『暗殺教室』第166話 困惑の時間、もしくは、怪物と過ごす日常という異常
センターカラーで全員集合。
これは卒業アルバム(公式)用の集合写真かな?
偽律ちゃんもちゃんと入ってるんだな……てか、律ちゃん、卒業アルバムに印刷される名前はどうなるの?
「自律思考固定砲台」って名前で卒業アルバムに載るのか? 「偽律ちゃんの名字」+「律」になるのか?
名前を名乗らせてもらえない司令官さんかわいそう。
最後には、烏間先生に握りつぶされているし。
理事長先生は今回の計画を知らなかったのか。
自分の学園のことなのに知らされていなかったとは、さすがに怒るだろう。
でも、国からさんざんお金を巻き上げてるわけだし、被害者とも言い難い。
ということは、バレンタインデーに旧校舎を訪れたのは、お別れのあいさつというわけではなく、単純に、殺せんせーと契約更新の話をしたかったのか。
理事長先生なら、うまいこと言い逃れするのは、確かに簡単そう。
でも、理事長先生は理事長先生なりに筋を通した。
殺せんせーを教師として認めたから雇い続けたのだと。
めっちゃ壊れてるし、とてつもなく迷惑な人なんだけど、自分の中にしっかりとした価値基準を持っていて、自分にとって大事なものに対してはものすごく真摯な姿勢をみせるんだよね。そこらへんだけみると、とてもいい大人なんだけど。
そういえば、大人たちの中で殺せんせーを「殺せんせー」と呼んでるのは、理事長先生だけなんだよね。
烏間先生とイリーナ先生は「やつ」とか「タコ」とか呼んで、「殺せんせー」と呼ぶのを避けてる感じだし。
理事長先生にしてみれば、「殺せんせー」と呼ぶこと自体が、教師としての殺せんせーに敬意を示している、ということなんじゃないかな、と思ってみたり。
それにしても、理事長先生の洗脳スキル、最強すぎる……。
理事長先生が保身に走らなかったのは、最初の教え子との約束は違えない、ということもあったんだろうけど、どんな風評が流れても自分がダメージを受けることはない、というゆるぎない自信があるからなんだろうな。
E組の生徒たちは私服まで没収されて監禁状態。
いや、中学生相手に徹底してるなあ。
そして、世論は「E組の生徒たちがかわいそう」という方向になっていた。
まあ、表に出てる情報だけみればそうなるよなあ。
人間を傷つけることはないとはいえ、中学生にナイフやら銃やらを与えて、「怪物」を攻撃させてるんだから、「分別のつかない中学生」であり「何もわからない子供達」に、何やらせてんだよ、って話になるのは当然だろう。
殺せんせーがいないE組に居続けた方が、よっぽど深刻なトラウマが残ってたんじゃないの? と思うんだけどね。
E組のみんなからすれば、自分たちの考えと世間の考えが、あまりにもズレすぎていて呆然とするしかないんだろうが、それって、殺せんせーという存在の異常性が根本原因なんじゃないの? という気がしている。
子供たちは殺せんせーになじみすぎて、殺せんせーという異常が存在する日常、にどっぷり浸かってしまっている。
けれど、世間からみれば、月の一部を破壊し地球をも破壊するかもしれない怪物なんて、異常な存在としか受け止められない。
その異常な存在が中学生の教師をするという異常な事態を、「危険」としか判断できないのはやむを得ないだろう。
さて、おそらくはいろんな障害をぶっちぎって、生徒たちと話す機会を得た烏間先生。
どうやっても無理なんだと説明して、生徒たちの反抗する意欲を削ごうとしているようにみえて、しっかり生徒たちに情報を与えている。
さすがです。
烏間先生は今の地位を失うわけにはいかない。
失ったら、生徒たちもイリーナ先生も守れなくなる。
だから、現状、持っている地位を守れる範囲でできるだけのことをして、後は生徒たちの決断と行動に任せた。
苦労人だなあ、この人。
とりあえず生徒たちは、「3日位、頭を冷やして考えて」「5日目以降」に包囲網を突破する計画を立てるということになるのかな?
それしても、「死神(弟子)」を圧倒する強さをみせた烏間先生の3倍強いホウジョウって何者……。
「死神」とホウジョウの戦いをちょっとみてみたかったな。
一方、殺せんせーは旧校舎で卒業アルバムを作成していた。
殺せんせーの触手はインクジェットプリンタかよ。
「天の矛」が次に発動して、殺せんせーが消滅しても、この卒業アルバムは残るんだろうなあ。
殺せんせーは最期の時まで、生徒たちに何を渡してあげられるかだけを考えるんだろうなあ。
ラストのコマは何度みても泣きそうになる……。
これは卒業アルバム(公式)用の集合写真かな?
偽律ちゃんもちゃんと入ってるんだな……てか、律ちゃん、卒業アルバムに印刷される名前はどうなるの?
「自律思考固定砲台」って名前で卒業アルバムに載るのか? 「偽律ちゃんの名字」+「律」になるのか?
名前を名乗らせてもらえない司令官さんかわいそう。
最後には、烏間先生に握りつぶされているし。
理事長先生は今回の計画を知らなかったのか。
自分の学園のことなのに知らされていなかったとは、さすがに怒るだろう。
でも、国からさんざんお金を巻き上げてるわけだし、被害者とも言い難い。
ということは、バレンタインデーに旧校舎を訪れたのは、お別れのあいさつというわけではなく、単純に、殺せんせーと契約更新の話をしたかったのか。
理事長先生なら、うまいこと言い逃れするのは、確かに簡単そう。
でも、理事長先生は理事長先生なりに筋を通した。
殺せんせーを教師として認めたから雇い続けたのだと。
めっちゃ壊れてるし、とてつもなく迷惑な人なんだけど、自分の中にしっかりとした価値基準を持っていて、自分にとって大事なものに対してはものすごく真摯な姿勢をみせるんだよね。そこらへんだけみると、とてもいい大人なんだけど。
そういえば、大人たちの中で殺せんせーを「殺せんせー」と呼んでるのは、理事長先生だけなんだよね。
烏間先生とイリーナ先生は「やつ」とか「タコ」とか呼んで、「殺せんせー」と呼ぶのを避けてる感じだし。
理事長先生にしてみれば、「殺せんせー」と呼ぶこと自体が、教師としての殺せんせーに敬意を示している、ということなんじゃないかな、と思ってみたり。
それにしても、理事長先生の洗脳スキル、最強すぎる……。
理事長先生が保身に走らなかったのは、最初の教え子との約束は違えない、ということもあったんだろうけど、どんな風評が流れても自分がダメージを受けることはない、というゆるぎない自信があるからなんだろうな。
E組の生徒たちは私服まで没収されて監禁状態。
いや、中学生相手に徹底してるなあ。
そして、世論は「E組の生徒たちがかわいそう」という方向になっていた。
まあ、表に出てる情報だけみればそうなるよなあ。
人間を傷つけることはないとはいえ、中学生にナイフやら銃やらを与えて、「怪物」を攻撃させてるんだから、「分別のつかない中学生」であり「何もわからない子供達」に、何やらせてんだよ、って話になるのは当然だろう。
殺せんせーがいないE組に居続けた方が、よっぽど深刻なトラウマが残ってたんじゃないの? と思うんだけどね。
E組のみんなからすれば、自分たちの考えと世間の考えが、あまりにもズレすぎていて呆然とするしかないんだろうが、それって、殺せんせーという存在の異常性が根本原因なんじゃないの? という気がしている。
子供たちは殺せんせーになじみすぎて、殺せんせーという異常が存在する日常、にどっぷり浸かってしまっている。
けれど、世間からみれば、月の一部を破壊し地球をも破壊するかもしれない怪物なんて、異常な存在としか受け止められない。
その異常な存在が中学生の教師をするという異常な事態を、「危険」としか判断できないのはやむを得ないだろう。
さて、おそらくはいろんな障害をぶっちぎって、生徒たちと話す機会を得た烏間先生。
どうやっても無理なんだと説明して、生徒たちの反抗する意欲を削ごうとしているようにみえて、しっかり生徒たちに情報を与えている。
さすがです。
烏間先生は今の地位を失うわけにはいかない。
失ったら、生徒たちもイリーナ先生も守れなくなる。
だから、現状、持っている地位を守れる範囲でできるだけのことをして、後は生徒たちの決断と行動に任せた。
苦労人だなあ、この人。
とりあえず生徒たちは、「3日位、頭を冷やして考えて」「5日目以降」に包囲網を突破する計画を立てるということになるのかな?
それしても、「死神(弟子)」を圧倒する強さをみせた烏間先生の3倍強いホウジョウって何者……。
「死神」とホウジョウの戦いをちょっとみてみたかったな。
一方、殺せんせーは旧校舎で卒業アルバムを作成していた。
殺せんせーの触手はインクジェットプリンタかよ。
「天の矛」が次に発動して、殺せんせーが消滅しても、この卒業アルバムは残るんだろうなあ。
殺せんせーは最期の時まで、生徒たちに何を渡してあげられるかだけを考えるんだろうなあ。
ラストのコマは何度みても泣きそうになる……。