『週刊少年ジャンプ』2019年46号 感想
『鬼滅の刃』(第178話 手を伸ばしても手を伸ばしても)
しょっぱなから「頼むから死んでくれ」とか言われてる縁壱さん。
なかなかひどい。
縁壱さん、寺から連れ戻されそうになった、ということは、父親は本当に兄ではなく弟を跡取りに据えようとしてたのかな。
勝手な話ではあるが、戦国の世を生き延びるために、より強い跡取りを、と望む気持ちはわからんでもない。
しかし、縁壱さんは引き取り予定の寺には来ていなかった、と。
これは、縁壱さんが連れ戻されることをおそれて、予定されていた行動をとらなかった、ということなのか、行こうとはしたけれど途中で鬼に襲われた、ということなのか。
経緯はわからないけど縁壱さんは鬼殺隊にスカウトされ、人と戦うのは嫌だけれど、人を殺す鬼と戦うことは受け入れたんだろうな。
で、兄の領地で鬼の被害が出ないように、こっそり見守り続けていたんじゃないかな。
そうでないといい感じのタイミングで助けにこれるわけないもんね。
それでも、兄の配下の者たちが殺されるのには間に合わなかったので「申し訳ございません。兄上」ということなんだろう。
それなりに穏やかな生活と、嫁さんと子供たちを捨てて、鬼殺隊に入るとは、兄もそうとうにこじらせている。
しかも、そこまでしてでも、縁壱さんの強さにはとうていたどりつけず、25歳までに死ぬ、というタイムリミットまでつけられ、これはもう自分の願いが叶うことはない、と思ったところに無惨様登場か。
それにしても無惨様、スカウトの才能はあるな。
すでに死んでいる縁壱さんをわざわざまっぷたつにする黒死牟。
そこまでしないと気が済まなかったのか。
それなのに、縁壱さんは自分からもらった笛を後生大事に抱えているし。
「もうやめろ、私はお前が嫌いだ」
弟はすでに死んでいるのに「もうやめろ」と言ってしまうくらい、黒死牟の中で弟という存在は死なない。
黒死牟の回想の中で、縁壱さんの顔がやたら細かく描きこまれているのに、父母や嫁、子供たちの顔がずっとのっぺらぼうだったのは、黒死牟がその顔を覚えていない、ということだったのか。
なかなかひどい。
日の呼吸の型を知る剣士を無惨様と黒死牟で徹底して殺しつくしたとか、ふたりが「ビジネスパートナー」になれたのは、共通の畏れを持っていたからなのかもしれない。
「炎の呼吸」を「火の呼吸」と呼んではならない、というのは、最初の呼吸である「日の呼吸」と音が同じになってしまうのがおそれおおい、的なことかと思っていたんだが、「ヒノコキュウ」を使う者が徹底して狙われたので、それを回避する狙いもあったのかもしれない。
黒刀は縁起が悪い、的な話も、日の呼吸の適性者が優先して殺されたから、という可能性もある?
あんな山奥にぽつんとある竈門家を、無惨様がわざわざ襲ったのは、どこからかヒノカミ神楽の情報を入手して、それをつぶしにきたのかもしれないな。
そうすると、ねずこちゃんが鬼にされたのは、外出中の家族がいた場合、ねずこちゃんが殺してくれるだろうと考えた、という可能性もある。
鬼になったねずこちゃんが炭治郎を殺さない、という事態はさすがに予想できないだろうし。
「何故私は何も残せない」
それは黒死牟が「自分」であろうとしなかったからじゃないかな。
常に「縁壱」になろうとしてたから、「自分」を残せなかった。そんな気がする。
400年も、弟の形見を大事に抱え込んでいた兄にとって、弟だけがすべてだったのだなあ。
『ハイキュー!!』(第369話 飯と筋肉)
負けてすぐに、敵のブロックの研究がしたい、と言い出すツッキー。
以前は、勝つことへの執念がまったくなかった、というか、バレーにハマることをおそれて距離をとってたツッキーが、負けた直後に次に勝つための努力をはじめる、というのはすごいことだよなあ。
で、協調性のかけらもなかった影山くんが「このチームでもっと上へ行きたかったです」って言うんだよ。
1年ズの成長っぷりに、そりゃあ3年ズも泣くよ。
で、大地さんがちゃんと武田先生にお礼を言うところがいいよね。
こうやって下支えしてくれる存在にきちんと感謝を示せるというのはとてもよい。
3年ズが卒業するとこまでは普通の展開だったけど、そこからいきなり数年後にとんで、いきなりブラジルにとんじゃっててさすがにビックリ!
ナニコレ。
Twitter で、各校の箱推しの方々が絶望して泣いてたけど、気持ちはわかる。
ここから先、それぞれのキャラは出てくるかもしれないけど、チーム内でわちゃわちゃしてる彼らはもうみられないんだもんね。
これ数年後ってことはユース編ではなく、オリンピック編になるのか?
巻末コメントで「もうちょっとお付き合いください」と古舘先生がおっしゃってたけど、「もうちょっと」ってどれくらい?
『Dr.STONE』(Z=125 三次元の決戦)
復活した金狼が、周囲を見渡し、石になっている人たちをみつめて「聞かせてくれ、覚悟はできている」って言うとこの目がこわい。
石化してないなら、金狼に真っ先に飛びつきそうだもんね、銀狼。
でもそれがないし、石の中にもいない、となったら、死んだんじゃないか、と考えてもおかしくない。
でも、無事とわかって、事情を理解して、特攻役の一番槍を頼まれて「ああ、構わん!!」って言うところの金狼のおとこまえっぷりがすごい。
自分が命を懸けることで銀狼が助かるのなら、いくらでも体を張るよね、金狼なら。
『ブラッククローバー』(ページ224 オマエは呪われている)
黒の暴牛のみんな、チャーミーの魔法で魔力回復して、その魔力をヘンリーに提供する、という労働をやらされてた。
そうか、黒の暴牛のアジトを修復するには、まず、ヘンリーの魔力をチャージしないといけないのか。
フィーネスさんにちゃんとプロポーズしてかっこいいとこをみせたフィンラルだけど、ランギルスにナンパ癖を指摘されてヘコんでるの笑う。
そうか、フィンラルは呪いをかけられてしかたなくナンパしてたのか(※違います)。
まあ、確かに、結婚を申し込む相手がいるのに、ナンパしてるのはまずいよね。かなり。
『呪術廻戦』(第79話 これからの話)
別記事(犠牲を差し出し手に入れたもの)になりました。
『チェンソーマン』(第41話 泳ぎ方を教えて)
レゼちゃんと夜中の学校でいちゃいちゃしつつ、マキマさんに心の中で謝ってるデンジが笑える。
いや、マキマさんは恋人じゃないんだから、謝る必要はないだろ、と思うんだが、デンジは勝手にマキマさんに操(?)を捧げる気になってたので、その誓いに対して謝ってると思えばいいのか?
デンジが小学校にすら通ってないことを、「なんか…ダメじゃない?」って言うレゼちゃん。
デンジが学校にも行かず働きづめで生きてきたことをツッコむキャラがようやく出てきたな。
公安の連中はそこまったく気にしてなかっただろ。
デンジが教育を受けていないこと、アキはさすがに驚いていたけど、学校に行くべき、なんてことは言ってないし。
レゼちゃん、やたらとかわいいのに、死にそう、という感想しかでてこない……。
『アクタージュ act-age』(scene85.開戦)
目があった、ときゃっきゃしている観客たち。
王賀美陸の、スーパースターだからこその戦い方か。
自分を曲げないままで、でもちゃんと工夫はするあたり、この人なりに真摯に演技をしているんだな、と思える。
でもこれって、ネットで鑑賞している勢にはどう見えるんだろうな。
『神緒ゆいは髪を結い』(第30話 スケバンVS特殊SP)
めっちゃエビちゃんが頼もしいんですが。
鍵斗くんにほめられてよろこぶ炎火ちゃんがめっちゃかわええです。
しょっぱなから「頼むから死んでくれ」とか言われてる縁壱さん。
なかなかひどい。
縁壱さん、寺から連れ戻されそうになった、ということは、父親は本当に兄ではなく弟を跡取りに据えようとしてたのかな。
勝手な話ではあるが、戦国の世を生き延びるために、より強い跡取りを、と望む気持ちはわからんでもない。
しかし、縁壱さんは引き取り予定の寺には来ていなかった、と。
これは、縁壱さんが連れ戻されることをおそれて、予定されていた行動をとらなかった、ということなのか、行こうとはしたけれど途中で鬼に襲われた、ということなのか。
経緯はわからないけど縁壱さんは鬼殺隊にスカウトされ、人と戦うのは嫌だけれど、人を殺す鬼と戦うことは受け入れたんだろうな。
で、兄の領地で鬼の被害が出ないように、こっそり見守り続けていたんじゃないかな。
そうでないといい感じのタイミングで助けにこれるわけないもんね。
それでも、兄の配下の者たちが殺されるのには間に合わなかったので「申し訳ございません。兄上」ということなんだろう。
それなりに穏やかな生活と、嫁さんと子供たちを捨てて、鬼殺隊に入るとは、兄もそうとうにこじらせている。
しかも、そこまでしてでも、縁壱さんの強さにはとうていたどりつけず、25歳までに死ぬ、というタイムリミットまでつけられ、これはもう自分の願いが叶うことはない、と思ったところに無惨様登場か。
それにしても無惨様、スカウトの才能はあるな。
すでに死んでいる縁壱さんをわざわざまっぷたつにする黒死牟。
そこまでしないと気が済まなかったのか。
それなのに、縁壱さんは自分からもらった笛を後生大事に抱えているし。
「もうやめろ、私はお前が嫌いだ」
弟はすでに死んでいるのに「もうやめろ」と言ってしまうくらい、黒死牟の中で弟という存在は死なない。
黒死牟の回想の中で、縁壱さんの顔がやたら細かく描きこまれているのに、父母や嫁、子供たちの顔がずっとのっぺらぼうだったのは、黒死牟がその顔を覚えていない、ということだったのか。
なかなかひどい。
日の呼吸の型を知る剣士を無惨様と黒死牟で徹底して殺しつくしたとか、ふたりが「ビジネスパートナー」になれたのは、共通の畏れを持っていたからなのかもしれない。
「炎の呼吸」を「火の呼吸」と呼んではならない、というのは、最初の呼吸である「日の呼吸」と音が同じになってしまうのがおそれおおい、的なことかと思っていたんだが、「ヒノコキュウ」を使う者が徹底して狙われたので、それを回避する狙いもあったのかもしれない。
黒刀は縁起が悪い、的な話も、日の呼吸の適性者が優先して殺されたから、という可能性もある?
あんな山奥にぽつんとある竈門家を、無惨様がわざわざ襲ったのは、どこからかヒノカミ神楽の情報を入手して、それをつぶしにきたのかもしれないな。
そうすると、ねずこちゃんが鬼にされたのは、外出中の家族がいた場合、ねずこちゃんが殺してくれるだろうと考えた、という可能性もある。
鬼になったねずこちゃんが炭治郎を殺さない、という事態はさすがに予想できないだろうし。
「何故私は何も残せない」
それは黒死牟が「自分」であろうとしなかったからじゃないかな。
常に「縁壱」になろうとしてたから、「自分」を残せなかった。そんな気がする。
400年も、弟の形見を大事に抱え込んでいた兄にとって、弟だけがすべてだったのだなあ。
『ハイキュー!!』(第369話 飯と筋肉)
負けてすぐに、敵のブロックの研究がしたい、と言い出すツッキー。
以前は、勝つことへの執念がまったくなかった、というか、バレーにハマることをおそれて距離をとってたツッキーが、負けた直後に次に勝つための努力をはじめる、というのはすごいことだよなあ。
で、協調性のかけらもなかった影山くんが「このチームでもっと上へ行きたかったです」って言うんだよ。
1年ズの成長っぷりに、そりゃあ3年ズも泣くよ。
で、大地さんがちゃんと武田先生にお礼を言うところがいいよね。
こうやって下支えしてくれる存在にきちんと感謝を示せるというのはとてもよい。
3年ズが卒業するとこまでは普通の展開だったけど、そこからいきなり数年後にとんで、いきなりブラジルにとんじゃっててさすがにビックリ!
ナニコレ。
Twitter で、各校の箱推しの方々が絶望して泣いてたけど、気持ちはわかる。
ここから先、それぞれのキャラは出てくるかもしれないけど、チーム内でわちゃわちゃしてる彼らはもうみられないんだもんね。
これ数年後ってことはユース編ではなく、オリンピック編になるのか?
巻末コメントで「もうちょっとお付き合いください」と古舘先生がおっしゃってたけど、「もうちょっと」ってどれくらい?
『Dr.STONE』(Z=125 三次元の決戦)
復活した金狼が、周囲を見渡し、石になっている人たちをみつめて「聞かせてくれ、覚悟はできている」って言うとこの目がこわい。
石化してないなら、金狼に真っ先に飛びつきそうだもんね、銀狼。
でもそれがないし、石の中にもいない、となったら、死んだんじゃないか、と考えてもおかしくない。
でも、無事とわかって、事情を理解して、特攻役の一番槍を頼まれて「ああ、構わん!!」って言うところの金狼のおとこまえっぷりがすごい。
自分が命を懸けることで銀狼が助かるのなら、いくらでも体を張るよね、金狼なら。
『ブラッククローバー』(ページ224 オマエは呪われている)
黒の暴牛のみんな、チャーミーの魔法で魔力回復して、その魔力をヘンリーに提供する、という労働をやらされてた。
そうか、黒の暴牛のアジトを修復するには、まず、ヘンリーの魔力をチャージしないといけないのか。
フィーネスさんにちゃんとプロポーズしてかっこいいとこをみせたフィンラルだけど、ランギルスにナンパ癖を指摘されてヘコんでるの笑う。
そうか、フィンラルは呪いをかけられてしかたなくナンパしてたのか(※違います)。
まあ、確かに、結婚を申し込む相手がいるのに、ナンパしてるのはまずいよね。かなり。
『呪術廻戦』(第79話 これからの話)
別記事(犠牲を差し出し手に入れたもの)になりました。
『チェンソーマン』(第41話 泳ぎ方を教えて)
レゼちゃんと夜中の学校でいちゃいちゃしつつ、マキマさんに心の中で謝ってるデンジが笑える。
いや、マキマさんは恋人じゃないんだから、謝る必要はないだろ、と思うんだが、デンジは勝手にマキマさんに操(?)を捧げる気になってたので、その誓いに対して謝ってると思えばいいのか?
デンジが小学校にすら通ってないことを、「なんか…ダメじゃない?」って言うレゼちゃん。
デンジが学校にも行かず働きづめで生きてきたことをツッコむキャラがようやく出てきたな。
公安の連中はそこまったく気にしてなかっただろ。
デンジが教育を受けていないこと、アキはさすがに驚いていたけど、学校に行くべき、なんてことは言ってないし。
レゼちゃん、やたらとかわいいのに、死にそう、という感想しかでてこない……。
『アクタージュ act-age』(scene85.開戦)
目があった、ときゃっきゃしている観客たち。
王賀美陸の、スーパースターだからこその戦い方か。
自分を曲げないままで、でもちゃんと工夫はするあたり、この人なりに真摯に演技をしているんだな、と思える。
でもこれって、ネットで鑑賞している勢にはどう見えるんだろうな。
『神緒ゆいは髪を結い』(第30話 スケバンVS特殊SP)
めっちゃエビちゃんが頼もしいんですが。
鍵斗くんにほめられてよろこぶ炎火ちゃんがめっちゃかわええです。