『逃げ上手の若君』(第128話 宿命1337) 感想

時行VS斯波。
斯波の刀「疾風蜂」に穴がいっぱいあるのは軽量化するため。
その軽さを活かして突きに特化している。
正宗は使う人に合わせていろんな刀をつくってるな。

一方、時行が使う「鬼丸」は先祖代々、受け継がれてきた刀。
時行のためにつくられた刀ではないし、華奢な時行には重すぎる刀だ。
でも、その刀が持ってる歴史の重さこそが、時行が振るうにふさわしい刀なんだな。

「背負った宿命が重いほど この刀は軽くなり切れ味を増すのです」
そういえば、頼重がそんなこと言ってたか……。


そして、斯波から逃げないと決めたから逃げる、というのがあまりにも時行らしい発想だな。
先の先を読む斯波が、まったく読めない相手が時行なんだよね。
あいかわらず、逃げてる時の表情がめっちゃ良いし。


ところで上杉はめっちゃ斯波のこと好きだな?
マッドサイエンティストっぽいのに、考えを読まれまくっててちょっとかわいい。