『週刊少年ジャンプ』2021年30号 感想

『ONE PIECE』(第1017話 “号令”)
5千VS3万の戦いで疲弊していく反乱軍。
その圧倒的な数の不利を一声でくつがえすお玉ちゃんの「号令」。
いや、つくづくこの能力強いな。
まあ、ギフターズたちがみんなゾオン系だからこそ、この能力で優位に立てるわけで、他の集団相手だったらこうはならんのだけど。

今頃になってルフィが食べた「ゴムゴムの実」が超重要アイテムだった可能性がでてきた!
うおっ、これにはビックリした。
あれ、シャンクスたちが奪ってきたって話だったけど、シャンクスはそのことを知ってるのかな……知ってそうだな……。

『Dr.STONE』(Z=202 龍水財閥)
普段、冷静沈着なフランソワが顔を紅潮させ「狂おしいほど」とまで表現するほど欲しいものは、オリーブオイルか……。
これひとつでレパートリーひろがりまくりだもんね。
フランソワがその料理を食べたいんじゃなく、みんながそれを食べて喜ぶ姿をみたくてしかたなかったんだろうな。

それにしても、採取の旅において、チェルシーの便利度がハンパない。

人材はその場その場で調達か。
とりあえず、屈強そうな人を選んで復活させて、おいしいものを振る舞って、後は相手を尊重して交渉すれば、喜んで働いてくれるという好循環。
こういうのはゼノにはできないことなので、やっぱりゼノが世界の支配者になるのは無理があったんだろうな、って思う。

それにしても、しゃかしゃか話が進むな。
ここらへんは本筋ではないから、それでよいんだろうね。

『逃げ上手の若君』(第22話 御仏1334)
別記事になりました。

『破壊神マグちゃん』(第49話 星辰流るる彼我の境界)
連載1周年突破記念で特大センターカラー!
めでたい!
1話目の巻頭カラーはルルちゃんとマグちゃんだけだったけど、今回はめっちゃキャラが多くて、1年の間にこんなに眷属(?)が増えたんだな~、と懐かしく思う。
ちゃんとミュスカー様もいれてもらえてよかったね!

キャラクター人気投票は、ハガキと電子版の申し込みフォームから出して、さらに毎日、web投票をポチポチやってる。
プレゼントのマグカップが欲しいので、抽選じゃなくて売ってください!

1話目もそういえば、ルルちゃんが浜辺で貝を採ってたな~、となつかしい感じではじまった今回は七夕回か。
本当に季節ネタをていねいに拾ってるな、このマンガ。

七夕の短冊に願いを書く、をマグちゃんは「我が威光を知らしめるべく今一度貴様らの願いを聞き入れてくれよう」というところにもっていくのか。
唯歌ちゃんの「テストがなくなりますように」という願いを学校を消し去ることでかなえようとするマグちゃんに笑った。
確かにテストはなくなるな。
ところで唯歌ちゃん、自分の名前ぐらいは漢字で書こうよ。

錬くんの「高校合格」はシンプルだし、受験生らしい願いごとだけど、これ多分、ルルちゃんが読むこと前提で書いてるよね。
そうじゃなかったらもっと煩悩にまみれてるんじゃないかな、と予想。

ナプタークくんの「りょうり へや ほうちょう ほしい」は、これ結構、切実だな。
てか、それはバイト代を着実に貯めていけば叶う願いでは?
ナプタークくんに部屋を貸してくれる人がいるかどうかはわからんけど。
マグちゃんに「同胞の望みを聞く義理など無いわ…!!!」言われてるけど、マグちゃん一応ナプタークくんのことを「同胞」だと思ってたんだな。

ヤドカリーズは「りーだーせかいいち」って……ちゃんと字が書けるんだ……ナプタークくんの「狂乱」、結構すごいな!

今回のウーネラスさんコスプレは織姫だった。
帯のとこにハートがついてるのかわいい。
イズマくんは「技のネーミングセンス」が欲しいのか。それはさすがに無理なんじゃないかな。
てか、そんなに気にしてたとは……。
ウーネラスさんの「推し増し続けて全人類」は語呂がよくて素敵だけど、それ願い事じゃないよね。
それにしても、全人類箱推しとはスケールがでかい!

ウニ助の「皆様のジャマになりませんように」がかわええ。
大丈夫だから! オカ研のみんなは誰もジャマなんて思ってないから!

ルルちゃん、みんなのお願いを求め歩いて、ミュスカー様のところにまで行った。
ミュスカー様、いまだにコピーマグちゃんを大事に抱えててかわいい。

「ミュスカくん」と微妙に縮めて呼ばれて、「様をつけろ」と閼伽村先生に注意されたら「ミュッさま!!!」と呼ぶルルちゃんが強すぎる……。

ルルちゃんが謎ビームを発するマグちゃんを持ってるとこ、ここだけなんかバトルマンガっぽかったんだけど、これ1話目でも同じようなことやってるんだよね。
1周年記念だけあって、随所に1話目を思い出させるネタを入れてくれててうれしいです。

マグちゃんの謎ビームは成層圏を軽く突破する。
マグちゃんがその気になれば、人類を破滅させることも可能なんだろうな。
マグちゃんにその気があったことは一度もなさそうだが。
ミュスカー様の「上位存在による全人類の統治」という願いは、確かにマグちゃんの協力があれば可能なんだよね……。

マグちゃんが降らせた流星群をみつめるみんな。
お母さんは電車の中から、錬くんは一家そろって、オカ研のみんなは秘密基地から、ウーネラスさんとイズマくんは教団支部から……そして、「破滅」の能力をひとりみつめているミュスカー様は何を思うのか……。

流れ星降る中で、手を合わせて願い事をするルルちゃんと、それをまねてちゃんと手を合わせるマグちゃんが本当にかわいい。
1年間でいろんなことがあって、まだ1人と1柱は一緒に笑って暮らしている。

このマンガが1年続いてくれて、本当にうれしい。

『アンデッドアンラック』(No.069 確かめるんだ)
別記事(円卓と席次)になりました。