『週刊少年ジャンプ』2024年02号 感想

『ONE PIECE』(第1101話 “ボニーへ”)
「子は…親の弱点だ」か。
ドラゴン、ルフィの父親と発覚した時点では、革命という大義のために子供を捨てた父親、みたいなイメージだったけど、実際はめちゃくちゃ子供が大事なんだな。
父親に預けたのも、ガープなら強く育ててくれるだろう、という信頼があったからだろうし、革命軍の長という立場上、子供の存在を知られると狙われる危険は高そうだ。
特に最近の展開をみてると、世界政府は子供を狙うなんてことを平気でやる、という負の信頼が高い。
革命をやめられないのなら、子供を巻き込まないために距離を置く、という決断になるのもやむを得ない感じだ。

ボニーが海賊になったのは、くまに逢うためか。
手下たちはみんな、くまに恩があって、ボニーの成長を見守ってきた連中なんだろうね。
それにしても、アルファがくまからの手紙を捨てたりせず、普通に渡していれば、ボニーもおとなしく教会でくまの帰還を待ってたんじゃないかな。

くまからの手紙を破棄する意味どこにもなくて、ただのやつあたりっぽいし、のんだくれて自分から諜報部員であることをばらすとかやらかしがひどすぎる。
そんなんだから、子供の見張り程度の仕事しかもらえないんだよ。
そのうえ、その子供の見張りにも失敗し、結果として世界政府に損害を与えてるからなあ。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS147 大騒ぎ)
やっぱり虎丸ちゃんは坂本さん推しを続けた方が良いと思うよ。

『アンデッドアンラック』(No.187 魂再生)
別記事(魂が示すところ)になりました。

『逃げ上手の若君』(第137話 くじ1338)
別記事になりました。

『アスミカケル』(Round25 格闘家)
二兎との対戦が決まった黒沼さんが、おじいちゃんに明日見流の話をききにいったとこが、なんか好きだなあ、と思った。
おじいちゃんにはそれを語ることで孫が不利になるということがわからない。
黒沼さんはそれをわかっているし、卑怯なことだという感覚も持ち合わせている。
崖っぷちからの一発逆転を狙う格闘家が、ルール違反以外ならなんでもやる、という覚悟をみせている。

一方、二兎はまだ学生で、だけど相手が背負ってるものの重さを感じ取れないほど子供というわけでもなくて、それでも勝ちたいという思いは譲らないんだろうなあ。

そういう背負うものが全然違ってるけど、譲れないものの根本は同じで、リングの中では皆平等みたいなところが、格闘技って感じだ。

ところで、チヒロは娘を野放しにしすぎじゃない?
あっちこっちで敵をつくりまくり。
チヒロはおおざっぱすぎる性格だけど、そこそこ愛嬌があるし義理堅いところもあるから、ビジネスもそれなりにやれてるんだろうけど、オコメちゃんはこのままだと大変なことになりそうよ。

『ツーオンアイス』(第12話 恋愛じゃないと思う)
綺更と物理的に距離が近くなって隼馬が大変なことに!

「これじゃ普通の男子みたいですごい嫌…」って、綺更は言い過ぎだと思うけど、考えてみれば中学生女子としてはめっちゃ普通って感じもするんだよね。
要するに、普通の男子と普通の女子が、普通じゃない距離まで接近したら、普通にこういうことになるよね、という。

なるほど~。夏夜と夏日は兄妹だからそこらへんの問題が発生しなかったのね。

別れたばっかりのカップルが、ペアを続けてるって、確かに気まずい!
彼女側はあんまり気にしてなさそうだけど、元彼が気の毒すぎて笑ってしまった(←笑い事じゃないんだが)。