『アンデッドアンラック』(No.185 おあがりよ) 感想(おいしくてやさしい記憶)

サブタイトルをみて笑ってしまった。
それは使って大丈夫なの? 許可とったのかもだけど。


ラーメン食べながら円陣とのバトルについて話し合ってる風子ちゃんとニコ。
そのうしろで、ジーナちゃん、チカラくん、ショーンがなかよくラーメン持ってるのめっちゃかわいい。
なにこの3人、なかよしすぎる。

ジーナちゃんがラーメンこぼしそうになったのを、チカラくんが「不動」で止めて、ショーンが「不可視」で対象範囲外になってどんぶりで受け止めようとしてるんだけど、目を閉じてるのでうまく受け取れないんだな。
「不変」で止められるんじゃ……と思ったけど、どんぶりに指つっこまないとダメなのか。

そして、風子ちゃんが思い出すのは、アンディやアンダーのみんなと食事をした記憶か。
多分、風子ちゃんは一人暮らしになってからずっとひとりで食事してたんだろうね。
誰かと接触するのをおそれて外食とかしなかったんじゃないかな。


そして、決戦当日!
試行錯誤とかを特に描かず、すぐにバトルに突入するのがあまりにもアンデラ。


リップのユニオンメンバーとしての初の活躍が野菜切りでいいの?
でもまあ、本人が楽しそうならそれでいいか。
ライラとラトラのユニオン制服姿も良いね。
てか、ライラもユニオン職員になったのか。

ところで、野菜の切断面が「不治」により繊維を閉じない、って話だけど、収穫後の野菜ってすでに死んでる(?)んじゃないのかな。
死んでるものにも効果あるのか?

治療のための行動はとれないけど、治療のつもりで動いてなければ行動できるとか、「不治」のルールが意外と複雑というか曖昧というか。
まあ、リップの認識次第ということなんだろうけど。

アク取りのためにあつあつの鍋に指をつっこむジーナちゃん、すごいな!
風子ちゃんに頼まれたらなんでもやっちゃうよ。


「不抜で叉焼からうま味が抜けないように」するにいたっては、本当に意味がわからない。
「う…うま味とはいずこに…」ってまじめに応じる友才さんはなかなかだが、「ここ!! ここらへん」ってわけわからん指示する風子ちゃんに笑ってしまった。

えっ、うま味なんていう目にみえないものも「不抜」の対象になるの?
ボスがそう言うのならできるんだろう、と友才さんが信じこんじゃったら、対象になるのかもしれん。

考えてみれば、「不抜」ってちゃんと条件が描かれたことないんだよね。
抜けなくなるらしい、ってだけで。
実は本人もよくわかってないんじゃないか、という気配もあるんだが。

このうま味の件で「不抜」能力が拡張されたらおもしろいな。


ところで、「不動」でお客さんを抑えるのは反則がすぎると思うよ、風子ちゃん。
良くも悪くも、否定者を幸せにするためなら手段を選ばないよね。


円陣、もしかして猫舌?
ラーメン屋でそれは大変そうね。

それをみて何かをひらめいたらしい風子ちゃん。

風子ちゃんと円陣のダブル湯切りの絵がなんかわからんけどおもしろい。


円陣のラーメンは風子ちゃんにとって、母親の記憶につながるもの。
そして、円陣にとってもそうだったりする?


おいしいラーメンをつくるために世界中を渡り歩き、「皆を幸せにする方になりたかった!!」と言い切る円陣。
これだけの強い思いと意志をもってる人を「不燃」にするとは、やっぱり「神」だな。

ボイドさんとかリップとかは、大事な仕事を続けられなくなって、それでもユニオンで新たな道をみつけることができたけれど、円陣にはそれができるのかな……。
それとも抜け道をみつけてラーメンをつくり続けることができるようになるのかな。

てか、今の「不燃」さんはどこにいるの?


ところでラストで「さぁ おあがりよ」って言っちゃったんですけど……大丈夫なのか?



いつものおまけマンガは、お寿司が好きなはずの風子ちゃんがラーメンおたくになった理由。
私もお寿司が好きでワサビが苦手な人なので、めっちゃわかる! ってなった。