『週刊少年ジャンプ』2020年26号 感想

『チェンソーマン』(第71話 お風呂)
人気投票結果発表!
パワーちゃんがトップとは意外すぎるっ!
てか、デンジは主役なのに4位なのね。
あと、コベニちゃんがコベニちゃんの愛車より順位が低いってどういうことなの?

見開きカラーはなんちゃって学園物設定なのかな。
この中で現役の学生さんは吉田ヒロフミだけだけど。
ていうか、ちゃんと学校に行ったことがある人の方が少ないのでは?
11位だけど姫野先輩をアキの隣に配置してくれてありがとうございます。

これみてあらためて気づいたんだけど、このマンガ、一応バトルものになると思うんだけど、女性キャラめっちゃ多いよね。
トップ10の半分が女性キャラだよ。
性別不明のポチタとか、性別なしのコベニカーとかあるけど。

アキは片腕だけくっついたのか。
片腕しかないのに料理つくらされてるけど。
まあ、デンジに料理やらせていらいらする方がイヤなんだろうな。

アキは隻腕になったけど、天使ちゃんは無腕になっちゃったか。
そして、ビームくんと暴力は死に、コベニちゃんは公安を去った……なんかもう死屍累々だな。
ビームくん、やっぱりダメだったのか。地味にヘコむ。本当にいい子だったのに。

パワーちゃんは幼児退行しちゃった感じ?
デンジに介護されてるみたいになってるけど、デンジはよく面倒みてるな。
怒るわけでもなく、ちゃんと相手してあげてる。

あんなにマキマさんとの旅行のためにがんばってたのに、マキマさんからの旅行のお誘いを断ったデンジ。
アキに理由を訊かれた時に、洗濯物が描かれてるのよいよね。
旅行という「非日常」なイベントに胸躍らせていたのに、洗濯物がぶらさがってる「日常」を選択してしまったんだな。

マキマさんは、デンジの反応をうかがってる感じだよね。
今のデンジにとって、自分がどれくらいの存在か、パワーちゃんがどんな存在かを探ってる感じがする。

べったりくっつきながら食事して、一緒にお風呂に入って、からみあって寝る。
かなりエロいシチュエーションなのに、本当にエロくない。
パワーちゃんの表情がやたら幼いのもあるんだろうけど、デンジがパワーちゃんのこと、手のかかる子供みたいな扱いしてるからだろうな。

いろいろ無理難題ふっかけられてるのに、パワーちゃんを見捨てられないデンジ。
育った環境がアレだったから、発想がいろいろアレになっちゃってるんだけど、基本的にはすがってくる相手を邪険にできないやさしい子なんだよね。

知らない幸せを選択したデンジ。
闇の悪魔を知ってしまったために、ひとりで生きていけなくなってしまったパワーちゃん。
知らない幸せをすすめていたにもかかわらず、結局、マキマさんを知りすぎて殺されてしまったクァンシ様。
見て見ぬふりができなくて反旗をひるがえす準備をしてみたものの、結局、目をふさぐことしかできなかった師匠。

この大惨事の中、無傷で生き残った吉田ヒロフミすごいな。

『ハイキュー!!』(第395話 幸運な我ら・2)
天童、なぜかボーズ頭になってる。
そして、あいかわらずウシワカと天童は仲良しさんだな。
「元気? 寝てた? 起きてた?」ってあいさつがめっちゃ天童っぽいって思った。

子供に「バレーはつまらない」と言われてヘコんでたウシワカが、強くなればいいだけだよ、と言われて、「俺に不可能な事じゃなくてよかった」と答えるの、これまためっちゃウシワカっぽい。
良くも悪くもまっすぐだよね、この人。

岩ちゃんは選手をサポートする側の人になったか。
岩ちゃんだったら、コーチとかめっちゃ向きそうな気がするんだけど、トレーナーもまた向いてそう。
大王様というめんどくさい人と、真っ向からつきあい続けた人だからね。
高校時代にあれだけライバル心むき出しで対応していた相手に、普通に気軽に話しているのも岩ちゃんらしい。
あいかわらず、擬音が残念だけど。

日本に置いていった息子が、自分が教えたバレーボールを続けてくれてて、日本代表になってるって、うれしいだろうな。

『アクタージュ』(screen114.役者冥利・2)
アニメ化より先に舞台化か。
まあ、2年後の話なんでその間にアニメ化くる可能性もあるけど。

黒山さんの映画を観るのに緊張している夜凪ちゃんに、「なんでお前が緊張してんだよ」って黒山さんは言ったけど、これって、緊張するのは俺だろ、ってことなんだろうな。
黒山さんは映画監督として、女優である夜凪ちゃんに気に入られたい。
自分の映画をみせるっていうのは、つまり女優の夜凪ちゃんを口説こうとしているんだ。
だから、口説けなかったらどうしよう、って緊張している。
そして、夜凪ちゃんの答えは「この役者さん幸せだと思う」だった。
これはもうパーフェクトなお返事といっていいんじゃない?
「…はぁ、そうか…」ってのは、緊張が解けて、ほっとして出た言葉なんだろうな。

「いつ、私で撮ってくれるの?」とまで言われて、実はこの時の黒山さん、内心、有頂天だったんじゃないかな、って思って笑った。
いやもう、絶対にうっきうきだったよ。

『呪術廻戦』(第108話 渋谷事変・26)
別記事(0割からの反撃)になりました。

『アンデッドアンラック』(No.018 Return)
別記事になりました。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』(208 ゆらぎ荘のコガラシさん)
『ぼくたちは勉強ができない』はマルチエンディング方式になったけど、こちらはもしかしてハーレムエンドに向かってるんだろうか? でも、そういうのコガラシくんっぽくない気がする、と思ってたんだけど、ここんとこの展開は、ハーレムエンドに向かってるんではなく、女の子たちが納得してあきらめるためのものだったんだな。
みんなが納得して、自分の恋心と折り合いをつけて、わだかまりなく、コガラシくんと幽奈さんを祝福できるように。
って思って、ミウラ先生、めっちゃやさしい人だな、って思った。
正直、ラブコメってのは、どうしても恋心をあきらめなきゃいけない子がでてくるのがつらいから。
女の子たちみんなに、納得できる時間を与えてくれてありがとう、って思う。