『週刊少年ジャンプ』2025年01号 感想

『ジャンプ』的に年度が切り替わりましたね。
背表紙のロゴの色とか、巻末コメントのレイアウトとか、毎年、変更点を確認するのが、密かな楽しみです。

アンケートの景品が、クッションorトートバッグからマグカップor図書カードに変更されたのはちょっとだけショックだった。
クッションが欲しかったのに(←毎週だしてるのに一度も当たったことがない)。

『カグラバチ』(第59話 暗転)
先週、双城がお風呂に入ってるだけの話になってたけど、何事もなかったかのようにド修羅場に戻ってきた。

座村さんの裏切りと漆羽さんの死を知り動揺しまくりなチヒロくん。
そりゃそうなるよね。
頭の整理が追い付かなくて、疑問があちこちに飛びまくり途切れまくるところが、生々しいというか、痛々しいというか。

で、ようやく絞り出せた質問が「父さんを殺した…ッ 毘灼に……!! 妖刀を握らせて……良い理由って何なんですか……!!」という。
チヒロくんにとって一番重要なことは、毘灼が父親を殺した、ってことなんだよね、結局のところ。
座村さん、ちょっとリアクションに困ってる感じだな。
一番痛いとこを突かれた?
「淵天」の方に話題をそらしたようにみえるが。

怒って我を忘れているチヒロくんと、歴戦の強者・座村さんではやっぱり戦いにならない。
座村さんにその気があれば、チヒロくんなんて簡単に斬り殺される。
そこに乱入してきたのが柴さん。
もうちょっと早く来てください……。

過去の六平パパと契約者たちの罪とやらを柴さんも知ってるっぽい。
てか、「俺たちの罪」って言ってるから、おそらく柴さんも共犯者だな。

座村さん、毘灼との協定で、毘灼の構成員全員+神奈備の内通者の個人情報を握ってた。
つまり、毘灼が協定を破った時は毘灼の構成員を全滅させるぞ、という抑止力は握っているのか。
「梟」をみせられた後では、それも可能なんだろうな、という納得しかない。

てか、毘灼の構成員10名って意外とこじんまりしてるな。
数が必要な時はチンピラを集めれば良いだけなんだろうけど。
この世界、チンピラはいくらでも湧いてくるよね。

幽はチヒロくんが死んだと断定してたけど、しっかり生きてた。
座村さんと柴さんが偽装したんだろうけど。
座村さんが殺したいのは、罪とやらに関わった契約者だけで、契約者だけど関わりはないチヒロくんは対象外なのか。
それとも、六平さんの息子をどうしても殺せなかったのか……。

『逃げ上手の若君』(第183話 老い1340)
別記事になりました。

『僕とロボコ』(第212話 アンデラとロボコ)
一話まるまるアンデラパロだった。豪快すぎだった。
宮崎先生! ありがとうございます!

「不公平」や「不可触」のクソデカフォントのコマの構図がしっかり原作準拠ですごいし、「不真実」のとこのロボコの表情がめちゃくちゃ良い!
あげくに「UNPONTAN」とかいう、アンデラオタクしか知らなそうな佳原さん考案ネタまで出てきて、宮崎先生、アンデラ好きすぎじゃない?
そして、見開きの「UNDONUT」ネタで締めるという、アンデラ好きが期待してるものを全部出してくれた感がすばらしいです。
宮崎先生! ありがとうございます!

巻末コメントで宮崎先生と戸塚先生が仲良しさんだった。

『アンデッドアンラック』(No.233 Easter egg)
別記事(儚くて危険な器)になりました。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS192 本音)
シンの「何も違わねぇよ だから困ってんだバカ」って言葉が、あまりにも悲痛かつ切実でグワァってなった。
心の底からなりたいものがあって、でも自分にはなれないという絶望が伝わってきてツライ。

ところでトーレスは買った馬券が当たるかどうか占ってもらうためにこんなとこ来たの?
馬券を買う前にレース結果を占ってもらった方が良くない?