『アンデッドアンラック』(No.050 任せたよ) 感想(託された者たち)
祝! 50話到達! おめでたい!
てか、まだ50話なんだよね!
アンディと風子ちゃんの強化。
アンディとヴィクトルの和解。
不可視による風子ちゃん暗殺の阻止。
その3つを実現させるためのルートをつくることに成功した安野先生。
残るはあとひとつ……。
本の中の世界でパワーアップした紅蓮三日月でも致命傷を与えられないオータム。
オータムには再生能力がある。
そこで不治の出番か。
なるほど、不治は再生能力持ちに対しては超便利能力なんだな。
宙に浮けるはずなのに、わざわざアンディの頭に着地するリップ。
アンディはオータムの腕を足場にぴょんぴょん飛んでるだけで浮けないんだから、足場にしないでください。
アンディを踏んでいいのは風子ちゃんだけです!(←いや、風子ちゃんはアンディを踏まないけど)
しかし、リップはオータムに傷ひとつつけられないから、不治もなにもあったもんじゃないな。
やっぱり、子供の身体だとパワー不足なのか。
ここで安野先生、登場。
「これが決まれば!! 確実に!! オータムを捕獲できるんだ!!」って言われて、すぐに「いいね。任せたぜ、安野!!」って言うアンディかっこいいし、「うん!! 任せといて!!」って応じる安野先生がめっちゃいい笑顔だ。
大好きなアンディに任せてもらえる、信じてもらえてる、ってのがうれしいんだろうな。
一方、リップは安野先生をうさんくさいと思ってるけど、ラトラの言葉は信じられるので、安野先生に任せることに。
「フフ…なんだか、不思議な人生だったなぁ」って……安野先生、今にも死にそうなこと言わないでください。
安野先生、Gライナーで描いたものは実体化するって知ったのは、だいぶ後のことだったのか。
で、安野先生がキャラデザインした「安野雲」は実体化し、それは他人も認識できるものだった。
九能明は黒髪なのに安野先生は白髪で、推定40くらいにしては若くみえたり、髪型が独特だったりするのは、マンガ家の安野先生がキャラデザインしたからなのね。
つまり、アンディと風子ちゃんの前に現れたのは、Gライナーで描かれ実体化した「安野雲」に、ソウルキャリバーで九能明の魂をつっこんだものなのね。
なんでからだにアーティファクト埋め込んでるの、と思ってたんだけど。
安野先生がソウルキャリバーを探すのに必死になってたのは、風子ちゃんを本の世界に入れるためだと思ってたんだけど、ソウルキャリバーを使って「安野雲」というアバターを動かすためだったんだね。
てか、そもそもアバターを動かせないと、アンディと風子ちゃんに接触できないもんな。
ソウルキャリバーはどうしても手に入れないといけなかったんだな。
公園で初めて接触した時、アンディさえ接近に気づけなかったのは、直前まで九能明で近づいて、すぐ近くで「安野雲」を描いたってこと?
ということは、本物の九能明はあの公園のベンチあたりで魂抜けて倒れてるのか?
そういえば、安野先生アバター説はあったけど、Gライナーが具現化できるのはひとつまで、という話から、オータムの腕つくれてるってことは、安野先生は実体だろ、と思ってたんだけど、「オレが描いて具現化できるのは一つまでだからね」ってのは、九能明が「安野雲」を具現化してひとつ、「安野雲」がアンディの腕やオータムの腕を具現化してひとつ、という計算?
なにその叙述トリック。
アバターを手に入れて、母親がいる病室に駆け込んだけれど、すでに亡くなっていたのか……。
きっと、息子を探して無理をしたんだろう。
ベッドサイドに積まれた『君に伝われ』をみて、明くんは何を思ったんだろうな。
ヴィクトルには風子ちゃんに依存してると言われ、安野先生には「風子ちゃんの為なら何だってできるんだ」と言われるアンディ。
風子ちゃんに死なれたら死ぬ(=ヴィクトルの中に閉じこもって出てこなくなる)らしいし、たった50話でずいぶんな変わりようだよな。
1話目では、風子ちゃんに殺してもらいたくて必死で、ずいぶんと雑な扱いしてたのに、今や風子ちゃんに好かれたくて必死ですよ。
安野先生はアーティファクトをつくって、リップの時間を15年すすめた。
仕方ないんだけど、パッツパツのショートパンツ姿になっちゃった大人リップに笑った。
いや、破けなかっただけでもよかった、ということにしておこう。
操作した時間の10倍老いるアーティファクトってなにそれこわい。
てか、ファンはこれを使って、どうして生きてるの?
あと、リップを死ななかったことにするためなら、なんであそこまで若くする理由があったのかがわからない。
なんか仕様があるんだろうな、多分。
ところでこれ、アンディが使えば無問題なんじゃ……。
安野先生が150年老いる覚悟でアーティファクトを使ったことで動揺するリップ。
「何年やった!! かせ!! オレがやり返せばまだ間に合う!!」って、目的のためならなんだって犠牲にするし、人も殺す、と言ってたリップが、安野先生を犠牲にすることを受け入れられず、自分が老いて死ぬような提案をする。
他人を犠牲にする覚悟はあったけれど、他人がみずからすすんで自分のために犠牲になることを、咄嗟に拒否したんだ。
そういえば、アンディは平気で身を切るのに、安野先生が自分たちを助けるために片腕を落とした時はめちゃくちゃヘコんでたよな。
アンディもリップも、犠牲にすることを許容できるけど、犠牲になられることを受け入れるのは難しいんだ。
案外、そんなもんだよね。
覚悟をして犠牲を出すことと、まったくの赤の他人が自分のためにすすんで犠牲になってくれることは、違うよね。
安野先生にとっては、ずっと大好きだったヒーローたちのためだから、ちゃんと理由があるんだけれど。
安野先生にとってリップは「とっても優しくてかっこいいのに、大切な人を失ってから自分を殺して生きてる」人。
すべてを知っているリップがこう言うんだから、やっぱり本来は善人なんだろうな。
医者になったのだって、苦しむ人の助けになりたい、という気持ちがあったからなんだろうし。
殺したはずの自分を殺しきれてなくて、不意を突かれてうっかり地が出ちゃったんだろう。
「大丈夫…。ボクはまた…独りに戻るだけだから」
アバターを失うだけで、九能明は死なない。
でも、九能明はだれにも認識してもらえない。
その苦しみを知っている彼が「独りに戻るだけ」と言うのは本当につらい。
「会えて…話せて…嬉しかったよ」
九能明はみんなを見ることができるけれど、みんなは九能明を見ることができない。
会うことも、話すこともできなくなる。
「後は任せたよ、ボクのカッコイイヒーロー達」
残ったのは、折れたGライナーと、ソウルキャリバーと、風子ちゃんに借りたシャツだけか。
リップに使った時間操作のアーティファクトは消えかけっぽいな。
Gライナーが使えなくなったから同時に消滅?
安野先生が最後にどうしてもやりたかったことは、アンディとリップの共闘を成立させることか……。
そう考えると、アンディにあの時間操作のアーティファクトを使わせる、という手は考えられなかったのかもしれない。
アンディが、リスクなくアーティファクトを使ってリップを戻してたら、きっとリップは説得されてくれなかった。
安野先生が身を犠牲にしたからこそ、リップの気持ちを動かせたと思うんだ。
「任せたぜ、安野!!」
「うん!! 任せといて!!」
「後は任せたよ」
任せる、という言葉は重い。
独りで生きていくことしかできなかった安野先生にとってはなおさら。
任せる、というのは、誰かとの関係がないとできないことだから。
結局、安野先生はジュイスさんが期待した情報をまったく話さず消えてしまった。
でも、バッドエンドへのルートは回避してくれた。
安野先生、死なずにすんだけど、死ななくてよかった、と言える状況じゃない。
いつか神を殺せたら、安野先生も普通の生活ができるようになるのかな。
そうだといいな。
それまでは、安野先生のカッコイイヒーローたちの姿を、どこかで見ていて欲しい。
ところで、戸塚先生がテレビ出演されるということで、ウキウキで録画予約してたんですけど、地震特番が録れてました。
まあ、仕方ない。
てか、まだ50話なんだよね!
アンディと風子ちゃんの強化。
アンディとヴィクトルの和解。
不可視による風子ちゃん暗殺の阻止。
その3つを実現させるためのルートをつくることに成功した安野先生。
残るはあとひとつ……。
本の中の世界でパワーアップした紅蓮三日月でも致命傷を与えられないオータム。
オータムには再生能力がある。
そこで不治の出番か。
なるほど、不治は再生能力持ちに対しては超便利能力なんだな。
宙に浮けるはずなのに、わざわざアンディの頭に着地するリップ。
アンディはオータムの腕を足場にぴょんぴょん飛んでるだけで浮けないんだから、足場にしないでください。
アンディを踏んでいいのは風子ちゃんだけです!(←いや、風子ちゃんはアンディを踏まないけど)
しかし、リップはオータムに傷ひとつつけられないから、不治もなにもあったもんじゃないな。
やっぱり、子供の身体だとパワー不足なのか。
ここで安野先生、登場。
「これが決まれば!! 確実に!! オータムを捕獲できるんだ!!」って言われて、すぐに「いいね。任せたぜ、安野!!」って言うアンディかっこいいし、「うん!! 任せといて!!」って応じる安野先生がめっちゃいい笑顔だ。
大好きなアンディに任せてもらえる、信じてもらえてる、ってのがうれしいんだろうな。
一方、リップは安野先生をうさんくさいと思ってるけど、ラトラの言葉は信じられるので、安野先生に任せることに。
「フフ…なんだか、不思議な人生だったなぁ」って……安野先生、今にも死にそうなこと言わないでください。
安野先生、Gライナーで描いたものは実体化するって知ったのは、だいぶ後のことだったのか。
で、安野先生がキャラデザインした「安野雲」は実体化し、それは他人も認識できるものだった。
九能明は黒髪なのに安野先生は白髪で、推定40くらいにしては若くみえたり、髪型が独特だったりするのは、マンガ家の安野先生がキャラデザインしたからなのね。
つまり、アンディと風子ちゃんの前に現れたのは、Gライナーで描かれ実体化した「安野雲」に、ソウルキャリバーで九能明の魂をつっこんだものなのね。
なんでからだにアーティファクト埋め込んでるの、と思ってたんだけど。
安野先生がソウルキャリバーを探すのに必死になってたのは、風子ちゃんを本の世界に入れるためだと思ってたんだけど、ソウルキャリバーを使って「安野雲」というアバターを動かすためだったんだね。
てか、そもそもアバターを動かせないと、アンディと風子ちゃんに接触できないもんな。
ソウルキャリバーはどうしても手に入れないといけなかったんだな。
公園で初めて接触した時、アンディさえ接近に気づけなかったのは、直前まで九能明で近づいて、すぐ近くで「安野雲」を描いたってこと?
ということは、本物の九能明はあの公園のベンチあたりで魂抜けて倒れてるのか?
そういえば、安野先生アバター説はあったけど、Gライナーが具現化できるのはひとつまで、という話から、オータムの腕つくれてるってことは、安野先生は実体だろ、と思ってたんだけど、「オレが描いて具現化できるのは一つまでだからね」ってのは、九能明が「安野雲」を具現化してひとつ、「安野雲」がアンディの腕やオータムの腕を具現化してひとつ、という計算?
なにその叙述トリック。
アバターを手に入れて、母親がいる病室に駆け込んだけれど、すでに亡くなっていたのか……。
きっと、息子を探して無理をしたんだろう。
ベッドサイドに積まれた『君に伝われ』をみて、明くんは何を思ったんだろうな。
ヴィクトルには風子ちゃんに依存してると言われ、安野先生には「風子ちゃんの為なら何だってできるんだ」と言われるアンディ。
風子ちゃんに死なれたら死ぬ(=ヴィクトルの中に閉じこもって出てこなくなる)らしいし、たった50話でずいぶんな変わりようだよな。
1話目では、風子ちゃんに殺してもらいたくて必死で、ずいぶんと雑な扱いしてたのに、今や風子ちゃんに好かれたくて必死ですよ。
安野先生はアーティファクトをつくって、リップの時間を15年すすめた。
仕方ないんだけど、パッツパツのショートパンツ姿になっちゃった大人リップに笑った。
いや、破けなかっただけでもよかった、ということにしておこう。
操作した時間の10倍老いるアーティファクトってなにそれこわい。
てか、ファンはこれを使って、どうして生きてるの?
あと、リップを死ななかったことにするためなら、なんであそこまで若くする理由があったのかがわからない。
なんか仕様があるんだろうな、多分。
ところでこれ、アンディが使えば無問題なんじゃ……。
安野先生が150年老いる覚悟でアーティファクトを使ったことで動揺するリップ。
「何年やった!! かせ!! オレがやり返せばまだ間に合う!!」って、目的のためならなんだって犠牲にするし、人も殺す、と言ってたリップが、安野先生を犠牲にすることを受け入れられず、自分が老いて死ぬような提案をする。
他人を犠牲にする覚悟はあったけれど、他人がみずからすすんで自分のために犠牲になることを、咄嗟に拒否したんだ。
そういえば、アンディは平気で身を切るのに、安野先生が自分たちを助けるために片腕を落とした時はめちゃくちゃヘコんでたよな。
アンディもリップも、犠牲にすることを許容できるけど、犠牲になられることを受け入れるのは難しいんだ。
案外、そんなもんだよね。
覚悟をして犠牲を出すことと、まったくの赤の他人が自分のためにすすんで犠牲になってくれることは、違うよね。
安野先生にとっては、ずっと大好きだったヒーローたちのためだから、ちゃんと理由があるんだけれど。
安野先生にとってリップは「とっても優しくてかっこいいのに、大切な人を失ってから自分を殺して生きてる」人。
すべてを知っているリップがこう言うんだから、やっぱり本来は善人なんだろうな。
医者になったのだって、苦しむ人の助けになりたい、という気持ちがあったからなんだろうし。
殺したはずの自分を殺しきれてなくて、不意を突かれてうっかり地が出ちゃったんだろう。
「大丈夫…。ボクはまた…独りに戻るだけだから」
アバターを失うだけで、九能明は死なない。
でも、九能明はだれにも認識してもらえない。
その苦しみを知っている彼が「独りに戻るだけ」と言うのは本当につらい。
「会えて…話せて…嬉しかったよ」
九能明はみんなを見ることができるけれど、みんなは九能明を見ることができない。
会うことも、話すこともできなくなる。
「後は任せたよ、ボクのカッコイイヒーロー達」
残ったのは、折れたGライナーと、ソウルキャリバーと、風子ちゃんに借りたシャツだけか。
リップに使った時間操作のアーティファクトは消えかけっぽいな。
Gライナーが使えなくなったから同時に消滅?
安野先生が最後にどうしてもやりたかったことは、アンディとリップの共闘を成立させることか……。
そう考えると、アンディにあの時間操作のアーティファクトを使わせる、という手は考えられなかったのかもしれない。
アンディが、リスクなくアーティファクトを使ってリップを戻してたら、きっとリップは説得されてくれなかった。
安野先生が身を犠牲にしたからこそ、リップの気持ちを動かせたと思うんだ。
「任せたぜ、安野!!」
「うん!! 任せといて!!」
「後は任せたよ」
任せる、という言葉は重い。
独りで生きていくことしかできなかった安野先生にとってはなおさら。
任せる、というのは、誰かとの関係がないとできないことだから。
結局、安野先生はジュイスさんが期待した情報をまったく話さず消えてしまった。
でも、バッドエンドへのルートは回避してくれた。
安野先生、死なずにすんだけど、死ななくてよかった、と言える状況じゃない。
いつか神を殺せたら、安野先生も普通の生活ができるようになるのかな。
そうだといいな。
それまでは、安野先生のカッコイイヒーローたちの姿を、どこかで見ていて欲しい。
ところで、戸塚先生がテレビ出演されるということで、ウキウキで録画予約してたんですけど、地震特番が録れてました。
まあ、仕方ない。