『アンデッドアンラック』(No.178 その傷は) 感想(進むための靴)

平穏か、戦いか。
リップに選択を迫る友才さん。
やっぱり友才さんが切断役なのか。

戦う決意は揺らがないリップ。
そんなリップに対して、ラトラは「私も…進む!!」と宣言する。

というのが、今回のプロローグ。


一方、ユニオンは「シック」の前に全員集合、総力戦。
ファンがいないけど呼んでないのかな。せっかくの強敵なのに。

「最後のループだもんね 集め放題か」というのは、ラグナロクのことを考えなくていいから、ということかな。
前回、11分でギリギリだったからな……。

「悪いね皆」の「皆」というのは他のマスタールールのことだろうけど、UMA同士のつきあいってあるのかな。
これまで、UMAが連携するところはみた記憶がないが。
群れてる時もバラバラに動いてる感じだったし。


ここで風子ちゃん、戦線離脱。
おそらく、リップのところに行ったんだろうけど。
説明をしなくちゃいけないからかな、と思ったんだけど、それは友才さんでもできそうだよね。
風子ちゃんが行かないといけない理由があって、それはメンバーたちとも打ち合わせ済っぽいけど。


「シック」は驚いたりヘコんだりで、ずいぶんと感情豊かだな。
「スプリング」や「スポイル」みたいな表情豊かなUMAがいる一方で、「バーン」みたいな唸るだけのUMAもいて、この差はなんなんだろうな。


「ずーと一緒だった」存在、それが「シック」。
まあ、そうだね。人間と病気は切り離せない存在だもんね。


クリードの攻撃の重量感がたまらんな。
そして、ジーナちゃんとビリー様のダブル「不変」+フィルくんの攻撃。
「不変」で球体をつくって「シック」を閉じ込め、内側に跳弾をとばしまくり、さらにレーザー攻撃、という畳みかけがすごい。

それでも「シック」には効かないんだけど……。


ジーナちゃん、あの状況でまだ「シック」に対する闘志が消えてない。
本当に強くなったなあ。
気弱だった頃のことを思い出してしみじみしちゃうんだけど、風子ちゃんのNo.2であり続けるために、めっちゃがんばって強くなったんだよね。
そして、風子ちゃんに任された場を絶対に死守する、という執念があるんだろうな。

なんか魂っぽいの抜かれてるけど、何?


あと、テラーさんが必死でフィルくんを守ってくれてるの良いですね。
イチコさんも必死でニコを守ってる。


ここでようやく風子ちゃんが戻ってきたんだけど、50年ものの「不運」ってなんだろうね。
またファンが来たりして。


ここでまさかの、リップとラトラがブレードランナーを片っぽずつ装着して登場ですよ!
いや、そうくるか!

ずっと、リップの足を切っちゃうの? 切っちゃうの? ってなってたんだけど、あまりにも予想外の答えだった。

リップが物騒なものをつけてない来世だといいな、的なことをラトラは言っていたし、理想としてはそうなって欲しかったんだよ。
でも、ラトラの願いはもうひとつあったんだよね。
リップの重荷を自分にも背負わせて欲しい、という。

ラトラの理想は叶わなかった。
風子ちゃんだって、本音の理想は、否定者たちの誰も戦いに巻き込まず、平穏な生活を送って欲しい、だろうし。

でも、それが叶わないのならば、重荷をわけあって前に進もう。
そう、風子ちゃんは覚悟を決めたんだろうし、ラトラも同じなんだろう。

そうか……そうくるか……。
厳しくも美しい選択だな、と思った。
これはそういう物語だったよ、そういえば。


子供の頃の劇で、王子様のリップは魔女のラトラに靴を履かせた。
そして、大人になって、リップはラトラも一緒に足を切ることを許容した。
今はもう、晴れ晴れとした感じで、しまらない口上を述べてるし。

これがリップとラトラの納得できる答えなのかな、って思う。
そして、ちょっとライラがかわいそうかな、とも思う。



公式X(旧Twitter)はボイドさんとクリードのパワードスーツの解説。
ごっついパワードスーツとか、戸塚先生めっちゃ好きそう。

ボイドさんのが「Next ring」でクリードが「End war」って、それぞれの戦う理由が示された名前がめっちゃかっこいい!
本人たちが考えたのか、ニコラボで付けたのかは知らんけど。
個人的には、ボイドさんが「Next ring」って付けて、それをきいたクリードが、じゃあおれは「End war」だなって付けた、という妄想をしている。




あと、アニメ2話のトレンド入り感謝イラストもあがってたんですけど、もしかしてこれから毎週あげるの?
戸塚先生、大丈夫? ってなった。