『逃げ上手の若君』(第135話 兵糧1338) 感想
進軍速度が落ちている顕家軍。
斯波の兵糧削りの策を関東足利軍が引き継いでいるせいか。
「一日進軍が遅れても兵糧の浪費は甚大だよ」ってのは、なるほどなあ、と。
というわけで近くの荘園で倉の米の半分を借りる契約を取り付けにいったら、相手が欲をかいて秕さんを貸せ、とか言い出すから破談に。
秕さんが「兵糧のためなら喜んで 乱世ゆえ慣れております」って、本当になんでもないことってテンションで言ってるの怖いんだけど、まあ、そういうものなんだろう。
時行の山分け相談ができる雫と亜也子は、別格な存在なんだろうな。
これを弧次郎が止めた理由が、時行が激怒するから、だったんだけど、そういうのがなかったら目をつぶってたんだろうか。
ここで結城の登場か……。
北条滅亡時の記憶があるから、略奪への拒否感が強い時行。
でも、武士たちを飢えさせるわけにもいかないし……。
「我らは所詮 野蛮な東夷 大将軍のためどんな汚れ役も引き受けます」
顕家のために、顕家がやれないけど、やらなければならないことを、結城は引き受けているのか。
自分たちのことを野蛮と言ってるけど、顕家の事情をくみ取って立ち回っている。
かなりクレバーだし、なにより顕家に対する忠誠心がすごい。
でも、顕家はその忠誠を喜んで受け取るほど非情にはなれないんだな。
髪をおろして、化粧を落として、鎧も脱いで、薄い着物一枚の顕家が美しすぎる。
めっちゃ儚い。
自信満々で居丈高な顕家だけど、もう疲れ切ってるんだろうな。
これ全部、顕家に無茶を押しつけてる後醍醐天皇が悪いよ!
斯波の兵糧削りの策を関東足利軍が引き継いでいるせいか。
「一日進軍が遅れても兵糧の浪費は甚大だよ」ってのは、なるほどなあ、と。
というわけで近くの荘園で倉の米の半分を借りる契約を取り付けにいったら、相手が欲をかいて秕さんを貸せ、とか言い出すから破談に。
秕さんが「兵糧のためなら喜んで 乱世ゆえ慣れております」って、本当になんでもないことってテンションで言ってるの怖いんだけど、まあ、そういうものなんだろう。
時行の山分け相談ができる雫と亜也子は、別格な存在なんだろうな。
これを弧次郎が止めた理由が、時行が激怒するから、だったんだけど、そういうのがなかったら目をつぶってたんだろうか。
ここで結城の登場か……。
北条滅亡時の記憶があるから、略奪への拒否感が強い時行。
でも、武士たちを飢えさせるわけにもいかないし……。
「我らは所詮 野蛮な東夷 大将軍のためどんな汚れ役も引き受けます」
顕家のために、顕家がやれないけど、やらなければならないことを、結城は引き受けているのか。
自分たちのことを野蛮と言ってるけど、顕家の事情をくみ取って立ち回っている。
かなりクレバーだし、なにより顕家に対する忠誠心がすごい。
でも、顕家はその忠誠を喜んで受け取るほど非情にはなれないんだな。
髪をおろして、化粧を落として、鎧も脱いで、薄い着物一枚の顕家が美しすぎる。
めっちゃ儚い。
自信満々で居丈高な顕家だけど、もう疲れ切ってるんだろうな。
これ全部、顕家に無茶を押しつけてる後醍醐天皇が悪いよ!