方を求め動きだしたのだなあ。
五条先生の過去編はここまでか。
てか「10月19日」って、ハロウィンまで10日ちょっとしかないの?
ようやく1年ズの出番。お久しぶり~。
3人をみる五条先生の目のうれしそうなこと!
そして、高い椅子に座ってご満悦な野薔薇ちゃんかわいい。
おれにも座らせろって感じの虎杖も。
この高い椅子、って多分バルセロナチェアだよね。
さて、こちらも久しぶりの歌姫先生。
過去編にもちょっとだけ出てきてたけどね。
例の内通者の件に進展があったのか。
京都校の歌姫先生が、東京校の3人を引き連れているのは、内通者が京都校の人間だから。
京都校の生徒たちにそんなつらいことをさせたくなかったんだろうね、歌姫先生は。
歌姫先生だって、自分の教え子が内通者だと考えたくはなかったろうに。
三輪ちゃんがミワッて出て来た時はちょっとどきっとした。
よかった三輪ちゃんが内通者じゃなくて。
かといって、メカ丸でよかったということでは決してないんだけど。
メカ丸の本名は「与幸吉」か。
「幸いを与える」とはなんか皮肉な名前だな。
メカ丸の傀儡の操作範囲って日本全土に及ぶのか。すさまじい。
虫サイズの傀儡も扱えるとしたら、密偵としてこれほど便利な存在はない。
本人は安全なところにひっこんだまま、たいていの場所に入り込める。
メカ丸本人は、常に誰かにサポートされていないと生きることさえできないけど、意外と彼の知る世界は広いのかもしれない。
だけど、どれだけ広い世界をみることができても、それに触れることができない。感じることができない。
それは逆に、自分の肉体への絶望を深めることになったのかもしれない。
それにしても、言われてみれば、メカ丸が一番、内通者として適任だし、ちゃんと動機もあるんだな。
三輪ちゃんか冥冥さんが内通者で、金銭目的なんじゃないか、ということも考えてたけど、メカ丸の動機は根深く、かつ、それを解決できる存在が真人だけ、という点で、ものすごく納得できる。
そうか……真人ならメカ丸の肉体もいい感じに変換できるんだもんね。
でも、さすがに京都校のみんなは大事で「京都校の人間には手を出さない」という約束を取り付けていたのに、交流会で京都校の連中も襲われたから、メカ丸は怒っているというわけね。
まあ、いっても京都校側は死者ゼロで、加茂が大けがしたくらいで後遺症もないようなので、それくらい見逃せよ、というのが夏油と真人の考えか。
交流会の時にパンダに叶えたい願いを聞かれて、メカ丸は「いつか…皆と一緒に…」と言っていた。
メカ丸は自由な肉体を手に入れたい。
そして、京都校のみんなと、一緒に時を過ごしたいんだろう。
でもその願いが、メカ丸にこんなことをさせて、結果として皆と一緒に過ごすという願いをつぶしてしまった。
生徒たちは無事だったけど、呪術師や補助監督が何人も死んでいる。
盗まれた九相図からつくられた呪霊で、一般人が何人も死んでいる。
そう考えると、メカ丸のやったことは許されることではないんだろうな。
手をぐっぱぐっぱして、足首をぐっぐっして、動く四肢を手に入れたことを確認するメカ丸が良いよね。
でも、せっかく手に入れた自力で動かせるからだで、勝ち目のない勝負をメカ丸は挑もうとしている。
裏切りはしたけれど、どうしても裏切れないもののために戦おうとしている。
普通に考えて、特級呪術師の夏油と特級相当呪霊の真人を相手にして、メカ丸に勝ち目なんかないよね。
あれほど姿をひた隠しにしている夏油が姿をみせたあたり、生きて帰す気ゼロだし。
メカ丸……やっぱり無理かな……。
過去編が終わったと思ったら、いきなり話が大きく動きだしたな。
ハロウィン戦まで日数もないし。