『暗殺教室』第135話 過去の時間・2時間目 感想、もしくは、超理論を理解し超壁ドンをきめてみせる超イケメン

柳沢の研究テーマは「反物質」。
それを人間の体内で生成しようというもの。
そういえば、前に「反物質臓」とかいう言葉がでてきたね。

実験台として「死神」が選ばれたのは、健康体だし、なみの人間より頑丈そうだし、死んでも誰も怒らないからか。
周囲の研究員たちも、人間を1000人以上も殺している「死神」なら、多少、非人道的なことをしても良心の呵責が少なくてすむ、ていうのもあるかもね。

「死神」は拘束台の上にあっても柳沢を殺せるらしいし、殺傷能力が高すぎるよ。


ところで、雪村先生と柳沢の関係は「婚約者」で正しかったらしい。
雪村先生が「お見合い相手」と称しているあたりが、恋愛感情ゼロっぷりを示しているが、有名バイオ企業の御曹司とあろうものが、下請け会社の娘を権力で縛りあげようというのは、なんともみみっちい。

家族を守るために、昼夜の激務に耐え、イヤな男の言うことに従ってるとか、茅野ちゃんがこのことを知ったらどう思うか。


結局のところ、殺せんせーの誕生は、柳沢の成果だけではなく「死神」の成果でもあったらしい。
殺せんせー2号的なものが出てこないのは、そのせいか?
いや、実験をコントロールした結果、自分があんなファンシーな生物になるとは、思いもよらなかっただろうなあ。

「生きている限り反物質の生成を続ける」ということは、殺せんせーの中で、今も反物質が作られ続けているということ。
では、殺せんせーが3月に地球を爆破する、というのは、殺せんせーの意志とは関係なく、殺せんせーの中の反物質が爆発してしまう、ってことなのか?

もしそうだとしたら、地球を滅ぼすのは殺せんせーじゃなくって柳沢じゃないか。


そして、「死神」のなんとゆー強烈な「壁ドン」。
うんうん。やっぱり、壁ドンはイケメンがやると様になるよねえ(笑)。

あれ、確実に、雪村先生が怒鳴られてることに対して、いらっとしてやったよね。
自分がどれだけひどい仕打ちを受けてても、笑みを浮かべて耐えてる人が、雪村先生が手荒い扱いを受けることには耐えられなかった。
なんかもうにやにやしてしまった。


そういえば、アニメの『暗殺教室』を観てて思ったんだが、「死神」は殺せんせー役の福山潤さんの十八番キャラの系統のような気がする。
アニメがどこまで続くのかは不明だけど、「死神」の声も聴いてみたいものだ。

それと、アニメのアフレコの打ち上に参加してる松井せんせーの写真がTwitterで流れてたんだが、めっちゃ楽しそうだったなあ。