『ワールドトリガー』第237話「遠征選抜試験・33」 感想(あんまりギスギスじゃなかったトーク)
「上層部は鳩原の真似をする奴が出るのを懸念してる」
大事な人が近界に連れてかれたなんてのは、ボーダーではよくある話だ、みたいなことを香取ちゃんが言ってたもんなあ。
ボーダーの遠征以外のルートで近界に行ける、という話があったら乗っかっちゃう人は出てきそう。ボーダーの遠征部隊に入るのはめちゃくちゃ大変だから。
まあ、それ以外のルートはさらに大変そうなんだけどね。
そう考えると、遠征部隊入りよりも可能性が低そうに思えたルートを提示されて、その誘惑に抗えなかった鳩原さんの気持ちもわからんではないかな。
そして、鳩原さんがユズルくんを勧誘してたら、ユズルくんは誘いになるよね、きっと。
ユズルくん自身もそう思うから、二宮さんに反論できなかったんだろうし。
ユズルくんに頼まれたら、影浦隊の連中は協力しそう、というのも、確かに~、ってなる。
ユズルくんは影浦隊を巻き込む気はないだろうけど、カゲさんはユズルくんの感情に巻き込まれてしまうだろうし、カゲさんはユズルくんにとことんあまいからな……。
二宮さん、ユズルくんに鳩原さんの密航の件、話しちゃって大丈夫なの? と思ってたら、ちゃんと上層部の許可とってた!
「……そんなの オレだって同じだ」
これ、ユズルくんが初めて二宮さんに共感した瞬間かもしれん。
それにしても、思ったよりギスギストークにはならなかったな。
まあ、本気のギスギストークになったら、大学生が中学生を論破してどうすんの、みたいな感じになりそうなので、これで良かった。
遠征部隊に入る理由が強化されたユズルくんが、チカちゃんに「昨日よりもっとがんばるよ」って宣言するとこが、本当にかわいいしかっこいい。
特殊戦闘シミュレーションなるものが始まる。
だが、どこらへんが特殊かはわからない。
「メガネを倒すと得点2倍」というのは、古寺を倒しても得点2倍か? 弓場ちゃんのグラサンもメガネにカウントされるのか?
確かに「一部の部隊が不利すぎる」な。
でも、隊長を倒したら得点2倍、とかはあり得るかも。
ボーダー上層部が揃った会議に普通に出席してる桜子ちゃん(15)すごいな!
ものおじせず、対等に議論できてるし。
桜子ちゃんを出席させてるボーダー上層部もすごいけど!
てか、桜子ちゃん「ランク戦実況解説システム運営主任」て肩書き持ってたのか。
「B級ランク戦の新しいルールを考えよ」という課題。
前々から思ってるんだけど、A級ランク戦とB級ランク戦は違うルールで行われてるんだろうか?
ひとつめの案は、2部隊VS2部隊の団体戦、もしくは、上位、中位、下位ごとに隊員を2分割しての紅白戦。
今の部隊単位だと戦い方が固定的になっちゃうってのはあるよなあ。
組む相手や規模が変われば、おのずと戦い方のバリエーションが増えて、アドリブがうまくなる。
だけどそれだと、荒船隊みたいな尖った編成のチームができなさそうで、チームのバリエーションが増えなくなりそう。
A級とかチームの独自色がどこも濃くて強いからな。
B級全員で紅白戦をやると防衛任務の人手が足らなくなる、というのはなるほど~ってなった。
ランク戦は有意義だけど、ボーダーの主要任務は三門市防衛だもんね。
穂刈がさらっとスケジューリングに言及してるの、めっちゃらしくて笑った。
あと、試合観戦レポートを書かせるという案に対する、「勉強が好きな子のアイデアだな~」ってコメントが、めっちゃ林藤さんらしい。
馬鹿にしてるわけではなく、本心から、あいつら勉強好きだな! って思ってそう。
「「攻撃」はともかく 拠点「防衛」を時間を区切った競技にしちゃうのはちょっと怖いな 実際の「防衛」は作戦時間の見通しが立たない場合が多い」
拠点攻防戦という案に対しての、この林藤さんのコメントは、実戦をくぐりぬけて生き延びてきた人の言葉、って感じて、重みがすごい。
そうだよね。「防衛」というのは相手の都合に合わせるしかないものだから、一定時間、耐えればよい、みたいな刷り込みをするのは怖いよね。
そんなことはないと頭でわかっていても、そういうのを繰り返していたら、無意識にそういう前提で動いてしまう可能性は否めない。
そして、それは致命的な結果を生む可能性がある。
ほんのちょっとでも、隊員を傷つける可能性があるものは遠ざけたいんだろうな。
下位複数チームと上位1チームのハンデ戦というのもおもしろそうだけど、二宮隊とか影浦隊が、B級下位チームをボコボコにしてしまう絵しか思い浮かばない。
トリオン兵の集団と戦うミッション、というのはおもしろそうだよね。
ゲーム感覚になる可能性は確かにあるけど、ゲーム感覚でも練度があがるのならOKという考え方もできる。
トリガーのレギュレーション縛りをする案は、スナイパーに厳しくない?
オリジナルの改造トリガー案はめっちゃ楽しそうなんだけど、鬼怒田さんの「エンジニアの手が足らんことを除けばな」がすべてだよな……。
現状、A級の特権になってるのは、そういう理由なんだろうし。
トリオン体の数値固定はチカちゃんの強みが……。
トリオンが低い人間に下駄を履かせて勘違いさせるのは危険、のイメージ図がオサムなんだけど、オサムはきっと勘違いしない。
トリオンがあがるとこんなことができるんだな、という実験をして、チカちゃんとかにレクチャーするんじゃないかと思う。
オペレーターの戦闘参加案はかなりおもしろい。
確かに遠征先でオペレーターと一緒に動く、という場面はありそう。
その時に、機材を抱えて操作しながらオペレーターは走れるのか? 戦闘員はオペレーターを守りながら戦えるのか? という問題がでてくるし。
オペレーターがベイルアウトしたらその時点で敗北、というルールは、それだけオペレーターが重要、ということなんだろうね。
そして、太一の「トリオン兵を部隊へ導入する」という案が、特殊訓練として採用されたわけね。
鬼怒田さんが「別役か……」ってなってるけど、発想力だけなら太一が一番な気がするな。実現性をあまり考えてない、というのもあるけど。
ボーダーがトリオン兵を開発してないのは、三門市内では使えない(市民感情的に)という話だったけど、遠征先でなら使えるわけで……ひっそりつくってる可能性もあるかな。
自分で考えてつくったトリオン兵を、自分で動かして戦う。
これ、トリオン兵のバリエーションをかなり知ってるであろうユーマとヒュースが有利かもしれない。
あと、王子隊長がどんなのつくるか楽しみ!
大事な人が近界に連れてかれたなんてのは、ボーダーではよくある話だ、みたいなことを香取ちゃんが言ってたもんなあ。
ボーダーの遠征以外のルートで近界に行ける、という話があったら乗っかっちゃう人は出てきそう。ボーダーの遠征部隊に入るのはめちゃくちゃ大変だから。
まあ、それ以外のルートはさらに大変そうなんだけどね。
そう考えると、遠征部隊入りよりも可能性が低そうに思えたルートを提示されて、その誘惑に抗えなかった鳩原さんの気持ちもわからんではないかな。
そして、鳩原さんがユズルくんを勧誘してたら、ユズルくんは誘いになるよね、きっと。
ユズルくん自身もそう思うから、二宮さんに反論できなかったんだろうし。
ユズルくんに頼まれたら、影浦隊の連中は協力しそう、というのも、確かに~、ってなる。
ユズルくんは影浦隊を巻き込む気はないだろうけど、カゲさんはユズルくんの感情に巻き込まれてしまうだろうし、カゲさんはユズルくんにとことんあまいからな……。
二宮さん、ユズルくんに鳩原さんの密航の件、話しちゃって大丈夫なの? と思ってたら、ちゃんと上層部の許可とってた!
「……そんなの オレだって同じだ」
これ、ユズルくんが初めて二宮さんに共感した瞬間かもしれん。
それにしても、思ったよりギスギストークにはならなかったな。
まあ、本気のギスギストークになったら、大学生が中学生を論破してどうすんの、みたいな感じになりそうなので、これで良かった。
遠征部隊に入る理由が強化されたユズルくんが、チカちゃんに「昨日よりもっとがんばるよ」って宣言するとこが、本当にかわいいしかっこいい。
特殊戦闘シミュレーションなるものが始まる。
だが、どこらへんが特殊かはわからない。
「メガネを倒すと得点2倍」というのは、古寺を倒しても得点2倍か? 弓場ちゃんのグラサンもメガネにカウントされるのか?
確かに「一部の部隊が不利すぎる」な。
でも、隊長を倒したら得点2倍、とかはあり得るかも。
ボーダー上層部が揃った会議に普通に出席してる桜子ちゃん(15)すごいな!
ものおじせず、対等に議論できてるし。
桜子ちゃんを出席させてるボーダー上層部もすごいけど!
てか、桜子ちゃん「ランク戦実況解説システム運営主任」て肩書き持ってたのか。
「B級ランク戦の新しいルールを考えよ」という課題。
前々から思ってるんだけど、A級ランク戦とB級ランク戦は違うルールで行われてるんだろうか?
ひとつめの案は、2部隊VS2部隊の団体戦、もしくは、上位、中位、下位ごとに隊員を2分割しての紅白戦。
今の部隊単位だと戦い方が固定的になっちゃうってのはあるよなあ。
組む相手や規模が変われば、おのずと戦い方のバリエーションが増えて、アドリブがうまくなる。
だけどそれだと、荒船隊みたいな尖った編成のチームができなさそうで、チームのバリエーションが増えなくなりそう。
A級とかチームの独自色がどこも濃くて強いからな。
B級全員で紅白戦をやると防衛任務の人手が足らなくなる、というのはなるほど~ってなった。
ランク戦は有意義だけど、ボーダーの主要任務は三門市防衛だもんね。
穂刈がさらっとスケジューリングに言及してるの、めっちゃらしくて笑った。
あと、試合観戦レポートを書かせるという案に対する、「勉強が好きな子のアイデアだな~」ってコメントが、めっちゃ林藤さんらしい。
馬鹿にしてるわけではなく、本心から、あいつら勉強好きだな! って思ってそう。
「「攻撃」はともかく 拠点「防衛」を時間を区切った競技にしちゃうのはちょっと怖いな 実際の「防衛」は作戦時間の見通しが立たない場合が多い」
拠点攻防戦という案に対しての、この林藤さんのコメントは、実戦をくぐりぬけて生き延びてきた人の言葉、って感じて、重みがすごい。
そうだよね。「防衛」というのは相手の都合に合わせるしかないものだから、一定時間、耐えればよい、みたいな刷り込みをするのは怖いよね。
そんなことはないと頭でわかっていても、そういうのを繰り返していたら、無意識にそういう前提で動いてしまう可能性は否めない。
そして、それは致命的な結果を生む可能性がある。
ほんのちょっとでも、隊員を傷つける可能性があるものは遠ざけたいんだろうな。
下位複数チームと上位1チームのハンデ戦というのもおもしろそうだけど、二宮隊とか影浦隊が、B級下位チームをボコボコにしてしまう絵しか思い浮かばない。
トリオン兵の集団と戦うミッション、というのはおもしろそうだよね。
ゲーム感覚になる可能性は確かにあるけど、ゲーム感覚でも練度があがるのならOKという考え方もできる。
トリガーのレギュレーション縛りをする案は、スナイパーに厳しくない?
オリジナルの改造トリガー案はめっちゃ楽しそうなんだけど、鬼怒田さんの「エンジニアの手が足らんことを除けばな」がすべてだよな……。
現状、A級の特権になってるのは、そういう理由なんだろうし。
トリオン体の数値固定はチカちゃんの強みが……。
トリオンが低い人間に下駄を履かせて勘違いさせるのは危険、のイメージ図がオサムなんだけど、オサムはきっと勘違いしない。
トリオンがあがるとこんなことができるんだな、という実験をして、チカちゃんとかにレクチャーするんじゃないかと思う。
オペレーターの戦闘参加案はかなりおもしろい。
確かに遠征先でオペレーターと一緒に動く、という場面はありそう。
その時に、機材を抱えて操作しながらオペレーターは走れるのか? 戦闘員はオペレーターを守りながら戦えるのか? という問題がでてくるし。
オペレーターがベイルアウトしたらその時点で敗北、というルールは、それだけオペレーターが重要、ということなんだろうね。
そして、太一の「トリオン兵を部隊へ導入する」という案が、特殊訓練として採用されたわけね。
鬼怒田さんが「別役か……」ってなってるけど、発想力だけなら太一が一番な気がするな。実現性をあまり考えてない、というのもあるけど。
ボーダーがトリオン兵を開発してないのは、三門市内では使えない(市民感情的に)という話だったけど、遠征先でなら使えるわけで……ひっそりつくってる可能性もあるかな。
自分で考えてつくったトリオン兵を、自分で動かして戦う。
これ、トリオン兵のバリエーションをかなり知ってるであろうユーマとヒュースが有利かもしれない。
あと、王子隊長がどんなのつくるか楽しみ!