『アンデッドアンラック』(No.236 心) 感想(不死たちと不運)
センターカラー絵が光に向かって歩くアンディと風子ちゃんの後ろ姿で、これだけでも泣けてしまうんですが……。
キレまくってる「ソウル」。
怒りの矛先は「ルナ」か……。
この世界にあるものすべては「ルナ」と「サン」がつくったものだから、「ルナ」は当然それを知っている、という考えなんだろう。
でも、「答えろッ!! ルナ!!」って言われても、答えようがない「ルナ」。
あんなスクリーントーンをふわっと切り抜いたような口だけでも、なんとなく表情がつかめるのおもしろいな。
「ソウル」のコアめがけて突撃するアンディと風子ちゃん。
対して「ソウル」は世界中のUMAを取り込みはじめた。
「シール」くんがやったことの上位版みたいな感じ?
でも「ソウル」自身もダメージくらってるみたいだから、やっぱりかなり無茶してるんだろうな。
もうなりふり構わず、UMAのトップとして人間に負けるわけにはいかない、という意地だけで動いているような。
取り込まれるのを拒否できたクロちゃんすごい!
「サン」を倒せば、今ある世界はそのままにUMAとアーティファクトは消え、否定能力者たちの能力も失われる。
「サン」と「ルナ」の両方を倒す必要があるのかと思ってたんだけど、そうか、「ルナ」は人間が勝つ、にベットしてたからそういうことになるのか。
否定能力とアーティファクトの機能の両方が揃ってるから生きてられてるフィルくんはどうなるの?
ニコが新しいボディをつくってくれるのかな。
ところで汗ダラダラの「ルナ」の絵がおもしろすぎですね。
自分が賭けに勝ちそうなのにめっちゃ焦ってる。
なにこれこんなの知らない、って感じなのかな。
理解できない形で勝てても、どう対応していいのかわからないのか?
それとも、「サン」が倒されるのなら自分の身も危うい、という危機感が芽生えてきた?
絶対的なゲームマスターだった「ルナ」にとって、認識できない力とルールによってゲームを終わらせられてしまう、というのはそれだけで恐怖なのかもしれない。
すべてのUMAが消え去る、という話をきいて、クロちゃんをみるアンディと風子ちゃん。
ここで、気にすんな、って感じの顔してるクロちゃんがとても良い!
「あなたの記憶は…愛は跡形もなく消え去……」って、最後まで言わせてもらえない「ルナ」に笑う。
いやもう、話きくきないよね、アンディと風子ちゃん。
そりゃそうだよ。
「…なっ… 話を何故聞かな」って言う言葉をまた遮られるのもおもしろい。
てか、今回の「ルナ」の顔がことごとくおもしろい。
「確かに憎しみは有限だ」
ジュイスさんを失ったヴィクトルの憎しみをもってしても「サン」は倒せなかった。
「愛は無限だ」
だから、今回のループでは「リベリオン」が登場してないのか。
いやもう、ここまでド直球に「愛は無限だ」って言い切っちゃうのって、なかなかみないよね。
そして、それが変に浮くことがない、というか。
そうだそうだ! もっと言ったれ! ってなる。
「最初はからかってやるつもりだったんだ!!」
これスプリング編の時にも出てたな。
あの時は風子ちゃんに届かなかった(というか声に出さなかった)けど、ようやく届いた。
「忘れられなきゃ人は死なねぇ!!」
これはオータム編で出た言葉だ。
「お前がオレを忘れる それこそが オレの死だ!!」
これまでのアンディと風子ちゃんの回想がどんどん遡っていって、ここにたどりつくの本当にすごい!
アンディが死ぬほど求めてきた「死」。
この物語はそこからはじまった。
それが、忘れなければ人は死なないにつながり、さらに風子ちゃんに忘れられることが自分の死なんだ、という見事なリンク!
「俺達は不死だ!!」
アンディがついに死ねる、というところから、さらに、風子ちゃんに思い出してもらえれば、否定者のみんなは「不死」になれる、というところまでつなげるのすごくない?
前回の、否定者の全員が主人公! がさらに発展して、全員が「不死」になっちゃうんだよ!
だから「アンデッドアンラック」は否定者全員の物語になるんだよ!
本当にここまでド直球にすべての登場人物が主人公を主張する物語はじめてみた。
いやいやもう、本当にすごいよ、このマンガ! ってなったんだけど、実のところ今回、読みながらボロボロ泣いてた。
ああ、終わってしまう……って思って。
終わるのか……アンデラ……。
キレまくってる「ソウル」。
怒りの矛先は「ルナ」か……。
この世界にあるものすべては「ルナ」と「サン」がつくったものだから、「ルナ」は当然それを知っている、という考えなんだろう。
でも、「答えろッ!! ルナ!!」って言われても、答えようがない「ルナ」。
あんなスクリーントーンをふわっと切り抜いたような口だけでも、なんとなく表情がつかめるのおもしろいな。
「ソウル」のコアめがけて突撃するアンディと風子ちゃん。
対して「ソウル」は世界中のUMAを取り込みはじめた。
「シール」くんがやったことの上位版みたいな感じ?
でも「ソウル」自身もダメージくらってるみたいだから、やっぱりかなり無茶してるんだろうな。
もうなりふり構わず、UMAのトップとして人間に負けるわけにはいかない、という意地だけで動いているような。
取り込まれるのを拒否できたクロちゃんすごい!
「サン」を倒せば、今ある世界はそのままにUMAとアーティファクトは消え、否定能力者たちの能力も失われる。
「サン」と「ルナ」の両方を倒す必要があるのかと思ってたんだけど、そうか、「ルナ」は人間が勝つ、にベットしてたからそういうことになるのか。
否定能力とアーティファクトの機能の両方が揃ってるから生きてられてるフィルくんはどうなるの?
ニコが新しいボディをつくってくれるのかな。
ところで汗ダラダラの「ルナ」の絵がおもしろすぎですね。
自分が賭けに勝ちそうなのにめっちゃ焦ってる。
なにこれこんなの知らない、って感じなのかな。
理解できない形で勝てても、どう対応していいのかわからないのか?
それとも、「サン」が倒されるのなら自分の身も危うい、という危機感が芽生えてきた?
絶対的なゲームマスターだった「ルナ」にとって、認識できない力とルールによってゲームを終わらせられてしまう、というのはそれだけで恐怖なのかもしれない。
すべてのUMAが消え去る、という話をきいて、クロちゃんをみるアンディと風子ちゃん。
ここで、気にすんな、って感じの顔してるクロちゃんがとても良い!
「あなたの記憶は…愛は跡形もなく消え去……」って、最後まで言わせてもらえない「ルナ」に笑う。
いやもう、話きくきないよね、アンディと風子ちゃん。
そりゃそうだよ。
「…なっ… 話を何故聞かな」って言う言葉をまた遮られるのもおもしろい。
てか、今回の「ルナ」の顔がことごとくおもしろい。
「確かに憎しみは有限だ」
ジュイスさんを失ったヴィクトルの憎しみをもってしても「サン」は倒せなかった。
「愛は無限だ」
だから、今回のループでは「リベリオン」が登場してないのか。
いやもう、ここまでド直球に「愛は無限だ」って言い切っちゃうのって、なかなかみないよね。
そして、それが変に浮くことがない、というか。
そうだそうだ! もっと言ったれ! ってなる。
「最初はからかってやるつもりだったんだ!!」
これスプリング編の時にも出てたな。
あの時は風子ちゃんに届かなかった(というか声に出さなかった)けど、ようやく届いた。
「忘れられなきゃ人は死なねぇ!!」
これはオータム編で出た言葉だ。
「お前がオレを忘れる それこそが オレの死だ!!」
これまでのアンディと風子ちゃんの回想がどんどん遡っていって、ここにたどりつくの本当にすごい!
アンディが死ぬほど求めてきた「死」。
この物語はそこからはじまった。
それが、忘れなければ人は死なないにつながり、さらに風子ちゃんに忘れられることが自分の死なんだ、という見事なリンク!
「俺達は不死だ!!」
アンディがついに死ねる、というところから、さらに、風子ちゃんに思い出してもらえれば、否定者のみんなは「不死」になれる、というところまでつなげるのすごくない?
前回の、否定者の全員が主人公! がさらに発展して、全員が「不死」になっちゃうんだよ!
だから「アンデッドアンラック」は否定者全員の物語になるんだよ!
本当にここまでド直球にすべての登場人物が主人公を主張する物語はじめてみた。
いやいやもう、本当にすごいよ、このマンガ! ってなったんだけど、実のところ今回、読みながらボロボロ泣いてた。
ああ、終わってしまう……って思って。
終わるのか……アンデラ……。