『アンデッドアンラック』(No.021 そこにいるなら何度だって) 感想
表紙はスポイル編ででてきた子供たちの行方について。 ユニオンが18歳までは教育ふくめて面倒みてくれるのか。 子供たちが一般社会に戻ることを選んだら、ユニオンに関係していた記憶は抹消されるらしいけど、そうしたら先生のことも忘れちゃうんだよね。それがイヤでユニオンに残ることを選択する子もいそう。 さて本編。スーツ姿のアンディがかっけえ! 左側だけ前髪を全部おろしてるのは、カードを隠すためか。 てか、なんであんな目立つ場所に挿してるんだろうね。自分では選べなかったのかな。 「セレブっぽい」と言われて、「ぽいかは聞いてねえよ。お前の好みかって話だ」と回答をせまるアンディが、いじわるだけどかっこよくて、しゅきぃいい!! ってなる。 不運ちゃん、嘘つくことになるから「好みじゃない」とは言えないし、でも「好み」とか言ったらまた迫られるので、何も言えないに違いない。まあ、何も言わなくても迫られるけど。 否定者やUMAやアーティファクトが出回る闇市か。 やっぱりこれらの存在は、裏社会では商品になっちゃうのね。 不運ちゃんがこういうマーケットに出品されちゃう可能性もあったんだろうな。 でも、不運ちゃんを買っても、使い道はあるのか? 殺したい相手に近づけさせて、不運ちゃんに触ってもらって事故死させれば完全犯罪になるけど、と思って、あれ? どっかでそんな話読んだ、と思ったら、かずはじめ先生の『Luck Stealer』だわ。 不運ちゃんの場合、相手を好きにならないといけない、という縛りがあるので、まあ無理だよね。 露出の多いドレスは、ほかの人に触られる可能性が高くなるからダメ、と主張する不運ちゃんに「俺の女として行くんだ。触らせねーよ。誰にもな」って言いきるアンディがオトコマエすぎる。 で、そこからの「俺といる時位、好きなもん着ろよ」だよ。これは惚れる。ちょろくなくても惚れる。 そのうえ、一度80点をつけた後で、背筋を伸ばしたら満点にするとことか、オトコマエすぎる。 あと、「胸苦しくねーか?」って、さりげにフォローまでしてくれる。 不運ちゃん、これくらい我慢できるから、とか思って黙ってたんだろうな。 とにかく、注文を出す、というのが苦手そうだよね、不運ちゃん。 トラックにはねられ、海に落とされ、サメに振り回されるアンディ……。 サメにブンブンされてるところ、右側のやつはお尻まるだしになって...