『週刊少年ジャンプ』2025年27号 感想

『逃げ上手の若君』(第205話 パージ1351)
別記事になりました。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS215 死屍累々)
本当に死屍累々でホラーマンガになってるんですが。

『カグラバチ』(第81話 主力)
家族を人質にとられ、妖術の種子を埋め込まれ、人間爆弾になった職員が全体の約一割、って神奈備ちょっとやられすぎ!

指示に従ったところで人質を無事解放してもらえるって信じられるの? とは思うけど、妖術的に約束を破らないという制約をつけられるんだろうね。
いくらなんでもそういうのなしにそれだけの数が言いなりになるとは思えないというか、思いたくないというか。

味方を名乗る人たちが一割の確率で敵。
さらに変装というか擬態というかをみたばかり。
その状況で死んだはずの漆羽さんが現れたんだから、そりゃあ、本物かどうかを疑うよね。

ここで「“ムカデ”だ」と言う漆羽さん。
ハクリくんが確実に知ってる、ということを知ってることが本物の証明になる、というのがめっちゃ賢いな!
さらに居合白禊流を使える、ということが何よりも本物の漆羽さんという証明になる。

漆羽さんは生きてるんだろうな、とは思ってたけど、ここにいたのか。
てか、その情報を知ってる人が裏切り者じゃなくてよかったね。

ずっと、自分は主力だ、と自分に言い聞かせ、めっちゃ怖いのに誰にも頼れず緊張し続けてたハクリくんが涙ドバーッて流すの見て、がんばったね~、って思った。

『超巡!超条先輩』(第64話 忘れ得ぬ巡査長)
他人の思考を読める超条先輩だけど、本人が真実だと思い込んでただけの場合、それを真実と誤認してしまうことになる。
先代は、他人の思考と自分の思考の区別がつかなくなって、自分を失う不安に押しつぶされたけれど、また別の落とし穴もあるんだな。

超条先輩は警視をかばったわけではなく、本心から自分がミスってそれに警視を巻き込んでしまった、と思ってそう。
そしてそれを警視も理解してそう。
それでも、超条先輩にすべてを負わせのは間違ってると信じるから、警視は贖う方法を模索し続けてる。

超条先輩も警視もあがき続けてるんだな。

市民たちがやたら超条先輩に対して警戒心をもつの、根拠なき不安ではなかった……。