『アンデッドアンラック』(No.043 DEADLINE) 感想(約束の日)
センターカラーは、風子ちゃんを中心に、アンディと隊長とヴィクトル。
同一人物が3パターンもあるのおもしろい。
そして、隊長からアンディに移行するのって、いまだに、どうしてそうなった! 感がある。
安野先生のとこにやっぱりリップたちが来たか。
あんな目立つ目印あったらそりゃ来るよね。
安野先生はオータムの爪をひっこめるわけにはいかないはずだけど、どうやって戦うのかな。
元々、持ってる否定者の能力があるはずだから、完全な丸腰ではないだろうけど。
まだアーティファクトを隠し持ってる可能性もあるし。
アンディの本の中の世界で何があっても、やっぱり現実は変わらないのね。
でも、ifの世界で過ごした時間は、アンディの記憶に残る。風子ちゃんの記憶にも残る。
そして、当然のごとくヴィクトルの記憶にも残っちゃう……ということで、ヴィクトルが現れた!
ヴィクトル、ユニオンの制服を着てるんだな。
ぴっちぴちだけど(笑)。
ロンギングで風子ちゃんのことを「大した女だ」って言ってたので、風子ちゃんのことを認めてくれてるのかと思ったら、殺意ましましだったよ。
アンディの意識が強くあるかぎり、自分が表に出られないので、風子ちゃんを殺して弱ったところを乗っ取ろう作戦か。
これ、ジュイスさんが知ったら激怒案件じゃない?
本の中で死ぬと章スキップする仕様か。
こういうことなんで知ってるの?
以前のループでもオータムと戦って、本の世界に入り込んだ前例があるのかな。
てか、本の中とはいえ、風子ちゃんを殺しまくりとか、間違いなくアンディ激怒案件。
殺され続け、2020年8月1日の新宿まで飛ばされた風子ちゃん。
現実の風子ちゃんは、死ぬしかない、と思い込んでここに来ていたけど、今は「私はまだ死ねない…!! 死ぬわけにはいかない…!!」ってなってるの感慨深い。
でも「私まだ…あなたに何も返してない!!」はアンディがきいたら、そんなわけねーだろ、って言いそうだよ。
見開きの「死閃(デッドライン)」がすごいな。
黒い線(実際は赤い線なんだろうな)が弧を描いて、ビルを斬る絵がなんかめっちゃきれいだ。
爪の間からウォーターカッターみたいに血を噴き出させてるっぽいけど、威力がこわすぎる。
これは「戦神」と呼ばれるのも当然。
「不死」の能力の拡張でここまでできるとは。
ロンギングでユニオンと戦った時は、めっちゃ手加減してたんだな。
ていうか、これだけの戦力があっても、ユニオンは負け続けてたのか……。
だからジュイスさんは、これまでになかった一手として風子ちゃんに期待してるのかも。
「待っていろジュイス…」
ヴィクトルはまだジュイスさんのために戦おうとしているんだな。
そのジュイスさんは、アンディと風子ちゃんをもっと仲良くさせようとしてるんだけど。
ヴィクトルとジュイスさんの気持ちすれ違いすぎでは?
ジュイスさんはヴィクトルを「正義も大志もない者」と評した。
ヴィクトルは長く生き過ぎて、正義も大志もすでに無価値になり、今の彼にあるのはジュイスさんに対する執着だけなのかもしれない。
それは案外、ビリー様と同じかも。
正義も大志も無価値になるほどタチアナちゃんが大事……だったりしないかな。
しかし、ヴィクトルがジュイスさんをあきらめていないのに、ジュイスさんは今の仲間に満足し、ヴィクトルが戻ってこなくてもしかたない。アンディと風子ちゃんに仲良くなって欲しい、というスタンスなんだよね。
そう考えると、ヴィクトルが不憫すぎる。
風子ちゃんをしっかり守って、新技までひっさげてアンディ登場! が、かっこよすぎる!
アンディと風子ちゃんのほっぺがくっついちゃってるんだけど、これ、アンディが風子ちゃんの帽子に手を置いて、自分に押し付けてるようにみえる。
ヴィクトルに殺され続けて、めっちゃ怖かっただろうに、気丈にアンディを探し求めていた風子ちゃんが号泣してる。
緊張感から解き放たれて、自分が知ってるアンディの姿に安心して、一気に感情が決壊しちゃったんだろうな。
アンディが上裸なのは、風子ちゃんがそう言ったから、みつけてもらいやすくするためにあえて脱いでたのか、それともこれがデフォルトになってるのか……。
現実のアンディは、自分が「不死」であるということに気づくのに時間がかかっただろうし、自分が何者であるかを知りたい、死にたい、という漠然とした目的だけを抱いて、世界を放浪してたんだろう。
だから、倒したい敵も特になく、気まぐれにブラックオークションを潰せる程度の強さがあれば十分だったし、なにしろ身を守る必要がないから、強くなりたい、という気持ちが薄かったんだろうな。
でも、このアンディは「不死」である自分を知っていて、風子ちゃんと出会う144年後のために、研鑽を重ねてきたアンディなんだ。
風子ちゃんに会うために、風子ちゃんを守るために、144年を費やしてきたアンディ。
そりゃあ、めっちゃ強くなってて当然だ。
ヴィクトルが生きてきた何万年だか何十万年だかわからない時間には及ばないけど。
ヴィクトルがジュイスさんにかける想いは、アンディが風子ちゃんにかける想いと同等かもしれないけど。
今はまだヴィクトルの方がずっとずっと強いかもしれないけど。
風子ちゃんに触れることができたアンディは、ヴィクトルにだって勝てそうな気がするよ。
前回のラストで、風子ちゃんが再会を約束した時、でもこれは現実のアンディと風子ちゃんの出会いのシーンにはつながらないんだよね、って思ってたんだけど、まさかこんな形で、本の中での再会がかなうとは……。
つまりあれは、ロマンチックな妄想ではなく、ちゃんとした伏線だったんだな。
これはもうほんとに思いつかない展開だった。
前回までは、風子ちゃんはどんどん過去にさかのぼっていくだけで、まさか2020年に引き戻されるとは思ってなかったからなあ。
てか、2020年8月1日に風子ちゃんからキスするって約束したよね!
したよね!
いやあ、ヴィクトルからアンディが分離(?)した時の話になると思い込んでたけど、まさかのアンディVSヴィクトル。
現実ではあり得ない夢の対決がみられるとは。
ヴィクトルにしてみれば、自分の分身が風子ちゃんといちゃいちゃしてる姿なんて、みたくもないだろうな、と思うとめちゃめちゃ不憫だ。
同一人物が3パターンもあるのおもしろい。
そして、隊長からアンディに移行するのって、いまだに、どうしてそうなった! 感がある。
安野先生のとこにやっぱりリップたちが来たか。
あんな目立つ目印あったらそりゃ来るよね。
安野先生はオータムの爪をひっこめるわけにはいかないはずだけど、どうやって戦うのかな。
元々、持ってる否定者の能力があるはずだから、完全な丸腰ではないだろうけど。
まだアーティファクトを隠し持ってる可能性もあるし。
アンディの本の中の世界で何があっても、やっぱり現実は変わらないのね。
でも、ifの世界で過ごした時間は、アンディの記憶に残る。風子ちゃんの記憶にも残る。
そして、当然のごとくヴィクトルの記憶にも残っちゃう……ということで、ヴィクトルが現れた!
ヴィクトル、ユニオンの制服を着てるんだな。
ぴっちぴちだけど(笑)。
ロンギングで風子ちゃんのことを「大した女だ」って言ってたので、風子ちゃんのことを認めてくれてるのかと思ったら、殺意ましましだったよ。
アンディの意識が強くあるかぎり、自分が表に出られないので、風子ちゃんを殺して弱ったところを乗っ取ろう作戦か。
これ、ジュイスさんが知ったら激怒案件じゃない?
本の中で死ぬと章スキップする仕様か。
こういうことなんで知ってるの?
以前のループでもオータムと戦って、本の世界に入り込んだ前例があるのかな。
てか、本の中とはいえ、風子ちゃんを殺しまくりとか、間違いなくアンディ激怒案件。
殺され続け、2020年8月1日の新宿まで飛ばされた風子ちゃん。
現実の風子ちゃんは、死ぬしかない、と思い込んでここに来ていたけど、今は「私はまだ死ねない…!! 死ぬわけにはいかない…!!」ってなってるの感慨深い。
でも「私まだ…あなたに何も返してない!!」はアンディがきいたら、そんなわけねーだろ、って言いそうだよ。
見開きの「死閃(デッドライン)」がすごいな。
黒い線(実際は赤い線なんだろうな)が弧を描いて、ビルを斬る絵がなんかめっちゃきれいだ。
爪の間からウォーターカッターみたいに血を噴き出させてるっぽいけど、威力がこわすぎる。
これは「戦神」と呼ばれるのも当然。
「不死」の能力の拡張でここまでできるとは。
ロンギングでユニオンと戦った時は、めっちゃ手加減してたんだな。
ていうか、これだけの戦力があっても、ユニオンは負け続けてたのか……。
だからジュイスさんは、これまでになかった一手として風子ちゃんに期待してるのかも。
「待っていろジュイス…」
ヴィクトルはまだジュイスさんのために戦おうとしているんだな。
そのジュイスさんは、アンディと風子ちゃんをもっと仲良くさせようとしてるんだけど。
ヴィクトルとジュイスさんの気持ちすれ違いすぎでは?
ジュイスさんはヴィクトルを「正義も大志もない者」と評した。
ヴィクトルは長く生き過ぎて、正義も大志もすでに無価値になり、今の彼にあるのはジュイスさんに対する執着だけなのかもしれない。
それは案外、ビリー様と同じかも。
正義も大志も無価値になるほどタチアナちゃんが大事……だったりしないかな。
しかし、ヴィクトルがジュイスさんをあきらめていないのに、ジュイスさんは今の仲間に満足し、ヴィクトルが戻ってこなくてもしかたない。アンディと風子ちゃんに仲良くなって欲しい、というスタンスなんだよね。
そう考えると、ヴィクトルが不憫すぎる。
風子ちゃんをしっかり守って、新技までひっさげてアンディ登場! が、かっこよすぎる!
アンディと風子ちゃんのほっぺがくっついちゃってるんだけど、これ、アンディが風子ちゃんの帽子に手を置いて、自分に押し付けてるようにみえる。
ヴィクトルに殺され続けて、めっちゃ怖かっただろうに、気丈にアンディを探し求めていた風子ちゃんが号泣してる。
緊張感から解き放たれて、自分が知ってるアンディの姿に安心して、一気に感情が決壊しちゃったんだろうな。
アンディが上裸なのは、風子ちゃんがそう言ったから、みつけてもらいやすくするためにあえて脱いでたのか、それともこれがデフォルトになってるのか……。
現実のアンディは、自分が「不死」であるということに気づくのに時間がかかっただろうし、自分が何者であるかを知りたい、死にたい、という漠然とした目的だけを抱いて、世界を放浪してたんだろう。
だから、倒したい敵も特になく、気まぐれにブラックオークションを潰せる程度の強さがあれば十分だったし、なにしろ身を守る必要がないから、強くなりたい、という気持ちが薄かったんだろうな。
でも、このアンディは「不死」である自分を知っていて、風子ちゃんと出会う144年後のために、研鑽を重ねてきたアンディなんだ。
風子ちゃんに会うために、風子ちゃんを守るために、144年を費やしてきたアンディ。
そりゃあ、めっちゃ強くなってて当然だ。
ヴィクトルが生きてきた何万年だか何十万年だかわからない時間には及ばないけど。
ヴィクトルがジュイスさんにかける想いは、アンディが風子ちゃんにかける想いと同等かもしれないけど。
今はまだヴィクトルの方がずっとずっと強いかもしれないけど。
風子ちゃんに触れることができたアンディは、ヴィクトルにだって勝てそうな気がするよ。
前回のラストで、風子ちゃんが再会を約束した時、でもこれは現実のアンディと風子ちゃんの出会いのシーンにはつながらないんだよね、って思ってたんだけど、まさかこんな形で、本の中での再会がかなうとは……。
つまりあれは、ロマンチックな妄想ではなく、ちゃんとした伏線だったんだな。
これはもうほんとに思いつかない展開だった。
前回までは、風子ちゃんはどんどん過去にさかのぼっていくだけで、まさか2020年に引き戻されるとは思ってなかったからなあ。
てか、2020年8月1日に風子ちゃんからキスするって約束したよね!
したよね!
いやあ、ヴィクトルからアンディが分離(?)した時の話になると思い込んでたけど、まさかのアンディVSヴィクトル。
現実ではあり得ない夢の対決がみられるとは。
ヴィクトルにしてみれば、自分の分身が風子ちゃんといちゃいちゃしてる姿なんて、みたくもないだろうな、と思うとめちゃめちゃ不憫だ。